ところでそれはそれとして

今日は日中、外出ついでに本屋に寄って、うめ先生の作品 「東京トイボックス」 の第2巻を買って来たんですが。


東京トイボックス 2 (モーニングKC)

東京トイボックス 2 (モーニングKC)



……えーと……何と申しますか、そのー……。確か昨日発売のハズなのに、2〜3件本屋をハシゴしても見付からず、挙句の果てには漫画専門店に近いような本屋にまで無かった時には、あるいはもしやと思ったんですが……。
確かにストーリーは第2巻でキッチリ区切りになってるというか一応完結してますけど、でも、第1巻にあった登場キャラクター紹介がほとんど活かされてない & 主人公・太陽と仙水との因縁も明確には描かれてない・説明が作中で行われなかったってコトを考えると、ぶっちゃけた話、実はコレって打ち切りエンド & だから本屋に第2巻がほとんど流通しないとか、何気にそーいうオチだったりしますか、もしかして?(汗)
あるいは、この作品らしくゲーム的な表現をするのであれば、

*ルート選択 / どちらを選びますか?
     : 「○○編」という形で新たな展開をしつつ連載続行
    : 今のストーリーを第2巻までで終えて作品打ち切り

……ってなカンジで後者を選択してしまったとか、そんなカンジ?(--;


いやー……まぁ確かに、扱ってる内容というかテーマが、ゲーム作製の厳しさとかそれを取り巻く人間関係とか、掲載誌がモーニングって割には異色な内容だよなー、とは思いましたけどねー。
でも、そりゃあまぁ主人公達の設定とかは一風変わってましたけど、そこで描かれているコト自体は、何処の社会・業界にでもありそうな、色々とリアルだったり痛みが不可避であったりする現実的なもので、決して荒唐無稽ではない面白さってのがあったと思うんですけどねぇ。……でもやっぱり、売れなかったのかなぁ、この結末ってコトは……。


……えーと、何だかまとまりがないというか、ダラダラと愚痴をこぼすような文章になってしまいましたが(汗)。
まぁとりあえず、いつも来て下さってるにせよ偶然迷い込んだにせよ、こんなネットの僻地的なblogに訪れて下さった & こんな支離滅裂気味な文章まで目を通して下さっているような素晴らしい器量の方は、何が何でも一度はこの作品を読むべきなんじゃないでしょうか、とか突然言ってみたり(笑)。
や、でもホントの話として、ここで自分がどれほどの美辞麗句を並べても足りないと思えるくらいに、個人的には非常に良い作品だと思うんですよ、えぇ。
あと、これまた個人的な意見ではあるんですが、何気にこの作品って、単にゲームが好きだとかいう人だけでなく、日本橋ヨヲコ先生の 「G戦場ヘヴンズドア」 とか、あーいう系統の独特の痛みみたいなものがある作品が好きだって人にもオススメしたい作品だよなー、とか思ったり。絵のタッチでも似た部分が結構あったりすると思うので、あれが好きな人ならば間違いなくオススメだと思うんですよねー、コレ。
まぁとにかく、少しでもこの作品に興味がある・関心を抱いたという方は、とにかく読むべきだと思いますので。迷うくらいなら買ってしまおう & 読んでしまおう、ってカンジでー(^^;


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