日曜というコトで

先ずは、何は無くとも 「仮面ライダーカブト」 の感想をー。




仮面ライダーカブト


さてさて、っつーコトで今回のカブトの感想ですが。
いやー、久方振りの登場でしたねー、矢車隊長。しかしまぁ、何だか妙にやさぐれてしまったというか、すっかりキャラが変わってしまって(汗)。オマケに口癖も、以前の 「パーフェクトハーモニー」 から、「どうせ俺なんて……」 とかいう、捻くれ系というか、脇役的ライダー達の心の叫びをあまりにもストレートに表現(苦笑)したものに変わっちゃってるし……。
果たして、矢車隊長に一体何があったというのやら。まぁ恐らくは、あのZECTの三島にでも何か吹き込まれて、その結果あんなキャラになってしまった……とかいうオチなのかなー、とは思うんですけどね。


まぁとりあえず、久方振りの矢車隊長をイジるのは一先ずさておいて。天道カブトとか、他の面々の今週の動きについてですが。
んー……今回、天道があれだけムキになって各ライダーのゼクターを集めようとしていたのは、ひよりの正体がワームだというコトを知られてしまった以上、ワーム殲滅を掲げるZECTとライダーがいたのではひよりは今後平穏無事に生きられないからであって、全てのゼクターを自分が奪い集めることでZECTを潰すのが天道の真の目的、ですかー……。
や、まぁ確かに一応は、その考えっつーのは一定の筋は通ってるとは思うんですが……でも、相手は何しろ天道だからなぁ。何つーか、いくら重度のシスコン(苦笑)で、ひよりの為なら世界とだって戦う男だとはいえ、本当にそれが・それだけが目的だっつーのは、あまりにも単純過ぎる気がするんですよねー。
勿論、ひよりを狙う可能性のある全てのライダーを倒すというのも、それはそれで天道にとっての目的の一つではあるんでしょうけど、何か他にも狙いと言うか目的があってもおかしくない、というか彼ならあるべきだ(笑)とか思うんですが……果たして、真相や如何に。


……しかしそれにしても、これまで “金” というものへの執着というかその概念そのものが薄かった男が、一旦それに拘りだすようになるとここまで愚かになるものなのか(苦笑)、神代サソードめ、まさか 「ゼクターと同じ重さの純金」 とかで売るならまだしも、同じ重さの現金 (万札) でゼクターを売ってしまうって……アンタは、どれだけ底無しの阿呆かっつー話でー(^^;
しかしそれだけ阿呆であるにも関わらず、そのゼクターを売り払って得た金 + αで爺やが買い戻してきた剣でサナギワームを倒してしまうというのだから、ある意味では非常に恐ろしい男やねぇ、神代め(笑)。
というか、まぁ相手が所詮はサナギワームで、戦闘が長引いたり派手にダメージを受けたりしなかったからかも知れませんが、サソードに変身しなくてもワームが倒せて、んでもってこれで自身がサソリワームに変身する恐れが無いのなら、神代は生身のままで戦った方が良いんじゃないのかしらー(^^;
……あ、あと、これは恐らくは中の人 (というかドレイク風間を演じる加藤和樹氏) のスケジュール等の都合もあったんでしょうけど、出番の無いままにゼクターを持って行かれてしまった風間は今回一番哀れだと思いました、とか(笑)。


まぁ今回は他にも、(ZECTを潰す為に) またもや突如ZECTに入隊した天道に何やら怪しげな副官の女の子が付いたり、結局何故三島や天道たちは渋谷廃墟から何処かの浜辺へとワープしたのか等、色々と伏線らしきものや細かな謎っぽいものとかがあったりもしましたが。
でもとりあえずは、矢車隊長再登場おめでとう & キック主体の戦闘も見栄えするし、意外と格好イイね今度のキックホッパーライダー(ただし足の奇妙なジャッキ除く/苦笑) っていうのが今回の総括的感想というコトでー(^^;