とりあえずいつもの感想をばー

ううぅ……遂に、朝起きてテレビの前へと移動して観るのが辛い時期になって来ました……。まぁ辛かろうとなんだろうと、観てて面白いのは面白いので良いんですけどー(苦笑)。




交響詩篇エウレカセブン


うーん、今回のエウレカセブンは、久し振りに海賊らしい行動、突然の強襲から始まりましたなー。……あれ、アパッチって “海賊” みたいな意味合いってありませんでしたっけ?(汗) 何か勘違いしてたかも……(--;
まぁそれはさておいて。それにしても、首都の見張りを行っている灯台? 監視塔? の中にまで音楽が届くって……。あれってつまりは、スピーカーを外に向けて音楽をガンガンに流しながら襲撃して来たってコトですよね? まぁ今回は作戦の基本がダイナミックエントリー・素早い強襲なので、確かにわざわざ隠密行動をする必要は無いんだけど……それにしても、敢えて目立つ必要は無かったんじゃないかしらー(^^;


で、首都内部の方では、デューイ大佐がノルブに向けて、「人として自らの力を勝ち得たい」 とか 「神に勝ちたい」 みたいなことを言ってましたが……この場合のデューイの言う神ってのは、やっぱりコーラリアンのことなんですかねぇ。
そして、強襲を掛けたゲッコーステイトの面々はと言えば、ホランドが妙に格好良く、それどころか下手をすれば死にフラグさえ感じてしまいそう(苦笑)な程に見事な活躍を見せる一方で、レントンエウレカのコンビはここに来て、うじうじと答えの出ない悩みのスパイラル状態へ。
大局的なこの星の未来よりも、目の前で死んでいく人たち・子どもたちの命を重く見てしまう……ってのは、まぁ心情的には分かるんですけどねー。ただ、レントンまでもがそれを受けて 「もう止めましょう」 とか言ってしまうのは、優しさよりも先にヘタレ感を感じてしまったり (ひねくれ過ぎでしょうか/汗)。
でもまぁ、最初の頃はあまり自分の要求みたいなものを示さなかったエウレカが、自分からあれだけ色々と話しをしてきた・言い出してきたってのは、彼女なりに成長している・変化してきている証と見るべきなんでしょうねぇ。


そして、それ以外の面々の動きとしては……あぁ、とりあえずムーンドギー兄さんは、あのヒゲが特徴的なケンゴウのおっちゃんに叱られつつも、まぁそれなりに頑張ってましたねー。ただ、やっぱり何となく彼の操縦ってのは見てて不安を感じてしまったり。……そのうち、彼の操縦ミスで被弾→墜落、なんていう展開がありそうなのがちょっとイヤンな感じかも(汗)。
あとはアネモネですが、前々から言動が怪しいとは思ってたけど、何だかますます強化人間チックな性格になってる気がするなぁ……。やはり、投薬を受けまくってるのがマズいのかしらねぇ。それとも、「もう後がない」 という発言からして、何か非常にマズいと思われる焦りを感じているのか。


そしてそして、最後に今回の放送の山場・メインイベントとも言える、ホランドとデューイとの対面 & ノルブ奪取についてですが。
えーと、ホランドがノバック家の恥さらし? で、デューイが兄さん? ……ってことは、これはある種の兄弟喧嘩ッスか?(汗) まぁ兄弟喧嘩とは言っても、その根元にあるもの・主義主張の違いが世界規模のものともなれば、そりゃあ世界を巻き込んでの戦いになるのかも知れないけど……でも、そーいうのはお家の中だけで済ませておきやがれ、この大迷惑ブラザーズ(苦笑)。
……それにしても、「自分に追い付けない」 発言やら、「タルホ姐さんもお古(つまり、タルホはデューイの元カノ?)」 なる発言やらと、前々から 「デューイってば悪いヤツやなぁ」 とは思ってたけど、まさかここまでムカつくヤツだったとは……。
まぁ、最後は三賢人とやらに呼び出しを受けてたのは、ちょっとザマーミロとは思いましたけど……でもあの様子からすると、何だかそのまま一気に三賢人とやらを惨殺 & そのまま軍内部でクーデターを起こして自分がトップに……とかやりそうッスねぇ。それはそれで見物というか楽しみだけど(^^;
そして、救出されたノルブはノルブで、月光号に来た途端に、何だか妙に俗臭さが増した気がするしー(笑)。っつーか、結局彼はこの先どのようにエウレカやらレントンやらと関わって行くんですかねぇ。イマイチ、まだ先が見えない人物ですねぇ。


さてさて。まぁそんなこんなで、ノルブ奪取には成功したものの、エウレカ + ニルヴァーシュに加え、彼女に選ばれた存在、レントンまでもが自分達の陣営にあることを明らかにしてしまったゲッコーステイトたち、というかホランド
ここ最近、デューイはアネモネをもう用済みであるかのように適当に扱っていたけど、何やら機体のパワーアップも行われていたみたいだし、これでまた彼女に活躍の機会とかも回って来るんですかねぇ。そうなってくれると、今後も見栄えのするロボットアクションとかが定期的に見れそうで良いカンジなんですが……はてさて、この先どのような展開になりますやら。




仮面ライダー響鬼


むぅん……。それなりには、色々と書くべきネタはあったような気がするんですが、戦闘終了後の、ザンキ兄貴の “尻丸出し全裸” の衝撃で全てが吹き飛んでしまった気がする……(滝汗)。
っつーか、確かに変身解除後は裸になるのは分かるんだけど、でももうちょっと違った演出は無いんですか、スタッフの皆様ー(^^;


えーと、それでもまぁ、その吹き飛んだ記憶をどーにか掻き集めつつ(汗)、もうちょっと色々と見て行きますと。
あー、やっぱりトドロキは、前回の後半とかで一応は吹っ切れた・立ち直れたようには見えても、やっぱり心の中には、自分の不甲斐なさ・弱さに対して深い悲しみや後悔とかがあるよーで。
っつーか、それを恋人である日菜佳に見せない・敢えてここは突き放す、という優しさを出すのは良いとは思うんですが、その直後に、ザンキ兄貴には泣きついてしまうとはいうのは……。まぁそれだけザンキ兄貴が頼りになる存在ってことなんでしょうけど、でもやっぱり、あのトドロキの頼り方は衆道チックよねー、とか言ってみたり(汗)。


あと、明日夢は今回、ヒビキから何やら “陰陽環 (字は公式サイトを参照)” なる腕輪を貰ってましたが。
んー……まぁ、もしこれで売れ行きの悪い玩具のテコ入れを、とか言うのならそれはそれで良いと思うんですが、でもそうでないのなら、わざわざあんな道具を新たに持ち出すのではなく、アキラが鬼笛を持っていたように、素直に音叉 & ディスクアニマルを渡せば良かったんじゃないかしらー、とか思ってみたり。
ってゆーか、ここに来て新たに式神を使えるようになるアイテムって……。正直な話、最初は 「まさかここに来て新たな玩具の投入かっ!?」 とか結構マジに考えたんですよ。でも、桐矢が盗んだ & 不良への復讐なんぞに使ったように見えるあの描写を見る限りでは、あれを新商品として売り出そうという意図はあまり感じられないしなぁ……(少なくとも、売りたいのならもうちょっとイメージの良い使い方を番組内でさせると思うんですよねぇ)。
じゃあ、あれは以前にシュキ姐さんが使った竪琴型の武器と同じく、玩具として売り出すつもりはないアイテムだというのなら、それなら今度は、「そんな便利なものがあるのなら、もっと序盤の内から鬼とかアキラとかに使わせとけよ」 ってな話になってきますし……。
なーんかこの辺、折角のニューアイテムなのに、今回の一連の流れで桐矢に疑いを掛ける為だけに登場させたアイテムにしか見えないってのが、どーにもなぁ……ってカンジなんですよねー。
確かに、その方が話が盛り上がる・必要があるんだからニューアイテムを投入する、っていうのなら、それはそれで良いとは思うんですが、でも既に似たようなアイテムとしてディスクアニマルがある以上、桐矢への疑いの為だけにわざわざニューアイテムを投入するってのがねー……。それだったら、どーにかして既存のアイテムでどうにか演出することは出来なかったのかしら、とか思えてしまって。


また、ザンキ兄貴が何やら奇妙な術 (えーと、返魂の術? 字面からすると、不死になる為の術とか?) を使ったのに関しても、確かにザンキ兄貴は、以前にシュキ姐さんの弟子だったことがある = 彼女から特殊な術を受け継いでいても不思議は無い、とは思うんですが……でもやっぱり、ここに来て突如ザンキ兄貴がそんな術を使うってのには、こちらもまた何となーく違和感を感じてしまったり。
んー……何ていうか、このザンキ兄貴の “術” を初めとして、ここに来て再び、前半29話までの話の雰囲気と、後半になってスタッフ交代があってからの話の雰囲気のズレってのが顕著になってきた気がするんですよねぇ。
あまり過剰に、「29話までは良かった、それ以降は面白く無い」 みたいなことを言うつもりはありませんが、アキラが鬼の弟子を止めたり、今回の次回予告で復活するのは分かった(苦笑)ものの、それでも一度はトドロキが鬼を引退に追い込まれたりと、何だかそれぞれのキャラクターに対する扱いがあまり丁寧であるようには思えなかったり、前半ではほとんどそんな雰囲気は感じられなかったのに、シュキ姐さん以来、敵も味方も含めて急に “術” みたいな概念が万能の魔法として登場したりと、どーにもこの辺、ここに来て番組の世界観とか雰囲気とかがかなりいい加減というか、ご都合主義だけの世界になりつつある気がしてしまって。
確かに、人気があるザンキ兄貴がここで死亡 & その遺志を受け継いでトドロキが復活、という流れがあれば番組は盛り上がるってのは分かるんですけどね。ただ、もしそれをやるならそれをやるで、明日夢に与えられたアイテムの件も含めて、もうちょっと、そんなデウス・エクス・マキナな “術”(もっと簡単に言うなら、超ご都合主義的な “術”) なんぞに頼らない演出は無かったのかなぁ……とか思ってしまったもので。


……と、何だか今回はいつもにも増して、妙なイチャモン付けというか、素人が無責任に自分好みの要求を喚くだけ(汗)の感想になってしまいましたが。
えーと、それでもとにかく、これでザンキ兄貴は死亡エンドへ向けてまっしぐら & トドロキはその死を乗り越えて鬼に復帰、というのは間違い無いようで。あとは、その師弟の別れのシーンを如何に格好良く・感動出来る仕上がりにしてくれるかだけではあるんですが……はてさて、一体どーなりますやら。まぁザンキ兄貴のことですから、あまりにも不甲斐ないシーンにだけはならないと思うんですけど……。
それとあとは、明日夢と桐矢の関係というか問題についての方ですが……一応、桐矢は限りなく黒に近いけど現時点では灰色、って考えた方が良いんですかねぇ。でも、これで犯人が別人ってオチだというのなら、その伏線の隠されぶりには度肝を抜かれそうな気もしますけどねー(苦笑)。
まぁ、とりあえず今回はそんなカンジでー。