んでもって今日もまた

延々と家に引き篭もっていたというコトは、つまりは特に更新のネタも無いというコトだったりするワケでー……。
っつーコトで、まぁ今更ココの更新の為だけに何かニュースとかネタとかをネットで拾って来るのも面倒(苦笑)というコトもあって、一昨日と昨日に引き続き、またしても読んだ本の感想なんぞを書こうかと思う次第なんですが……えーと、実は何気に今日読んでた本って、大半が漫画だったりするんですよねー……。それも、そのほとんどがこのblogで以前に紹介済みの作品ばっかりでして(汗)。
それでもまぁ、一部にはまだココで取り上げたことの無い作品も混じっていたりしたので、今回はその中から、上遠野浩平氏の小説を漫画化した作品で、秋吉風鈴先生の 「ソウルドロップの幽体研究」第1〜3巻を取り上げてみようかと思いまっす。


ソウルドロップの幽体研究 2 (バーズコミックス)ソウルドロップの幽体研究 3 (バーズコミックス)


……というコトで、以下早速読後の感想なんぞを書いてみようかと思ったんですが。えーと……実はこの作品、というかこの漫画の原作にあたる上遠野氏の小説って、既に以前に書評を書いたことがあったりするんですよねー、これが(汗)。
や、勿論小説と漫画というメディアの違い・文章のみでの表現と絵とセリフによる表現との違いというコトで、ストーリーや場景、あるいは登場人物達の心理描写等が分かり易くなっている or 逆に分かり難くなっている箇所は多々あったりしましたし、原作の小説では挿絵になっていなかったようなキャラにも絵が付くことで、作品の全体的な分かり易さみたいなものは上がったよなー、とは思うんですけどね。
とりあえず、漫画になることで、登場人物全員に絵が付くことでイメージが画一化されてしまうという問題点はあるものの、でもその反面、(巻数は増えているものの)「ソウルドロップの幽体研究」 という作品、及びこの世界観への取っ付き易さみたいなものは確実に上がっていると思われるので、その点は評価できるのでは無いでしょうか。個人的には、元々の小説の挿絵と漫画の絵とよく似ているように思えましたし、どちらもストーリーや設定に合った絵だと思えたので。
もっとも、だからといってこの漫画のみで、上遠野氏の 「ソウルドロップの幽体研究」 という作品の全てを味わうことが出来るかと聞かれれば、個人的には確実に答えは “No” だと思ってもいるので、上遠野氏作品全体のファンである自分としては、この漫画を読んで、「ソウルドロップの幽体研究」 という作品、及び上遠野氏という原作者に興味を持たれた方には是非とも、原作の小説の方も読んでもらいたいなー……とか思ったり。
まぁそんなカンジで、結論としては、勿論この漫画単独でも十分面白いかとは思うんですが、出来れば原作の小説の方も併せて読むとなお楽しめると思いますよー……というコトでっ(^^;


→ 合計:066冊(小説32冊 / 漫画25冊 / その他9冊)