昨日に引き続き

昨日の 「BLOOD+」 の感想に引き続き、ちーっとばかり更新時間が遅め・遅れておりますが(汗)、まぁ恒例なんでとりあえず書いておこうってコトで、本日の更新は、まずは 「仮面ライダーカブト」 の感想からー。




仮面ライダーカブト


うーむ、先週の時点では “あるいは……” と多少は本気で思っていたんですが、流石に 「実はあのワーム容疑の医者は双子」 説は有り得ない・ZECTでも調査済みだったようで(^^;
しかし、その医者の本物か偽者かの判別方法が 「手術前のビンタの有無」 って……。ワームも、普段のタフさを考えればどーせそれくらいじゃあ痛くも痒くも無いんだろうから、そこまできっちりと真似とけよなー(苦笑)。っつーか、そもそも酒に酔うんでしょうか、ヤツらは?
それと、1ヶ月待ってくれっていう本物の医者のおっさんの言い訳も微妙に謎ですよねー。本当に、1ヶ月経ったら自分は殺されるかも……とか思ったのならば、それまでに、今担当している患者を他の医者に回すとか、何か色々とやるべきことはあったでしょうに、それっぽい描写は一切されてなかったように思いましたし……。
この辺、何故ワームがたかだか人間1人の為に1ヶ月も猶予を与えたのかも含めて、何つーかよく分からない感じですねぇ。あるいは、この辺の奇行が、ワームという生物の目的とか存在理由とか、後にそーいう伏線として繋がれば良いんですが……まぁ、どーなりますやら。


あと、医者っつーか病院絡みとしては、いきなりのシャドウ隊長就任に続いて、天道ってば今回は医者にまで成り済ましてましたが。
……あー、うん。もう何つーか、そーいう奇天烈さというか有り得なさというか、とにかくそーいうのは普通にアリなのよね、井上敏樹氏の脚本の場合……。何か、もうそういうものだと思えばそんなコトは気にならない、むしろその世界観に付いて行ける者だけが楽しめるのが平成ライダーなんだなぁ、と今更ながらにつくづく実感してみたり。
しかしそれにしたって、まぁ今までの話での性格付けから言って本気で、加賀美を危険な目に遭わせるつもりは無いだろうとは分かっていても、あんなあやふやな体調不良を訴える患者を検査 → とりあえず手術っつーのはちとはっちゃけ過ぎやろー、とは思ったり。


……あれ? ところで、天道のシャドウ隊長就任と言えば、何気にシャドウって 「隊長 = 仮面ライダーザビーに変身出来る人物」 って組織じゃ無かったのね。いや、てっきりこれまでの 「矢車がザビーの資格LOST → シャドウ解散」 の流れから言って、そーいう仕組みなのかと思ってたので。
あと、天道のいきなりのシャドウ隊長就任って、天道の実力云々以前に、やっぱりカブト = 天道というコトを知るZECT上層部の思惑とかが当然あったんでしょうねー。しかし、一時は 「ZECTメンバーではないライダーは抹殺」 とか言ってたのが、今回のラストで天道がシャドウから無断で離脱してもあっさりとそれを認める・追おうともしない辺り、何か色々と怪しいカンジっすよねー。前述の今回のワームの奇行と合わせて、この辺も後の展開の伏線になっていれば良いんですけどねぇ、ホントに(苦笑)。


まぁそんなこんなで、その後も色々あった後に、今回のラストは、結局3人も居た偽医者・ワームとの戦闘と相成ったワケですが。
……うーむ、何か今回、影山ザビーは前回までの活躍ぶりに比べて急に弱くなった (今回の話の中で、皿洗いを命じられる等色々と精神的に弱っていたのが弱体化の理由とかなのかしら) と思っていたら、ワーム相手にあっさり敗北 & ザビーゼクターはまたまた所有者の移行ですか。
んでもって、新たなザビーとなったのは、これまで散々、謎のオフィスっぽいシーンに登場しては “あからさまに裏から手を引いてる感(苦笑)” をバリバリに出していた、三島とかいうおっさん (というには少々若い気もしますけど) だったワケですが。……っつーか、それだけの実力があるのなら、本気でワームを倒したいなら自分で頑張ればイイじゃん、ってのは禁句ですか、この場合?


まぁ何はともあれ、かくしてザビーゼクターの所有者はまたまた移行すると共に、天道の気遣い・本人に気付かれないようワーム退治の手柄を譲ったことで加賀美も無事にZECTに戻ることとなったようですが。
あー……とりあえず個人的は、この天道の気遣いというか、加賀美に自信を持たせようかというこの態度・演出は結構良かったなー、とか思いましたねー。何つーか、冷静に考えればどう考えてもその銃じゃワームは倒せないって分かるだろうに、それでも自分がワームを倒したんだと喜ぶ加賀美の無邪気っぷりとか、それを見て皮肉っぽい独り言は呟くものの黙ってその場を立ち去る天道とか、その辺は其々のキャラクター性が良く出てるように思えましたよ、ハイ。
そして次回は、今回は何だか微妙に影の薄かったドレイクこと風間と、その保護者(苦笑)のゴンがメインの話になるっぽいですが。果たして、今回のラストシーンで怪しい動きを見せた影山は本当に幼女誘拐に走るのかとか、その辺に着目ってカンジですかねぇ次回は(笑)。
とりあえず総論としては、天道の医者への成り済ましとかは流石にちと閉口したりもしたものの、まぁ今回の話は全体としては比較的見れる方だったんじゃないかなー……とか思いつつ、本日の感想はこんなカンジでー。