色々と物思うところはあるんですが

えー……まぁ例によって例の通り、日曜の朝ってコトでまずはいつもの仮面ライダーカブトの感想なんですが。んー……正直、個人的には今回は思いっきりスルーしたいような内容だったんですよねー……。まぁもうちょっとぶっちゃけて言うと、個人的には好みのストーリー展開では無かったなぁ、とかそーいう感じで(--;
まぁそんなワケで、でもまぁ一応は定番の更新ってコトで感想は書こうと思うんですが、多分今回は全般的にやや批判的な物言いが目立つ文章となっているかと思われますので、申し訳ありませんが、そういう物言いがお嫌いな方はここで引き返す、もしくは読み飛ばして頂けますよう、何とぞよろしくお願い致します m(_ _;)m




仮面ライダーカブト


さてさて、とりあえず事前のお断り・前置きも終わったということで、以下結構ぶっちゃけ気味の感想ですが。
まず今回の冒頭は、前回の引きからというコトで、3人のライダー同士での対決からスタートだったワケですがー……って、相変わらず結局は 「軽くぶつかり合い → 何となくそのまま終了」 って流れなのね……。っつーか、いい加減にこのオチにも飽きたので、こーいう結末になるのならもうそんな対決シーンとか敢えて作らなくてもエエんちゃう? とか思うのは自分だけでしょうか(--;


で、それが終わった後は、何やら前回自分が囮にされたことで 「今の俺はZECTに必要とされない人間なのか」 と、加賀美が思いっきりヘコんだりしてたワケですが。
んー……まぁ確かに、あれだけあからさまに自分を囮に使われた、っつーか 「お前なんか死んでも構わない」 的に扱われたんじゃあ、そこから抜け出す・そんなポジションを脱却するには、自分がワーム退治に役立つってコトを示すしか無い、だったら自分一人でもワームと戦えるところを見せてやると奮い立つ、って流れ自体は良いと思うんですけどね。
でもだからって、そのワーム捜索の為にZECTの機密情報と思しきデータの入ったノートPCを持ち出すっつーのは、その前にちょっと出て来た妙な酔っ払い医師といい、どーにも職業倫理とか危機意識ってヤツが壊れ過ぎだと思うんですがー(汗)。っつーか、たとえどれだけ腕がイイとか言われていたとしても、自分なら酔っ払った医者の手術なんざ受けたく無いとしか思えないんですけどねぇ……。
あと職業倫理といえば、そんな加賀美を止め無かった岬も十分問題だよなー、とか思ったり。まぁ今回は、立ち食い蕎麦屋で妙な食いっぷりを見せたり、風間と天道にメイクアップされて妙に喜んだりと、全般的にギャグっぽさが目立つ感じだったので、この加賀美の行動黙殺もその辺の流れの一環(?)だったのかとは思うんですけどね。ここで一人だけ、それこそ銃を突きつけてでも加賀美を止めるとかやったのでは、話の流れとか雰囲気ってヤツが逆にグダグダになっちまうでしょうし。
ところでメイクアップと言えば、ドレイクこと風間って、前から化粧道具はギターケースに入れてたんでしたっけ? っつーか、あーいう風に持ち運んだら、ケースの中でビンとかが倒れて全部グチャグチャになる気がするんですけど……まぁこの辺は例によって例の通りのご都合主義・演出優先ですかねぇ。まぁそれ以前に、子ども向け番組にそこまで突っ込むな、的な話で(苦笑)。


んでもってその後は、加賀美のヘタな尾行とかのシーンを経て、ワーム容疑のある医師のおっさんが何故か2人存在 & 仲良く屋台で飲み交わすという奇妙な現場に遭遇したり、そのおっさん達が酒盛りをしている傍らで、本物のワームが出現したりしたワケですが。
んー……っつーか、あの医師のおっさんが二人が仲良く飲み交わしてるのって、ただ単に、実は双子でしたってなオチとかだったりしませんかねぇ。や、まぁ普通ならば、あのおっさんをワーム容疑者とした時点で、そーいう双子とか兄弟とかの有無は事前に調べているハズだとは思うんですが……何しろ今回は、全般的にギャグ風味が強いというか、そーいうマジメな部分がかなりいい加減になってるっぽいですからねぇ。ヘタをすると、本当にそーいうオチがありそうなのが怖いところで……。
あと、その後の戦闘シーンで一つ気になったことがあったんですが、そーいえばカブトに続いてドレイクも、あの妙なファンネル (ゼクトマイザー) って貰ったんでしたっけ? や、まぁ単に自分が見落としていただけかも知れないんですが、何気に今回普通に使いこなしてましたけど、そんなシーンは前回まで無かったような気がしたんですけどねぇ……?


まぁそんなこんなで、とりあえず今回のラストでは、何故か天道がシャドウの一員となっていた、ってなオチで次回へ続くだったワケですが。んー……でもまぁ、どう考えてみたところで、今の天道がシャドウやZECTに協力する・組織に入る要因ってのは無いようにしか思えないので、どーせ恐らくは、次回辺りでシャドウからは抜けてまた単独で戦うようになるんだろうなー、とか邪推してみたり。……こういう物の見方を普通にしてしまう辺り、大人って汚いよね、みたいなっ(苦笑)。
あと、そんな毒を吐くついでにもう一丁キツイ話をさせて頂けるならば、まぁ本来ならば、あまりこうやって物事を決め付けたり、それを一人の責任として押し付けたりするのは良くないとは思うんですが……やっぱり自分の好みには合ってないわ、井上敏樹氏の脚本って(--;
それでも一応は、前作の響鬼で後半の脚本の大半を手掛けたりした時は、まぁ大小各種合わせて少なからず不満もあったりはしたものの、何とか楽しんで観れる・観賞できるような話ってのもボチボチあったんですが……今回のカブトになってからは、どーにもキツイですねぇ。何つーか、ギャグの好みが合わないというか、話の展開で不自然さみたいなものばかりが目立つ・自分がそれに過剰に反応してしまうというか……。
あるいは、この先も井上氏の脚本が何本も出て来たりするようならば、これはいよいよ、自分は仮面ライダーの視聴から手を引くべきなのかなー……なんていう風にも思いましたねぇ、流石に今回は。とりあえず、もう暫くは様子を見てみようかと思いますが……まぁ、ホントにどうなるかは未知数ってカンジにさせて下さい、ハイ。