一日休みだったので

他にも書くことはあるんですが、とりあえずは土曜恒例の 「BLOOD+」 の感想からー。




さてさて。まずは、オープニングの前のアバンからですが。
えーと……明確に顔が映ってはいなかったけど、体格や髪の色からして、あの輸血(?)を受けてたのって、やっぱりジョージパパンっすよねぇ?(汗) それも、何だか結構なスピードで血を流し込まれてるっぽいし……うーん、何とも不安というか胸騒ぎバリバリな感じっすねぇ。
あと、そーいえばこの作品って、まぁ作品タイトルからしてそうなんだから当然と言えば当然なんでしょうけど、何だか1話つきに1回は血液パックが描写されてるような気がするなぁ。確かに、何の脈絡も無く出血シーンとかをドバドバ垂れ流すよりは、こっちの描写・演出の方が 「現代っぽい感じする雰囲気のある吸血鬼モノ」 って感じがして良いとは思うんですけどねー……ただ、正直この演出も繰り返しが過ぎるとちょっと食傷気味かなー、とか。


そしてオープニングの後は、このジョージの現状を知ってか知らずか、デヴィッドは小夜に 「赤い盾」 への協力を要請して……って、右手の異形さにも関わらず、何だかナチュラルに受け入れられているみたいだけど、デヴィッドとハジって顔見知りなんでしたっけ? 自分の記憶では、前回までで2人が知り合うシーンみたいなのは無かったような気がするんですが……私の記憶違いでしょうか?
それとも、表に描かれないところで、既に知り合っていたとか? まぁ何にせよ、雰囲気的には、どう見ても初対面ってカンジじゃなさそうだけど……はてさて?


まぁ、今考えても答えが出そうに無いことを考えるのはこれくらいにしまして。
その後の、折角小夜が戦う決心をしようと頑張っているにも関わらず、恐らくは自分の非力さを苦々しく思っての呟きではあるのだろうけど、不意にカイが漏らした何気ない一言が小夜を傷付ける……ってなシーンについては、確かにまぁ、こういうジュブナイル系作品の定番っちゃあ定番な演出ではありますが、それだけに結構良いカンジの演出ッスねぇ……って、カイってば自分の発言のカバーもせずにスルーかいなっ!
いやー……カイってば、それじゃあイカンですよ、ええ。そんなんじゃあ、小夜との間に恋愛フラグは立ちませんぜ、とか言ってみたり(苦笑)。


そして、ここでCMを挟んで & 明けてのBパートでは、「翼手の被害者の遺体が全部米軍に回収されてる」 なんていう気になる情報なんぞも出てきてましたけど。
……ふーむ、自分的には、翼手に襲われたにも関わらず生き残ったジョージパパンを拉致したのは、彼をフォレストのように翼手に変える実験体 (マウス) にでも使うつもりなのかなぁ、とか思ってたんですが、生存者のみでなく遺体までしてるところを見ると、あるいは米軍の狙いは被害者の血液とかなのかしら?
いわゆる吸血鬼モノの定番、「吸血鬼に血を吸われた人間もまた吸血鬼になる」 っていう設定がこの作品でも有効だとするなら、被害者の血液にもその感染能力が残っている可能性はありますしねぇ。……でもそれだと、何故拉致ったジョージパパンに対し、血を抜くのではなく輸血してるのか、ってのが疑問として残るんですよねぇ……。ううむ、こっちも謎也。


ところで、話は変わるんですが、それにしてもデヴィッドとカイの格闘シーンは、どーにも今イチ盛り上がりに欠けた気がしましたねぇ……。まぁ、戦力の差が圧倒的 & デヴィッドの戦い方が打撃系というかは投げ・関節技系だったってのも影響してるんでしょうけど。でも、それを差し引いたとしても、やっぱり何だか映像的に迫力とかが今イチだったよーな……。
しかしそれにしても、もし仮にデヴィッドの流派・格闘スタイルが投げとかをメインとするものだったとしても、それは別にここでそれをアピールするのではなく、ここしばらくは派手なアクションシーンみたいのが不足していたんだし、ここではガチンコの殴り合いとかを描いてくれた方が、画面に迫力が出やすかったんじゃないかなー、とか素人が勝手に思ってみたり(汗)。
それにしてもカイってば、小夜が傷付くような言葉を言ったのみでは飽き足らず、挙句に小夜に 「足手まといは付いてくるな」 などという不本意かつ残酷なセリフまで言わせてしまう始末ですか。うーん、負け犬負け犬ー(苦笑)。
まぁあれだ、少年よ、敗北の味を知って強くなれー。あと、確かに今の君は、戦闘能力においては間違いなくただの足手まといだが、おにぎりを作ってあげるなどの優しさは決して無駄ではない・家族の温かさってのは外で戦う戦士にとって必要不可欠なんだからもっと胸を張って気張りー、とか言ってみたり。


そして米軍サイドは米軍サイドで、あのアルジャーノとか言う眼鏡が甚だ不穏当そうな発言をしてましたねぇ。えーと、ヤンバルを自然に返す、でしたっけ?
……って、それがその前の米軍軍人の 「ヤンバルに大穴を開ける」 に言い換えってことは、どう考えてもそれってつまりは 「証拠隠滅で爆破しちまえ、いえー」 としか思えないんですがー(汗)。……まぁ、大方その通りだろうけどさ。




……ってコトで、結局今週も今一つストーリー展開に欠けるというか、どーにものんびりしたスピードでしか話が進んでないような気がする回だったワケですが。
それでもまぁ、次回予告を見る限りでは、どーやら次回は結構派手なアクションシーンがあったりと、何とかここしばらくのフラストレーションを解消してくれるような話になりそうな感じではあるんですが……どーにも気になるんだよなぁ、「おとうさんの手」 なるサブタイトルが……。
まぁ、こんなのは私が深読みし過ぎてるだけなのかも知れませんが、でも何だかこういうタイトルって、どーにも死にフラグっぽい気がして(汗)。えーと……うん、まぁとりあえず頑張れってくれや、小夜とジョージパパン!(^^;