日曜の朝っつーことで

一応恒例となっている、エウレカ響鬼の感想なんですが……実は何気に、先週は休日出勤だった為、その分の放送を録画したまでは良かったものの、結局その後観る時間を作れなかったので、ストーリーの流れとかが一部分からなかったりする部分があるのよねー(汗)。
……もっとも、どーせここで垂れ流してる感想何ざ、別に深い考察とかを加えているよーな代物でも無いしー(苦笑)。まぁ適当に、とりあえず今朝観た今週分の感想をば、だらりと書くとしますかねぇ。




交響詩篇エウレカセブン


えーと……たった今、「先週分は観てないけど気にせず感想を」 などと言ったばかりではあるんですが……だ、誰です、このノルブとかいうスキンヘッドなおっさん (爺さん?) は?(汗)
えーと、とりあえず話を聞く限りでは、ボダラクの高僧とか? むぅん、どーやらここに来て再び、彼らボダラクに関する話に焦点が当てられつつあるみたいですねぇ……って、考えてみれば、コーラリアンについての話を進める以上、もっともその真実に近いと思われる彼らの話が出て来るのは当然の帰結ッスね。


……それにしても、あのノルブとかいう坊さん、強いですなー(笑)。手をかざしただけで、LFOの起動に必要らしいコンパクドライブの調子を狂わすことは出来るわ、地面に手の平を押し当てれば地表を隆起させられるわ……。
最後のデューイを連れ立っての墓参りシーンを見る限りでは、果たしてあの力は、ボダラクとしての修行の果てに得たものなのか、それとも、自らの身体にコンパクドライブを埋め込む(?)ことによって得たものなのか、その辺はよく分かりませんが……いずれにせよ、あれだけ強力な “力” を持ってたんじゃあ、そりゃあ軍だって厳重に警戒するわなー、とか思ったり。
しかし、まぁこれはこれまでの話の流れで既に分かっていたことだけど、エウレカが今の自我に目覚めたのは、散々ボダラクたちを惨殺して、そしてその後に、その自らが行った惨殺の生き残りである例の悪ガキ3人組と出会ったから……というのは、こーやって改めて映像で見せられると、何とも皮肉な話ですよねぇ。


で、まぁそんなこんなで、とりあえずここまででホランドの昔話は終了、続きは 「Ray=Out」 参照で……って商売が上手いなー、ホランドってば(苦笑)。まぁ唯一問題があるとすれば、現実世界ではその雑誌は売ってない = 作品としての売り上げには繋がらないってコトですが!
……ナチュラルにこんなコトを思い浮かべてしまうあたり、自分ってば随分とイヤな大人になったなぁ。まぁ、どーせこのblogは 「イヤし系」 or 「卑しい系」 を自称しているので問題無いですけどNE!(--;


で、ホランドの昔話に続いては、細かい(?)ネタがちまちまと。
まず、何やら 「やる仕事が無い」 と悩んでいたドギー兄さんは、ちと唐突だけど、船舶免許を持っているということで、インフォーマルとやらと交渉しに行くというタルホ姐さんの代わりに月光号の操縦役を仰せつかる、と。
あー、そう言えば、これまでずっと、レントンホランドという “精神的お子ちゃま二大巨頭(苦笑)” がいたせいで見落としがちだったけど、ドギー兄さんだって、他のゲッコーステイトの面々に比べれば、決して大人というワケではないのよねー。
そう考えると、今回のこの月光号の操縦役交代というのは、ただ単に妊娠したタルホ姐さんを第一線から引かせるというだけでなく、ドギー兄さんの精神的成長を促すという意味でも、なかなかに意味や意義のある交代だったのかも知れないッスねー。
……ところで、いつの間にかタルホ姐さん妊娠してるしー。何だかここの所、富に精神的にタフな印象があるなぁとは思っていたんですが、スタッフの方々ってば、それっていうのはこの妊娠に関する伏線だったりしたんでしょうか。あと服装のチェンジも、実は前の格好じゃあお腹の子に色々と悪影響とかありそうだったから、とか?


まぁそんなこんなで、とりあえず次回は、以前に一度は近寄ったことのあるグレートウォールへと再度接近のようですが……アネモネとかドミニクとかノルドとか、デューイともホランドとも違う思惑を持った面々が集まる中、果たしてどういう展開になるのか、色々と楽しみな感じですなぁ。




仮面ライダー響鬼


さてさて、こちらも同じく、先週分を見逃しているワケなんですが。
えーと、まぁ轟鬼がボロボロになっているのは、既に先々週の次回予告 (つまり、先週放送分に関する予告) で分かっていたことなんで、そんなに驚きは無かったんですが、それでも、そのまま病院に緊急搬送ってのは流石にビックリしてみたり。
まぁ、あれだけ巨大な魔化魍に踏み踏みとされたんじゃあ、そりゃあ鬼だって大ダメージだわなー、とは思いますけどね。


んでもって、トドロキはそのまま緊急手術……って、先々週のアキラに続いて、今度はトドロキまでリタイヤっすかー?(汗)
ってゆーか、そりゃあ確かに、あれだけ巨大な魔化魍に踏み踏みとされたんじゃあ鬼だって大ダメージだわなー、とは思いますが……。でも、それだけで鬼への変身が不可能になるようでは、完全にヤムチャテリーマンと化している裁鬼さんなんか、既に4〜5回は世代交代でもしてないとおかしいってコトになると思うんですがー(苦笑)。
それとも、実は “裁鬼” というのは他の鬼と違い、一人の鬼ではなく一つの集団・一グループを指す名称で、同じ姿に変身できる鬼が何人も居たりするのかっ!? (スイマセン、完全に悪ふざけです/汗)


それにしても、ホントにこれでトドロキは鬼としての戦いからはリタイヤなんですかねー……。
そりゃあ確かに、ザンキ兄貴の言う 「鬼というはひとつの生き方。常に自分に勝つ生き方」 というのを視聴者によく分からせる為には、ここでトドロキが鬼からリタイヤ → でも必死に頑張ってる姿を見せる、ってのが一番分かりやすいってのは理解出来るんだけど……でも、だからって大怪我を負わせて変身不能にまで追い込ませるってのは、ちとやり過ぎなのでは?
オマケにザンキ兄貴に関しても、既に鬼になって戦うのは無理と言われているにも関わらず、今回最後のシーンで斬鬼の姿に変身しちゃってたし……。加えて、あの変身シーンの長さってば、かなりの高確率で死にフラグ(苦笑)を予感させるものだったっぽいし……。


何ていうか、アキラに始まる一連のこの流れって、以前に童子か姫が口にしてたという、「人員整理」 をまざまざと見せ付けられているみたいで、どーにも心底イヤな感じっすねぇ。
確かに、これから話が佳境に向かうにつれて、最近では戦力にならずにギャグパートしか担当させてもらえていない (もっとも、そういう位置に追い込んだのもまたスタッフの方々ではありますけどね) トドロキをここでリタイヤさせて出番を少なくさせれば、これまで彼に使っていた時間をヒビキとかに回せる = これからのシリアスなエピソードを少しでも多く語れる、ってな計算も理解は出来るんですけどね。
でもだからと言って、ここに来て突然のようにレギュラーキャラを次々とリタイヤに追い込むってのは、ちと其々のキャラクターへの愛情を疑ってしまうというか、もうちょっと違う話の流れは作れないのだろうか、とか思えてしまうのも事実だったり。
……ってゆーか、いくら同じく最近では戦力外とはいえ、これで次はイブキまでリタイヤとか言い出したら、いくら何でもスタッフの作品への愛情を心底疑うッスよ? まぁ、流石にそこまで酷い展開にはならないだろうとは思うんですが……はてさて、この先一体どーなりますかねぇ。




……しかし、一応最近では、新スタッフの方々も 「以前の響鬼“っぽい”(not 響鬼“らしい”)作品」 を作ってくださっているように思えていただけに、あまりこういうことは言いたくないんですが。
でも、なーんか今回の響鬼を見ていると、以前の 「555」 や 「剣」 で感じた、独特の “平成ライダー臭” みたいなのを感じてしまったのは、前のスタッフによる響鬼からずっとこの作品を観ている者としては、正直この雰囲気は、前述の 「人員整理」 の流れ以上に結構気になったり。
あるいは、こんなのは自分が深読みし過ぎなだけかも知れませんが、今回のヒビキが桐矢の持って来たトロフィーを杜撰に扱う様なんかは、ただ単に “ヒビキらしくない言動” というだけでなく、むしろあのエピソードを入れることで、「明日夢よりも桐矢の方が鬼に弟子になることで精神的に大きく成長するということを視聴者に印象付ける → 最終的にヒビキはより大きな成長の可能性を秘めた桐矢を弟子に選ぶ」 ってな流れの伏線に見えたしなぁ……。
や、もし最終的に桐矢がヒビキの弟子として選ばれるというのなら、別にそれはそれで構わないんですよ。ただ、なーんかこの流れってのが、如何にも 「一度桐矢をどん底まで叩き落す → そこから這い上がって来たんだから桐矢は凄い → だから弟子は桐矢の方が相応しい」 みたいな、実に分かりやすい & あざとい流れを作ってるように見えるってのが、どーにも気になるってだけで。
更には、例の和服の男女が今回自らの手で魔化魍を (一体だけとはいえ) 倒したってのも、「あの二人だって鬼と協力する要素はある → だから、まずは彼らよりもオロチというこの一連の事態の解決を優先しよう → オロチという事態は解決するものの、結局鬼たちと彼らとの決着は付かず、大局としては世界は何も変わらない・戦いはまだまだ続く的なオチで番組終了」 ……みたいなエンディングを暗示しているみたいで、これまたどーにも気になる感じがあって……。
確かに、魔化魍が自然の産物であるというのなら、あるいは魔化魍を完全に根絶するなんてのは不可能なのかも知れない。けど、それはそれとしても、やはりこの作品ってのは、一年間・4クールもの時間を費やして作られた作品なんだから、それなりに納得の行くオチ・エンディングをやって欲しいなぁ……ってのも事実なワケでして。


……と、何だか今回は、いつもにも増して色々と無責任に辛口なことばかり述べてみましたが。まぁ結局の所、最終的にどーなるかなんてのは、それこそ最終回を見てみないことには分からない・全体としての評価なんてのはそれが終わらないと言えないものだとは思うんですけどね。
そう考えると、やはり当面の間は、色々と不安の残る演出やシーンなんかもあったりはしますが、ここまで来て視聴を止めるってのは正直癪だし(苦笑)、とりあえずは見続けるしかないのかなぁ、とか思ったり。何だか最後はグダグダになりましたが、まぁ概ねそんな感じでー(^^;