まぁとりあえず

昨日は疲労困憊で事実上更新をサボってしまいましたが(汗)、一晩寝たらある程度は回復したらしく朝起きることも出来たので、とりあえずはいつものように、カブトの感想なんぞをー。




仮面ライダーカブト


さてさて。今回のカブトは、前回の話に引き続き、天道妹・樹花の通う学校でのワーム騒動がメインの話だったワケですが。
んー……っつーか、最後にハイパーカブトがちょっとだけ飛ばされた、ひよりがいる皆既日食が起きている異世界 (もしくは他の惑星?) らしきシーンとか、そこに導く鍵(?)となるらしい、パーフェクトゼクターなる剣の扱い & 他のゼクターを集結させての一撃とか、そーいった一つ一つの要素については、それなりに盛り上がり感があったかなー、とは思うんですが……如何せん、本筋のストーリーの方がどーにもイマイチ盛り上がらなかったような気がするんですよねー(--;
そもそも、先週の感想でも同じようなコトは書きましたが、学校の怪談ネタなんて、夏休みの時期に話数調整等で物語に組み込むべきネタであって、物語も既に後半・普通ならばどんどん伏線の回収に走る頃合であろうこの時期にやるようなネタじゃないと思うんですよ、個人的には。しかも、確かに変身能力を持つワームと人物入れ替わりネタの相性が良いのは分かるけど、それだってもう幾度も似たようなネタは散々やった後だから、取り立てて目新しさも無かった気がしますし……。


まぁ、一先ずそんな不毛な愚痴はさておいて。以下、本編中でちょっと気になった、というか突っ込みたいところをチラホラと。
んー……とりあえず一番気になったところとして、果たして、天道妹・樹花は実際のところ阿呆の子なのかそうでないのか、やっぱりイマイチ分からないッスねぇ(苦笑)。キャンプが待ちきれないからと家の中でテントを張る一方で、テストの点数は滅茶苦茶イイみたいだし……。それともあの点数の良さは、天道の教え方が良いからなのか。
あと、例の人間とワームの入れ代わりが起こる鏡の一件の真相は、「理事長がワームの協力を得て学校の名誉を取り戻そうとしていた」 って……。流石にその真相は、学校の教師の質が云々とか色々とリアルタイムで騒がれている今のこのご時勢、いくらネタとはいえ色々と危険過ぎる気がするんですがねぇ(汗)。


んでもってあとは……えーと、矢車隊長と影山って、何で今回登場していたんでしたっけ?(苦笑) っつーかあの2人って、最後にハイパーカブトにゼクターを奪われる為に出て来たサソード神代以上に、今回出て来た意味が無かったような……。
そりゃあまぁ確かに、お守りが壊されてヘコんだりする影山の様は、見ている者に、「あぁ結局コイツは矢車隊長ほどには希望とか未来とかを捨てることが出来てないんだなー……」 と思わせる・分からせる効果はありましたけど……でもそれって、何も無理に今回やらなくても良かったんじゃないかしらー、とか言ってみたり。
や、まぁあの負け犬義兄弟コンビそのものは、変身後のダブルホッパー姿も含めて個人的には結構好きだから、登場してくれたらくれたで嬉しいんですけどね。でも、どーせ登場させるなら、もっと意味のある出番・シーンを彼らに! というのもファン心なワケでー(^^;


まぁとにかくそんなこんなで、とりあえず前回と今回の話を通じて、パーフェクトゼクターなる武器のお目見え & 超必殺技のお披露目が為されると共に、本当にひよりは皆既日食の起きている場所 (というか空間? 時間?) にいるというコトが分かったワケですが。
んー……まぁ流石に今回のような、ちょいと本筋のストーリーに魅力を感じられないような話が何度も続くということは無いようで、次回予告を見る限りでは、どーやら次回はドレイク風間が主役となる話で、比較的私好みの話になりそうな雰囲気っぽいので、とりあえず次回はもうちょっと期待が持てますかねぇ。
もう物語も後半、というかもうちょっとで終盤ってコトを考えると、ここからはあまり露骨に息抜き的なエピソードは出来るだけ挟まず、最終話に向けてしっかりと物語を盛り上げて欲しいなー……と個人的には思ったり。