まぁそんな愚痴はさておいて

仕事から帰って来てネットのニュースを見ていたら、ちと興味深い記事が。


<ホワイトバンド>趣旨説明不足で購入者から批判

事務局によると、材料費や流通費などを除いた売り上げの44%を、活動の広告費や事務局の人件費、政策提言の研究費、PRイベントの費用などにあてる。今月末までに詳細な使途を決めるという。



……ふむ。
まぁ自分なんかは、ある程度はこの活動が胡散臭いというか不透明な部分が多いと知った上で、「でも、どーせアクセに使うだけだから、その辺の活動が云々とかはどーでもイイじゃーん」 的なノリで買った人間なので、このニュースを聞いてもショックは少ないというか、比較的どーでもイイとか思ったりはしたんですが。


……でも、「今月末までに詳細な使途を決める」 ってなアバウトさはどーよ(苦笑)。っつーか、そのホワイトバンド・プロジェクトを紹介しているHP では、

収支報告はいつどのようにするのですか?
売上の代金がホワイトバンド・プロジェクトに届きはじめるのは9月以降です。まずは、9月末時点での経過報告を10月にアップします。
(以上、前述のHPより一部を抜粋)

と言っているのだから、9月までにプロジェクトに届いた金銭については、既に何らかの形で使われてても不思議ではない気もするんだけどなぁ……。
まぁ仮に、9月までに届いた金銭には未だ一銭も手を付けていなかったとしても、初めに金銭を集めるだけ集めておいて、後になってからそれの具体的な使い方を決めるってのは、世間一般的には詐欺とか騙しの範疇だと言われてもおかしくはないように思うんですけどねぇ。
というか、実際には詳細な使途を決めて無かったにも関わらず、「貧困救済の研究に使います」 などと言った看板だけを先に挙げておくってのは、これまた世間一般の団体の行動としては普通は微妙にアウトなのでは? とも思ったり。


いずれにせよ、こうやってニュースという形でプロジェクトの疑問点というか不満の声が表に出て来た以上は、恐らく今後はこれまでのような曖昧な使途説明では切り抜けられないでしょうねー。
具体的な使途の説明は勿論のこと、このプロジェクトに関わるスタッフの人数や、人件費等の問題も結構厳しく追及されるんじゃないでしょうか。不謹慎であるとは自分でも思いますが、それでもこの辺、野次馬的には今後の動向が非常に気になるところッスね、ハイ。