土曜なのでー

何は無くとも、今週もまずは 「BLOOD+」 の感想からー。




BLOOD+


さてさて、それでは今週放送分の感想ですが。
んー……とりあえず、今回のアバンは大して面白みも新たな情報の発見も無かったようなのでサクっとスルーしまして。
えーと、何やら今回、ここ最近胡散臭さが富みに増しているアンシェルが、ベトナムのファントム学園長ことカールに対して、「愛しい弟」 なんていう言葉を使いつつ、彼の独断暴走を宥めてましたが。
んー……っつーか、一応口では 「愛しい弟」 とか言ってましたが、多分アンシェルってば、既にファントムのことなんざ見捨ててる・常に暴走気味で扱いにくいのでサッサと死んでくれとか思ってるっぽいよなー、とか改めて思ったり。
っつーか、そういう意味では実は今回の話って、小夜とディーヴァの久方振りの再会云々ってよりも、ファントムに死亡フラグが立ったことの確認的な話だったりしますか、もしかして?(^^;


あ、ところでそのディーヴァなんですが。
いやー……何かここ数話ほど、ディーヴァの顔形に違和感を感じると思ったら、一年前にリクを取り込んだ (というか色んな意味で“喰った”/汗) ことにより、今のディーヴァってば、ポスターの画像とかで世間一般に認知されているリクに似た少年の姿と、本来の小夜にも似た少女の姿と、2つの異なる姿を持ってたんですね(汗)。
いやはや、一応は毎週欠かさず番組を観てる & 感想まで書いてるっつーのに、今の今までそのことに気付かなかったとは……。何つーか、我ながら心底いい加減ですね、ハイ(--;


まぁ、とりあえずそのディーヴァの話は一先ずさておきまして。
そーいえば今回は、いつのならば毎回々々邪魔者扱い・お邪魔虫扱いされている岡村カメラマンたちが、デヴィッドに何やら情報と写真を提供して彼の単独潜入を助けるっつー場面がありましたが。
しかも、そのシチュエーションが地下鉄のプラットフォームで情報の遣り取り……。うーん、ベタですけど良いですね、こーいう雰囲気作りは。まぁ願わくば、更にこれに 「互いがベンチの端と端に座って独り言っぽく会話」 とか、「写真はゴミ箱に捨てたのを後で回収」 といった要素が加わると、より一層自分的には好きなシーンだったんですがー(全体的に中二病的発想)。
んでもって、その情報の提供を受け、デヴィッドは単身武装もせずに研究所へと潜入したワケですが……って、アッサリ正体バレてるしー & ジュリアさんに再会したりもしてるしー(汗)。しかし、やはり時の流れは残酷だということなのか、何だか1年前に比べて随分とデヴィッドに対して冷淡ッスね、ジュリアさん。
……ところで、そのジュリアさんと再会を果たした後の、デヴィッドが (研究所の指揮を執っていたらしい) アルジャーノを人質に取るシーンなんですが。あー……うん、まぁ確かに、「人間の血管の場所が正確に分かればボールペン1本でも人は殺せる」 とかってのは (フィクションでは) よく言いますやーね。……まぁ今回のデヴィッドの場合は、多分にハッタリっぽいですけどねー。
しかしそれにしたって、自分が戦闘力に乏しいことは明白なんだから、アルジャーノはもうちょっと自分の行動ってヤツから隙を減らすべきだと思うんですがねぇ(苦笑)。っつーか、辺り構わず誰にでもキャンディーを勧める真似は止めなさい、っつー話で(^^;


で、そうやってデヴィッドが一人で色々と立ち回っていた頃、何やらコンサート会場へと遊びに行っていたディーヴァは、リクの顔でアカペラ独唱 & そこへ小夜が襲撃に登場、と。
んー……とりあえず今回の戦闘シーンについては、カイの銃撃による天上梁(?)落としのサポートなんかは、攻撃力・決定力に欠けるカイがどうやって小夜の手助けをするかという点において、それなりにちゃんと考えられた工夫になってて良かったなー……と思う反面、そのカイの工夫に比べて、所詮は真正面から斬り合うだけという小夜の戦闘スタイルは、あまりにもガチンコ過ぎて、前回の新旧シフ同士の戦闘であった高速戦闘よりも更に単調な印象が強いなー、とか改めて思ったり。
この辺、もうちょっと毎回の戦闘で色々と工夫っつーか “魅せ方” みたいなものがあるとより面白いような気もするんですが……はてさて。
……ところで、戦闘が終わった後、傷付いた小夜がハジの血を飲むシーンについてなんですが、吸血行為そのものがどうこうというよりも、他人(カイ)の目がある所で、他の男(ハジ)の首筋に噛み付くっつー小夜の行為が妙に背徳的でエロスいと思ったのは私だけでしょうか(苦笑)。


まぁそんなこんなで、結局今回の話は総括としては、其々、小夜とジュリアという、自分が守るべきだと思っていた相手の変貌を目の当たりにし、そして、彼女を守れなかった自らの過去に後悔の念を抱かずにはいられない男が二人……ってなカンジだったワケですが。
んー……何つーか、ルイスの最後のセリフを借りるまでも無く、その辺のダメっぷりはそっくりッスよねー、カイとデヴィッドって(苦笑)。まぁ其々、再びその大事な人を取り戻すべく、精々足掻くっきゃないよなー……とか言ってみたり。
……ところで今回、前回済し崩し的に小夜と共闘体制を組んだ旧型シフたちは何処に行ってたんでしょ?(汗) 別行動でもしていたのか、それともスタッフに忘れ去られていたのか。まぁ何にせよ、旧型シフの皆様におかれましては、恐らくもう寿命 (というか活動限界) は長くないと思われるんだし、精々今の内に頑張って活躍しなさい・スタッフも活躍させてやって下さいよー……とか思ったり。
とりあえず、今週はこんなカンジでー。