あと忙しいとは言いつつも
それでもまぁ、行き帰りの通勤電車の中とか寝る前のちょっとした時間とかで、小説やら漫画やらを読み進める程度の余裕はある(苦笑)というコトで、ここ数日ほどは、「皇国の守護者」 っつー漫画をちまちまと読み進めていたんですが。
- 作者: 伊藤悠,佐藤大輔
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/03/18
- メディア: コミック
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- 作者: 伊藤悠,佐藤大輔
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/09/16
- メディア: コミック
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……いやー、まぁかく言う私自身も、この漫画の存在を知ったのはネットでの情報・評判を通じてなので、あまりここで偉そうなコトは言えないんですが。いやはや、流石にネット上で良い評判が結構流されるだけあって、かなり面白い作品ですねー、コレ(^^;
明治〜大正時代の日本を髣髴とさせる国、<皇国>。その<皇国>へと、旧ソ連を思わせる大国、<帝国>が突如として来襲し侵略を開始する。あまりに強大な<帝国>軍を前に<皇国>軍が敗走する中において、新城直衛中尉が所属する、サーベルタイガー (剣牙虎) を相棒とする第二中隊は、生き残った面々の撤退支援として殿を任される……っつーのが、とりあえずのストーリーなんですが。
絵柄にはちとクセがあるというコトで、その辺はやや好みが別れるところかとは思うんですが、それでも、恐らく原作の雰囲気や文章の流れ等を (そのまま作画に組み込んでしまうだけでなく) 上手く活かしているんでしょう、仮想戦記モノで尚且つ主人公達が敗走する様を描いているというコトで、ややもすれば過剰に暗かったり重い雰囲気になってしまったりするところを、シリアスで時に非情とも思える言動といった味付けはしっかりと残しつつも、絵柄のコミカルさ的なものでそれを上手に包んだりしている辺り、これは上手に漫画化されてる作品だなー……と、本当に心底感心させられる出来になってると思いましたよ、ハイ。
とりあえず、本屋の店頭にあったのが第1巻と第2巻だけだったのでそこまでしか買ってない・読んで無いんですが、どーやら今年の3月か4月頃に第3巻まで発売されているようなので、折を見てそれも読みたいッスねー……。
まぁとにかくそんなカンジで、とにかくオススメの作品であることに間違いは無いので、この独特の時代設定とか仮想戦記モノというジャンルとかがOK・少しでも興味を持てるという方は、もし機会があったら是非とも一読して見ることをオススメしますよー。
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