とりあえず今週の感想をば - あくまでやってみる。

えー……途中、この感想をまとめるのをサボって「喰いタン」とか見ていたらすっかり遅くなってしまいましたが(汗)、まぁとりあえず恒例ってコトで、サクっと今週の「BLOOD+」の感想をー。

……さてさて。そんなこんなで、今週分の感想ですが。
あ、何か今回のアバンはサックリ風味で。ちょっといつもとは違う感じもしますが、あまり長々と前回のまとめ・おさらい映像を流されるのは好みでは無いんで、個人的にはOKなカンジっすねー。

そして、続いてはオープニング明けての本編についてですが。んー……とりあえず、ハジと会話する小夜のセリフに「標的が逃げてしまう」みたいな発言がありましたけど、小夜ってこんな性格でしったけ？
何となーく、この辺違和感が……って、あれ？　小夜ってば、性格っつーか人格が変わってる？(汗)　えーと……これはもしかして、列車から飛び降りた時に強く頭でも打ったんでしょうか？　そして、この性格こそが本来の小夜（別の言い方で言うなら、リクやカイの家族という意味での“小夜”ではなく、翼手にとっての天敵としての“小夜”とか）で、ある意味バーサーク状態の時の小夜に近い人格だったりとか。
で、そんな妙な違和感を感じつつも、とりあえず今回の話は、何やらグレゴリーなる人物を探すというコトのようで……って、前述の小夜の性格の変わり具合と併せて、一応最後のシーンではオチは付いたものの、この時点ではハッキリ言って「いやいや、今の君たちの優先課題は他の面々との合流ちゃうん？ (汗) 」ってカンジでしたけどね、ハイ(--;

そしてその後は、何やら村らしき所での聞き込みなんぞを経つつ、ソーニャとかいう少女の家に転がり込むことになったワケなんですが……その家への道中にあるのが、小夜とソーニャがちょっとじゃれただけで足場が抜ける橋って……。うーん、何つーかベタだ、っつーか百合だ(苦笑)。
で、そのソーニャの家に泊まったら泊まったで、今度は何やら村の住人である婆ちゃんに無表情に家を覗かれたり、夜中に家を抜け出したハジが何処からともなく飛んで来た木の杭で串刺しにされたり（でもこれぐらいじゃあ死なない辺り、改めて考えてみると、あの異形の手のことを抜きにしても、ハジもつくづく化物だよなぁ……）した後に、実はソーニャの父親というのはグレゴリーの下で働いていたことのある人物で、彼は独自に人間を作り出す研究をしていた、というコトが明らかになったりしたんですが。
……それにしても、人が人を作り出す研究、ですか。えー……いつからこの作品は、2年前にタイムスリップしてハガレンになったんでしょ？(汗)　更には、そんな真理の扉を開けそうな発言に続いては、今度は「人が人を人工的に品種改良することの何が悪いのか」みたいな発言まで出て来るし。っつーか製作スタッフの方々におかれましては、この辺のネタってば、以前この時間枠で何が放送されていたか重々承知した上で敢えてやってるんでしょうか？(苦笑)

んでもって、そんなネタが投げっ放し気味に展開された後は、再び村人の婆ちゃんが登場したかと思ったら、突如ソーニャにを斧で襲撃＆でも直ぐに翼手としての本性を現して復活したソーニャに頭を握り砕かれて死亡、と。んー……まぁ、戦闘シーンとかで流血なんてのはこの番組ではお馴染みではあるんですが、それでも流石に、頭を握り潰して殺害ってのは、どーにもちとグロいなぁ、とか(--;
そしてそのまま戦闘シーンに突入した後は、まぁそれなりの盛り上がりは見せつつ、ハジとのコンビネーションによって、元ソーニャである翼手撃破と相成ったワケですが。
あとそーいえば、探していたグレゴリーとかいう人物に関して、ここでも再び何やら話が出てましたねぇ。えーと、確かフルネームが「グレゴリー・（ミドルネームは聞き取れなかった／汗）・ラスプーチン」でしたっけ……って、あのロシアの怪僧ラスプーチンっすか、もしかして？
と、まぁこの辺で薄々「あれ？　これはもしかして？」的な予感は始まっていたんですが……この後の、これまでとは違う衣装で線路脇に倒れる小夜の姿を見るに至って、これは本格的に、「あぁ、今回の話は夢オチっつーか、小夜の昔の記憶・エピソードだったのかー」という結論に至ったワケですが。
あー……まぁ冷静に考えてみれば、まず最初の小夜とハジの焚き火を囲んでの会話のシーンからして、「ハジはそんな荷物なんか持っていなかったハズなのに、あのテントは何処から調達してきたのか？」とか「小夜はピンクのセーター姿で列車を飛び降りたハズなのに、何故赤い上着を着ていたのか？」とか、いくつか不自然な描写はあったんですけどねー。もっとも、こんなのは今回の話をキッチリとオチまで観終わった今だからこそ書けることなんですが(苦笑)。
まぁそんなこんなで、とりあえず個人的には、それなりに捻りの効いた変化球的なエピソードってコトで、一応は楽しめたカンジだったんですが。……もっとも、そうは言っても、こんな何の前触れも無く過去の話が始まった挙句、新しい人名やら思わせぶりなシーンやらばかりが増えて、これまでで提示された謎に関しては相変わらず一向に解けない・説明されないまま……なーんてのは、流石にこれ一回きりで勘弁して欲しいですけどね(汗)。
そして次回は、今度はカメラをカイとかデヴィッドの側に移しての話となるようですが。んー……まぁ、カイの青春真っ只中な頑張りを取り上げるエピソードってのも、個人的には決して嫌いでは無いんですが、どーにも今回の次回予告は、カイのその熱意の空回りっぷりだけが強調されていたように見えてしまったり。願わくば、まさかこの次回予告の雰囲気そのままってなカンジの内容にはなっていて欲しくないんですがねぇ……(--;