日曜の朝なのでー

まずは、何だかんだ言いつつも結局は視聴を続行している(苦笑)カブトの感想からー。




仮面ライダーカブト


さてさて。まずはいつものように、オープニング前のアバンからですが。
んー……とりあえず、前回のラストで “引き” になっていたライダー同士(カブトvsサソード)の対決については、これまたいつも通りの引き分け・決着着かずで終了、と。まぁ予定調和ですね、ハイ(苦笑)。
あー、でもまぁ、「カブトが圧倒的な強さで他のライダーを倒す → 他のライダー逃亡で戦闘終了」 ってなパターンではなく、「カブトこと天道が変身解除 & 説得で戦闘終了」 ってなパターンはちと珍しかったかなー。ただし、これもあまりにも繰り返しすぎるとマンネリ化するので注意は必要かと。


んでもって、続いては今日の本編へ移りまして。
えーと、とりあえず前半部分・Aパートに関しては、今回は正に 「世間知らずのぼっちゃん(でも年齢は既に二十歳)街を行く 〜ギャグ風味編〜 」 ってなカンジだったワケですが(苦笑)。
っつーか、まぁ所詮は本来は子ども向け番組だし、あまり色々と細かく突っ込みを入れるべきでは無いのかも知れませんが……しかしそれにしたって、精肉店で商品買占め &(晩飯で使うって言ってるのに)宅急便で送れとか、普通に車が走っている道路を平然と横断とか、ここまで来ると 「俺様な性格」 とか 「世間知らず」 っつーよりは、最早単なる 「社会不適合者」 なだけって気もしてくるんですがー(--;
や、だからと言って別に、カブトという作品にギャグの要素はいらないとか、そーいうワケでは無いんですけどね。ただ何と言うか、もうちょっとこう、見てて素直に楽しい・現実感を適度に失わない程度のギャグで済ましてくれる方が個人的には好みかなー……と。まぁ、こんなのは所詮は個人の好みの問題ですけどね、えぇ。
あぁ、あとついでに言うならば、(一応後半でザビーが出て来たりするのに必要なシーンではあったんだろうけど) 今回の話においては、影山は別に居なくてもイイ・要らない子だったんじゃないかなー、とか思ったり。岬のピンチだって、彼女がワーム相手に逃げ惑う所に、慌ててカブトが駆け付ける……とかでも良かったんじゃないかなー、とか個人的には思うんですよねー。
あ、でもその一方で、加賀美パパンの 「ちょっとビックリ」 は非常に良いシーンだったと思いますよ、えぇ(笑)。


そして後半では、何気に結構シスコン (一応、隠れシスコン?) な天道が、妹を怪我させたというコトで同じくシスコン (んでもって、こっちは結構大っぴらなシスコンと/苦笑) な神代を殴ったり、2人でピアノのセッションをしたりした後は、いつものようにワームとの戦闘と相成ったワケですが。
えーと、一応ここでようやく明らかになった真相としては、岬とかが怪盗シャドウなどと名乗って盗みを繰り返していたのは、本当に金銭が目的だったのではなく、何故か盗人ばかりを狙うワームがいるのでそいつを誘き出す為の作戦だった、と。
……っつーか、それならそれで、最初から警察と手を組むとか、それが無理でも、もうちょっとこう上手く盗みをやる・厳重な警備を敷かれて間一髪な状況に陥ったりはしないようにするといった工夫があっても良い気がするんですけどねぇ(苦笑)。何故にまた、わざわざ予告状を出したりする等、あれほどまでに目立つような手口を取ったのやら。
まぁあるいは、ワームが人間、この場合は警察官や警備員に化けている可能性ってのを考慮して、そのワームを誘き出す為に・ワームに犯行時間や場所を教える為に予告状を出したりしていたとか、そうでなくとも、怪盗シャドウという名前が有名になれば向こうがこちらを見付けやすくなる・囮としての効果が上がるというコトで、敢えてそうやって目立つような手口ばかりを取っていた、っつー可能性もあるとは思うんですが……もうこの辺は、完全に見ている側が想像で補完しないと答えが出ない演出なんですよねー……(--;
っつーかまぁ、本来が子ども向けである番組に対して、そうやって一々細かいツッコミを入れたり、不自然に感じるシーンがあったからって、無駄に必死になって脳内補完に励んだりするなんてーのは、やっぱり野暮なコトってカンジなんでしょうけどね、えぇ(苦笑)。


えーと、何やら大幅に本筋から離れてしまいましたが、まぁ気を取り戻して & 話を元に戻しまして。
その後、カブトとサソードの二人掛かり河原でワームを倒した後は、何やらサソードが一人でフラフラと街中へと消えていってしまったワケですがー……って、ライダー変身が解けたと思ったら、今度はワームになってるーっ! っつーか、貴様は何処のオルフェノクじゃーっ!!(苦笑)。
まぁ、そんなツッコミは一先ずさておいて。んー……っつーか、神代のお姉さんを殺したのがサソリ型のワームで、んでもってその仇を討とうと戦う神代の変身するライダーがサソリ・サソードという時点で、何か因縁めいてるなー、とは思っていたものの、まさかその神代自身がワームに変貌するとは。
何れにせよ、果たしてこれは、神代 = ワームというだけなのか、それともあるいは、ライダーシステムとワームの間には何か関連性があるというのか。まぁとりあえずは、これでこの先のストーリー展開が、数年前の仮面ライダーである555に出て来たような、「オルフェノク(もしくは、前々作の敵であるアンデッドでもこの場合可かも)・化け物と、ライダー・人間の共存」 みたいな安易な方向性のみに流れたりしないよう願うばかりですよ、ハイ。……っつーかこれで、今後の展開がまんま仮面ライダー555仮面ライダー剣のストーリーの焼き直しだったら、いくら脚本家や監督といった作り手の面々が被ってるとはいえ (むしろ被ってるからこそ) 流石にキレますぜ、ホントに(--;
あ、あと次回は、とりあえず今回のこの神代の変貌については一時中断なのか、何やらまたまた新しいライダーである “ガタック” とやらに関するエピソードが中心となるみたいで。まぁ、既にネット上ではそのガタックの正体・適合者についても既にネタバレ情報が出たりしてますが、とりあえずその辺は知ってても言わぬが花ってコトで、このblogでは、素直に次回を展開を待つ方向でー。