年始一発目の感想ってコトで

……まぁだからと言って、何か特別気合の入った感想を書くとか、そーいうつもりは全く無かったりするんですが(苦笑)、何はともあれ、日曜の朝恒例のカブトの感想をー。




仮面ライダーカブト


さてさて。いよいよこのカブトという番組の放送も、残すところ後3回というコトで、何やら新聞のラテ欄とかには 「最終章突入」 などと書かれておりましたが。
えーと、この今回から始まる一連の、カブトという物語の最終エピソードにおいて、重要なキーワードとなりそうなのは、「ZECTの表舞台進出(というかワームの存在の明言)」・「ワーム判別装置の開発及び実用化」・「天道の裏切り(?)」・「ダークカブトと三島のタッグ表明(?)」 ……といった辺りでしょうかねー。


この辺りのキーワードの内、天道の裏切り、というかワーム判別装置を配るZECTへの襲撃に関しては、最初は、レストランに戻って来るひよりを店の前で待っていたこともあって、「これでひよりがワームだとバレると困るから邪魔しようとしているのかなー」 と思っていたんですが……うーむ、放送終了後に改めて今回の話全体を振り返ってみると、どーやらそれだけではないような気もしてくるなー……。
というか、これまでの天道の性格からすると、本当にこのワーム判別装置の配布を止めるというコトだけが目的ならば、さっさとZECT本部にでも乗り込んで、加賀美パパンなりネイティブのボスである根岸なりと直接交渉に移ると思うんですよねー。
それがそうではなく、単に現場での配布や移送のみを妨害し、挙句に (兆弾によるものではあったものの) 自分を慕う蓮華に怪我をさせたりする様を見ていると、実はこの一連の行動には何か別の目的があるのでは……と思えてきて。蓮華への兆弾だって、天道の性格、及び彼の実力からすれば、彼女に当たらないようにすることは可能だったというか、あれは狙ってやったのでは無いかと思えますし。
あるいはこの天道の一連の動きというのは、加賀美パパンの表明によるZECT主体によるものではなく、民衆の声によっての、「ライダーシステムの封印」 を狙っての行動なんですかねぇ。自分がZECTの行動を邪魔することによって、民衆に 「仮面ライダーは危険な存在」 という認識を持たせ、ワーム騒動終結後に誰かがライダーシステムを私的に使うことが無いようにする・民衆の声を受けて封印せざるを得ない状況を作り出す……とか。
一応、そういう思惑に沿っての動いていると考えるならば、あのワーム判別装置配布の妨害に始まる一連の行動というのは、「ひよりの正体バレの防止」 と 「ライダーシステム封印の為の布石」 という2つの目的による行動であるコトで、一先ずは納得が行くような気がするんですが……はてさて、真相は如何に。


しかし、そんな風に天道が動く一方で、加賀美パパンの部下である三島の動きというのも、何やらココに来て一気に怪しくなってきていたりするんですよねー。
これまでにも、何やら意味あり気な発言や行動は多かったものの、今回はそれに輪を掛けて、ライダーシステムの封印やワーム判別装置の開発等に関して明らかに不満気だった上に、後半では、ハイパーカブトにやられたダークカブトこと擬態天道を拾って 「良い土産が出来た」 とか言ってたし……。
果たして、今の三島が目指しているのは何か。そして、彼の思惑は何処にあるというのか。この辺、出来ることなら彼には、ダークカブトと手を組んででも、ちょいと派手に立ち回って欲しいものですねー。


あ、あと動きが怪しいといえば、相変わらず本編との絡みが中途半端絶頂な、矢車隊長と影山によるやさぐれ地獄兄弟ですが。
んー……っつーか、今回ココに来て突然、矢車兄貴が 「白夜」 なるキーワードを口にし始めましたが。果たして、彼の言う闇の中で輝く太陽とは一体何を示しているのか。そもそも、彼ら (というか矢車隊長) は何を目的としているのか。
そして、今回のラストの次回予告の映像では、何やらキックホッパーがパンチホッパーに蹴りを入れているかのようなシーンもありましたが、あれは、いよいよこのやさぐれ義兄弟の決別を意味しているというのか。
前述の、時空を飛び越えて来た擬態天道の今後も含めて、影山が変身するパンチホッパーには、テレ朝の公式サイト内のライダー紹介のよれば 「時空を自在に動き回る敵に叩き込んで原子崩壊、消滅させる」 というショルダーブレードなる装備もあることですし、個人的には、是非とも彼らにももう一活躍を期待したいところですよ、ハイ。


えーと、まぁそんなこんなで、いよいよ残すところあと2回ということもあってか、今後の展開が非常に気になるカブトですが。本当に、このカブトという物語は今後どんな展開を見せるというのか、そして、天道とひよりという兄妹の行く末はどうなるのか。結構本気で次回の放送が楽しみな感じですねー、これは(^^;