さてとりあえず

仮面ライダー電王」 の初回を見てみたワケですが……ワケなんですがー……。


えーと……ぶっちゃけた話として、個人的には結構微妙だったかなー、と(汗)。や、まぁ変身ヒーロー物の初回としては、決して悪くなかったかとは思うんですけどね。主人公の良太郎の性格、及び行動パターンみたいなものも作中で大体示されていたし、仮面ライダーへの変身手順 & 変身後の活躍ぶりもきちんと描かれていて、玩具の売り上げ向上(苦笑)にもキッチリ貢献していたでしょうし。
ただですねー……まぁ初回なんだから仕方ないかとは思うんですが、何かこう、全体的に演技のぎこちなさみたいなものがかなり強く感じられてしまって(^^;
とは言いつつも、未だこれが初回の放送であって、其々のキャラクターとしてのよりナチュラルな演技とか、あるいは役者としての持ち味を活かした表現ってのはまだまだこれからと考えれば、作品というかストーリー的には悪くなかったと思うし、当面は視聴を続けてみようかなー、とは思っていたりするんですけど……はてさて、この先どうなるか。
まぁ前置きはこれくらいでさておいて、以下、これまでのカブトとかと同様に、適当にストーリーの感想やら無粋な突っ込みやらをー。




仮面ライダー電王


さてさて。とりあえずは、これがこの電王という作品の初回であるということもあって、まずは物語の冒頭っつーか出だしっつーか掴みの部分(苦笑)についてなんですが。
えーと……うん、まぁ何つーかあれだ。斜めになった立て看板を利用してジャンプ & 木の上に自転車ごと着地っつーのは、不幸っつーか最早一種の曲芸だと思うなー、個人的には(笑)。というか、実は何気にこのシーンって、主人公の良太郎が決して運動神経は悪くないということをアピールするシーンだったりするんでしょうか。
で、どうにかこうにか木の上から降りてはみたものの、今度は割れたビール瓶でタイヤがパンク & その勢いで不良っつーかチーマーな人たちの近くに暴走突撃して彼らに絡まれる、と。んー……まぁ確かに、この一連の流れは不幸っぽいよなー……とは思うものの、でもまぁ最近の仮面ライダーならこれくらいのうっかり、もしくはトラブルは日常茶飯事じゃない? とか思ってしまう自分は、これまでの平成ライダー作品に毒されすぎですかそうですか orz


んでもってその後は、偶然拾ったsuicaパスのお陰か、突如現れた謎の電車に出会ったり、未だ名前も名乗っていないヒロイン(?)少女に出会ったり、再度不良に絡まれたりしてましたが。
んー……まぁとりあえず、良太郎が変な鬼のようなモンスター (イマジンとか言いましたっけ) に意識を乗っ取られると、眼と髪の一部の色が変化するっつーのは、決して斬新な表現では無いかもしれないものの、見た目の分かり易さという点では、悪くない演出だったのではないでしょうか。
……もっとも、あの眼の色は、CGではなくカラーコンタクトによるものなのか、不良を返り討ちにする一部のシーンでは、あまり眼の色が変わっていないように思える場面もありましたけど(汗)。でもまぁ、髪の色 & 口調や態度の変化で、乗っ取られているっつーのは十分察することが出来るので問題は無いっぽいですけどね。


そして更にその後は、ヒロイン少女に導かれて……というか半ば強制的に命じられるままに、良太郎は電王へと初変身を遂げたワケですが。
えーと、とりあえず個人的には、ライダーベルトが出現するまでの流れっつーのがよく分からなかった (私が見逃しただけ?/汗) ものの、でもその後の、パスをペルトにタッチして変身するまでの、「よく分からなくてキョロキョロしていたら、偶然パスが触れて変身完了」 という流れについては、「ド素人が初めて変身するのに何故かスムーズ」 みたいな不自然さが無くて良かったかなー、と。どーせ初回にしか使えないネタなんだから、こーいうのは使ってしまったもの勝ちだし(笑)。
ただその後の、変身後に再び鬼のイマジンに意識を乗っ取られて、赤いソードフォームなる姿になるまでの一連の流れっつーのが、これまたよく分からなかったんですよねー……。果たしてあれは、ソードフォームに変身したことで性格が変わった・意識の乗っ取りが生じたのか、それとも、良太郎が意識を譲ったことで、鬼のイマジンがソードフォームへと姿を変えたのか……。まぁこの辺は、ストーリーが進めば追々説明もあるかとは思うんですけどね。


まぁそんなこんなで、とりあえず今回は、敵であるコウモリのような怪物・イマジンの目的もよく分からないままに(苦笑)、剣の刃をブーメランのように放つ技で相手を撃破した電王でしたが。一応次回の話では、電王やイマジンという存在、及びその目的についての説明もあるようなので、次回はその辺の説明が上手に行われることに期待したい、ってカンジですかねー……。
あとは、何やらテレ朝の公式サイトとかを見ると、敵であるイマジンとの戦いの舞台ってのは、“近未来” ならぬ “近過去” がメインとなるようですが、果たしてその辺を上手く表現出来るのか (たとえば、携帯電話が今ほど普及していない時代なら電話ボックスが結構残ってるとか、若者の服装が少し古めの流行のものになってるとか) にも、今後はちょっと注目したいかなー、とか。