そして先週分を観てから僅か6時間あまりで

今週分の放送が始まってしまった(苦笑)んですが、ここで続けて見る & 感想を書くってことをしてしまわないと、またまた一週間ズレこんでしまいかねないっつーことで、早速今週分の 「BLOOD+」 の感想をばー。




さてさて、では早速今週分の感想ですが。
まずは前回、「このままでは気持ちよく小夜を殺せない」 などと告げたファントムことカール理事長ですが。今回は冒頭のアバンで、コンテナの表面を微妙な手付きで、しかし無表情に撫でてましたが……はてさて、あの中には何があるのやら。


まぁそんな理事長の動きは一先ずさておいて。とりあえず今回のエピソードの前半部分は、先週の時点から話が出ていたダンスパーティのエピソードでしたが。
……いやいやいや、えーと、あの小夜たちとクラスメイトのお嬢様、確かアンナマリーでしたっけ? 名前 & 縦巻きロール髪ってだけでもやり過ぎ感があるのに、更には羽根付き扇子・ジュリアナ扇子だよ(汗)。いくらお嬢様キャラとはいえ、流石にあれはネタにしか見えなかったッスねー。
あと今回は、そんなテンプレートなお嬢様を袖にしつつ小夜をダンスに誘うという、如何にも意味あり気 or 怪しげ(苦笑)な行動を取る青バラの美青年 (えーと、ソロモンとかいう名前でしたっけ) なんぞも新たに登場していましたが。
むー……あの飴玉中毒のアルジャーノと繋がりがある & 理事長のカールのことも知っていた上に、その理事長に対しては微妙に見下しているような態度を取っていた辺り、何やら敵側・翼手を生み出したりしている側の幹部とかっぽい感じもあるけど……果たして何者なんですかねぇ。
あ、あとこれはダンスパーティのシーン以来、画面に出る度に思っていたことなんですが。とりあえず、ジュリアさんってば今回はいつもにも増してエロスーい(笑)。っつーか、以前にチャイナだか民族衣装だかで登場した時も微妙なエロスはあったけど、流石に今回のそのドレスはサービスし過ぎっつーか露骨過ぎー & 狙い過ぎー(^^;


……と、まぁダンスパーティ絡みの話はこれ位にしておきまして。
続いて後半に移っての、いよいよあのコンテナがあったバラ園の地下に突入 & バトル等についてですが。
いやー……イイ気になって喋りまくるだけあって、流石に強いッスな、理事長。でも、演出的にそう言わざるを得ない(苦笑)とはいえ、あの小夜の太刀筋を見て 「見事」 と表現するのにはかなり違和感を覚えてしまったり。
まぁ、これは私が武道とか剣道とかを全く知らない・どんな太刀筋が良い太刀筋なのか分からないせいでそう見えた・そういう風に思ってしまったのかも知れないんですが……何か今日の小夜の太刀筋って、いつもにも増して、ただ力任せに振るってる・あまり綺麗な技とかでは無いように思えたんですがー。それを以ってして、「見事」 呼ばわりっていうのは、ちとどうなのかしら、とか。


あとは今回、結構以前から時折顔こそ出していたものの、なかなか小夜たちメインキャラ・ストーリーの本筋に絡めずにいた、新聞記者の岡村とかいう人が、ここに来てようやく本筋に絡むことに成功した模様で。
前回は延々と米麺のフォーが美味い店の売り込みを持ち掛けられたり、今回の前半パートでは招待状云々とかいうイチャモンで学園を門前払いにされたりと、これまで全体的に微妙にギャグっぽい感じの言動が目立ってましたが……ラスト近くでの、父親のカメラで小夜たちとファントムとの戦闘を撮影していた感じからすると、今後は結構シリアス路線で小夜たちと絡んで行く感じになるんですかねぇ。
「赤い盾」 などの組織のメンバーでも無ければ小夜の家族でも無い、ただの一般人が果たしてこの状況にどのように関わってくるのか。父親譲りで、以前にもベトナムで翼手を撮るのに使われたカメラが時を越えて今再び、という今回の演出・伏線の利用の仕方が結構好みな感じだっただけに、個人的には今後の彼の動きには注目したいところですねー。


で、あとは気になる単語、及び伏線らしきものとして、「ディーヴァ (デビル・悪魔のコトかしら) のコンテナ」 やら 「ハジが小夜のシュバリエ (フランス語で騎士の意)」 とかいう言葉やセリフが出て来たり、どさくさで学園から逃げ出す岡村記者が掴んだワインが1967年物で、あの翼手化を促す薬品 「D-“67”」 と如何にも関係がありそうだったりと、細かいネタなんぞも結構あったりはしましたが……流石に全部は追えない・把握しきれないということで、まぁこの辺はとりあえずはサラっと流す感じで。
えーと、まぁそんなこんなで、かなり強硬突破ではあったものの、これでようやくカール理事長の裏の顔に一歩迫ることが出来た反面、ラスト直前のシーンでは、ミンという友人に対し、ついに自分のもう一つの顔・翼手と戦う存在という顔を見せてしまった小夜だったりしたワケですが。
っつーか、ドレスがボロボロで血痕付き & 刀を握ってるってだけでも十分ヤバいのに、目の前で傷が治っていく姿まで見せてしまったしなぁ……。果たしてミンは、そんな異形とも言える力を持つ小夜をどのように見た・捉えたのか、そして彼女達の友情はどうなるのか。理事長が何を企んでいるのか、といった問題と併せつつ、この辺もこの先結構注目ってカンジでしょうか。