あと仕事帰りに

最早完全に恒例・習慣・生活の一部(苦笑)となってるかのように本屋へと立ち寄り、今日発売だった、矢野俊策先生のリプレイ 「ダブルクロス・リプレイ・オリジン 残酷な人形」 をサクっと購入 & これまた恒例のように帰りの電車の中でまずは一読してみたり。ダブルクロス・リプレイ・オリジン 残酷な人形 (富士見ドラゴンブック)


で、例によって以下はまずは一読しての感想なんですが。
このリプレイって、以前に刊行されているリプレイの 「ダブルクロス(中略)偽りの仮面」 の続きにあたる作品なんですが、前巻は隼人が“まさに主人公!”ってカンジだったのに比べ、あとがきで矢野先生ご自身もおっしゃってますが、今回は椿の方が“主人公”ってカンジに活躍してましたねー。
まぁこの辺は、あとがきとかを読んだカンジでは、どーやらシナリオを作った時点から考えられていた流れだったみたいですが、やっぱり折角のキャンペーン的作品なのだから、こーいう風に“主人公”がエピソードによって変わるってのは良いよねー……とか個人的には思ってみたり。あー、自分もこういうキャンペーンとかやりたいなぁ、っつーかせめてプレイヤーがたまにはやりてぇなぁ(T_T)


……と、何だか妙な愚痴が入ったりもしましたが(苦笑)。まぁあまり詳しく書くとネタバレになってしまうので、とりあえずこれ以上の言及は一旦止めさせて頂きますが、とにかく前巻に引き続き、このダブルクロスのゲームデザイナーである矢野先生独自のシナリオの面白さが健在のこの一冊。
プレイヤー (とPC) が一部メンバーチェンジになってるといった変更点はありますが、既に2冊刊行されているきくたけ氏によるダブルクロスのリプレイとはまた一味違った、微妙な苦味のある、如何にもってカンジのダブルクロスのリプレイが読みたいという方には、前巻に引き続き今回もかなりオススメな出来だと思えましたよー。