そーいえば昨日の更新の時に

「更新のネタに使えそうな本は確保してある」 とか言ってましたっけ、自分(汗)。いやはや、そんなコトまでうっかり忘れるとは、随分と劣化したなぁ、自分の脳味噌ってば(--;
まぁそれはさておいて。えーと、それじゃあまぁ本日はそのストックの中から、つい先日読後感想を書いた 「疾走する青春のパラベラム」 に引き続き、同じく深見真氏の作品で 「ヤングガン・カルナバル」 シリーズの最新作である、「ヤングガン・カルナバル そして少女は消えた」 を、書評とまではいきませんが簡単に取り上げてみたいと思いまっす。


ヤングガン・カルナバル―そして少女は消えた (トクマ・ノベルズ)

ヤングガン・カルナバル―そして少女は消えた (トクマ・ノベルズ)



えーと、とりあえずこの 「ヤングガン・カルナバル」 という作品・シリーズそのものについては、自分が以前に書いた書評とか、あるいはAmazonのレビュー文あたりを参照していただくとしまして、以下今回の作品の内容・感想についてですが。
いやー……実はここだけの話、このシリーズってば、この 「そして少女は〜」 の前の巻である 「ドッグハウス」 と、更にその前の巻の 「天国で迷子」 において、第1部完ということでかなりの大盛り上がりを見せていただけに、この巻から始まる第2部ではどんな展開・盛り上がりを見せるのか、期待と共に結構不安みたいなものもあったりしたんですが。
いやはや、そんな不安は全然不要でしたねー(笑)。まぁちょいとネタバレ的なコトを言ってしまうと、この巻でのバトルのいくつかは銃撃戦ではなく格闘戦がメインとなっていたりする為、“深見氏の書く銃撃戦” を目当てにしていた人にはやや物足りないという感もあるかも知れませんが、でもその分(?)、格闘戦の描写はかなり力が入っていて、これはこれで十分な盛り上がりがあったように思えましたねー。
また、ただ単に相変わらずの派手なアクション描写があったというだけでなく、今回は、これまでにもその存在 (というか生存) が散々匂わされてきたとある人物が今後のストーリー展開に大きく関わって来る・戦いに参戦することが明かされたりと、今後の第2部の展開に大きく期待が持てるカンジの “引き” もバッチリ描かれていて、そーいう意味でも楽しめたというか、今後の第2部の展開に期待を持たせてくれる内容となってましたよ、ハイ。


まぁとにかく、こんなのはわざわざ言うまでも無いことかとは思われますが、これまでの第1部を楽しんで来た方にとっては、今後の第2部の展開に向けて大きく期待が持てる1冊となっておりますので、買って損は無い出来ではないかと思えましたねー。
あ、ちなみに “第2部” とは言っても、登場人物とか設定的には、これまでの “第1部” と同じ・引き続きの内容となっていますので、そちらを未読の方は、まずはシリーズ第1巻のサブタイトル無しの 「ヤングガン・カルナバル」 から読んで頂けますよう、お願い致しまーす m(_ _)m


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