日曜の朝なのでー

何は無くとも、例によってまずはカブトの感想からー。




仮面ライダーカブト


さてさて。とりあえず今回のオープニング前のアバンは、いきなりの新キャラ・神代なる男の登場から始まったワケですが。
えーと……すみません、カブトはいつからコメディードラマ作品になったんですか?(汗) っつーか、とどのつまりは、この神代って男が 「名家で金持ちで何ともイヤな感じの第一印象を持つヤツ」 だというコトを表現したかったんだろうけど……それにしたって、ちと表現がベタ過ぎだったりくど過ぎだったりしたよーな(--;
そして、砂浜の中からサソリ登場 & 神代が新ライダーに変身、と。んー……まぁ、相手はサナギワームばっかりだったし、キャストオフとか本格的な戦闘は後半に持ち越しってコトで。
……それにしても長いアバンだったなぁ、今回。


で、オープニング明けての本編ですが。
えーと、ZECT本部での会話の内容からすると、あの神代とかいうサソリライダー (仮面ライダーサソード) は、ZECTには所属しないがワーム退治には協力する・それで報酬金を受け取るという契約をしてる、と? むー……何つーかZECTも、自分たちに所属・協力しないカブトは倒すけど契約ライダーはOKとは、何か色々と曖昧というか、この辺がいい加減やねぇ。
それともやっぱり、ZECTとカブト、というか天道の間には何か因縁があって、実は 「ZECTに協力しないライダーは〜」 ってのは建前で、本当は別のその因縁とかの関係で天道だけは抹殺せねばならない……とかなのかしら。


まぁ、とりあえずこの今の段階では答えの出ない考察はさておいて。
ここで視点はまたいつもの天道たちの方へと戻って、今回は何やら、天道がサッカーの助っ人に入る、とかいう話になったようですが。
えーと……まぁ、その対戦相手に神代・サソードの中の人がいるっつーのは、一種の “お約束” ということでさておきまして。しかしまぁ、それぞれ根本的な部分では色々と違うようですが、表面的な性格と言う点では、正しく “俺様系” が2人……。うん、そんな2人を見てるのは加賀美たちも疲れるでしょうけど、見てて一番疲れるのは視聴者だと思いますよ、えぇ(苦笑)。
それにしても、1対1での試合って……。それは最早、サッカーでは無いと思うんですがー。っつーか、天道が何を考えてそうしたのかは知りませんが、普通に考えれば、パスワークも無ければ攻守の切り換えもないって時点で、サッカーにおいては、たとえ対戦相手が一般人11人であっても、どうやっても天道は勝てないとか思うんですがねぇ……。
もっとも、そうやって自分が相手を挑発すれば、それこそ神代みたいな阿呆が 「だったらウチも俺一人でやってやらぁ!」 と言い出すと読んで行動したのだとすれば、それはそれで完全に天道の計算勝ちですが……あまりにも勝率の薄い計算ッスからねぇ、それは(^^;
で、結局この俺様系2人はサッカー (と呼べるのか、あれは?) の後も、バスケやらバレーやらで延々と勝負を続けてたみたいですが……そんなバカ2人の試合をずっと見届けるとは、ボクっ娘・ひよりも加賀美も、付き合いが良いというか暇ッスねぇ(苦笑)。


そして、この2人の対決が一区切り付いた後は、続いてBパート・後半への話は移ったワケですが。
えーと……怪盗シャドウ? あのー、前半と後半でストーリーが別物になっているよーな……。っつーか、私どこかで15分ほど番組を見逃しました? もしくは、無意識の内にチャンネル替えたりしてました?(苦笑) や、でもホントにそう思えるくらい、あまりにも突然話が変わったように思いましたよ、えぇ(--;
んでもって、その後の話を要約すると、つまりその怪盗シャドウの正体っつーのは加賀美の先輩である岬であって、そして更には、2人の上司である田所はその事実を承知済み、というか岬に手を貸したりまでしてる、と。
んー……まぁ、恐らくこの先の話において、何故彼女がこんなことをしているのかについては説明が為されるんだろうとは思いますが……それにしたって、その正体が分かる直前に天道が 「人のものを盗む奴はもっと大事なものをなくす」 とか言ってる傍から、どちらかと言えば天道の味方である岬や加賀美が窃盗行為って……。何つーか、折角の格言なのに色々と台無しな気が(汗)。


そしてその後のラストシーンは、カブト vs サソードという、何だか 「またそれかよ……」 的なカンジの拭えないライダー同士のバトルシーンでの締めとなったワケですが。
うーむ……とりあえず全体的な感想としては、ラストがまたライダー同士の戦闘 (それも、結局は今回も済し崩しに引き分け決着になりそうな予感たっぷり) だというコトへの不満・マンネリ感もあったりするんですが、でも今回はそれ以上に、前半と後半であまりにもストーリーが違うコトへの不満の方が大きかったですかねぇ……。
勿論、今回の話がこんな微妙な構成になった背景には、サソードこと神代の過去についてのエピソード、あるいは、何故岬がそんな泥棒なんかをしているのかについてのエピソードだけでは、どちらもそれ単品で30分という時間を持たせるのは難しい・30分で一気に話を進めてしまったのでは、謎を視聴者に投げ掛けるという “引き” に使えなくなってしまう、という考えとかもあるんだろうなー……とは思うんですけどね。あるいは、この2つの話が根っこで繋がってる、という可能性も無いワケでは無いですし。
でもやっぱり、それを考慮したとしても、流石に今回の話はちと強引だったなー……とか個人的には思ったり。何つーか、そうやって2つのエピソードを1話の内に詰め込むというのなら、もうちょっと上手に繋げるというか、あまりにも話が切り替わることへの違和感を少なくして欲しかったなー……ってカンジでして。
もっとも、「じゃあどうすれば良かったのよ?」 についてまでは考えが至らない・回らないのが、素人の感想の悲しい所、もしくは無責任な所だったりするんですけどね(汗)。
まぁそんなこんなで、とりあえず次回はほとんど今回の話の後編のような位置付けみたいですし、今回感じたこの微妙な感じやら何やらがどこまで解消されるのか、その辺にも期待しつつ、待て次回ってコトでー。