恒例の感想・レビュー

ちょっと急いでいるので、前振りは省略します。




交響詩篇エウレカセブン


おおぅ、今回から新オープニングですか。んー……最初の数秒は、何だか “大自然バンザイ!” みたいな背景絵のせいもあってか、ちょっと雰囲気に合わないかなー……とも思ったんですが。
いやー。実際にラップが始まると、かーなーりイイ感じでした。ってゆーか、少なくとも自分にとってはかなり好みなカンジに仕上がってて良かったッス。エウレカの笑顔も久しぶりに見れたし。
あと、オープニング直後の、レントンエウレカが手を繋いでぐったりしてる一枚絵が何だか妙にエロスく見えたのは、私の頭がエロスいからですか、そうですか。


で、今回の話は、主にここ数週間分の総集編だったようで。
前半では、ストナーのおっちゃんが (って言っても、自分と十歳差も無いんだけどさ/汗) コーラリアンとかについて色々と語ってたけど……結局、あれが何なのかという核心を突く説明は無かったしなぁ。
あ、でも、連邦のKLFによるコーラリアンの調査 & 謎の攻撃を受けて壊滅から、先週のドミニクとの珍道中、並びに先々週の精神世界へのバッドトリップまでの一連の流れは、全てコーラリアンが何らかの影響を及ぼしているものだった、というのが再確認できた・視聴者に再提示されたのは、分かりやすくて良かったかも知れないですね。


そして後半は、先週のうっかりさん大賞であるドミニクの回想、もしくは独り言による総集編だったワケですが。
レントンについて、4課が情報を入手! いやー、手に入れた情報そのものはショボイ (あの変な扮装をしたレイアウトの表紙写真……) けど、こーゆーセリフ回しはイイ! 何となく、パトレイバー内海課長 with 企画7課を彷彿としたりしましたよ(^^;
あと、久しぶりに見た & 思い出しましたよ、「セブンスウェル現象」とやら。んー……見た目は違うけど、やっぱりあれもコーラリアン現象とかと関連があるのかしら。どっちもトラパーが関与していることだけは確かみたいだけど。


それにしても、後半は総集編なだけでなく色々と新たな情報が提示されてましたねー。
えーと。まず、ニルヴァーシュ・タイプゼロが、“最初に発見された” LFO? って、あれは人工的に作られたマシンじゃないのか? 人類にとって未知の存在、みたいなセリフもあったし、先週はレントンの叫びに反応して勝手に起動してたし、やっぱりニルヴァーシュには自己意思みたいなものがあるのかしら。
……だとすると、よりエヴァっぽくなってきたなぁ(汗)。まぁ、この辺は今後の展開に良くも悪くも期待、ってところかしら。
あとは、サーストン (名前忘れた/汗) が世界を救った? っていうことは、やっぱりレントンは英雄の子なのかしら? あのアミタ・ドライブとやらに関しても、レントンの親が遺したもの、みたいな発言がレントンの爺ちゃんのセリフにあったし。でも、この辺はまだ情報不足で何とも判別出来ないよなぁ……。


そして、僅かに明らかになったホランドたちの過去ですが。ううむ、やはりエウレカは人工的に作られた存在か何かみたいですねー。アゲハ構想とやらにも、確実に深く関与してるっぽいし。
しかし、その軍の計画を遮るかのような、ホランドエウレカ強奪 & 存在しないハズの新造艦 (月光号) による逃亡。これまでの話の流れからして、タルホ姐さんもこの件には関与してるみたいですが……いやー、何だかそのエピソードだけで、十分燃える話が作れそうだよなー。
ってゆーか、これだけ情報を垂れ流しておきながら、映像そのものは極端に出し惜しみをしてるってのは、単にその光景の絵を描くのが間に合わないっていうだけでなく、いつかホランドの過去のエピソードとして話を作る・見せる気があるからなのかしら。だとしたら、なかなかやるなぁ、スタッフめ(^^;


まぁ、とりあえず全般的には、おさらい的な前半の総集編 & 改めて伏線を張り直した後半、ってカンジの今週の放送だったワケですが。
エンディング……曲の雰囲気は違うけど、背景絵とかは、個人的には何となくビバップを思い出しました。や、自分としては、好みなカンジの演出だからイイんですけどね。作品の雰囲気にも結構マッチしてると思うし。
今回張られた伏線は、今後如何に消化されて行くのか。とりあえず某種死の二の舞にはならぬよう、スタッフの方々には計画的な放送プランってのを考えてほしいですね、ハイ(^^;




仮面ライダー響鬼


剣で切られた途端に、千切れた部分からの再生分裂を始めるドロタボウ……って、貴様はプラナリアかーっ!(苦笑) 腕だけが紅になった響鬼さんも格好良かったんですが、個人的にはこっちの方がインパクトがありましたよ。
ってゆーか、あれで分裂できるなら、わざわざ田んぼを使って繁殖せずとも、自分、もしくは童子が身体を細かく切って放っておくだけでも十分のよーな気が。……まぁ、ドロタボウを増やして喜ぶ童子が何だかラブリーだったからイイか(^^;


あと今回は、まぁ定番といえば定番な演出ではあるんですが、香須実 & 日菜佳が、それぞれ離れた場所でありながらも同じ話題によってトドロキ & 明日夢を励ます……ってのは、結構良いカンジの演出だったように思えました。
「自分がやりたいことじゃなくても、いつか役に立つことがある」 ってのは、子ども向けの番組としては、ちと辛口なセリフのような気もしたけど……学級崩壊とか意味を履き間違えた“自由”とか、色々と教育や子育てに出口の見えない問題が山積みになっているこんな時代だからこそ、こーゆーテーマを仮面ライダー = ヒーローたちが説くってのは、実は結構重要なのかも、とも思ってみたり。
……ところで明日夢よ。色々と問題が山積みでそこまで気を回してる余裕が無いのは分かるが、自分にホレてる女の子が目の前にいるってのに、掛かってきた電話が他の女 (アキラ) からだなんて正直に言っちゃうなよ(苦笑)。そりゃあ、モッチーだって反応に困るっつーの。


まぁ何だかんだ言っても、結局は相変わらず仲良しな明日夢とモッチーの2人についてはさておいて。
トドロキも元気を取り戻すと共に、タイミング良く(苦笑)イブキも合流し、遂にドロタボウ軍団との戦いに望むヒビキたち。
……って、CG担当のスタッフさん。確かに多数のドロタボウのCGを画面に合成させるのが手間なのは分かるけど、一部のヤツが童子をすり抜けて動いてたよーな(笑)。まぁ、後述する炎の演出が格好良かったから、この辺は許容範囲ですけどね。
それにしても、同じ太鼓の叩き方でも随分と個性が出てましたな。まぁ響鬼は相変わらずとして、威吹鬼は細かく刻むようなカンジの叩き方、そして轟鬼は一撃一撃が重いカンジの叩き方と、どうやらそれぞれの性格が表現されていたみたいで。
別に創意工夫に満ちた画面作りってワケじゃないんだけど、こういう一手間で作品って面白くなるのかなぁ、とか思ってみたり。


そしてそして。終盤になってようやく、響鬼紅が登場! その圧倒的な強さもさることながら、叩いて生じる炎が例の太鼓のマークになってるっていうのが、また芸が細かくてイイ! こーゆー細かいところに拘ってくれると、ホントにスタッフはこの番組が好き、もしくは頑張ってるんだなぁ、って思えてイイですねー。
しかし、ドロタボウを一撃で破壊できる攻撃力を持っていることは証明されたものの、その強さを存分に見せることが出来たとは言いがたい今回の響鬼紅の活躍ぶり。まぁ本領発揮は来週以降のお楽しみ、ってコトっすかねぇ。


……ところで、今週のイブキさんなんですが。アキラとタンデムしつつ魔化魍イッタンモメン (だったよね?) を追う様が妙にエロスく見えたのは、私だけでしょうか?ってゆーか、やっぱり女の子を乗せてのタンデムは、いくら相手が年下の弟子だからとはいえ (むしろ年下の弟子だからこそ?) 色々とエロスいと思いますっ(汗)。
エロスと言えば、次回予告によると来週は水着シーンもあるようですが……エウレカのオープニング後の絵といい、やはり夏はエロスい季節なのかっ(笑)。
あ、あと次回は遂にヒビキさんがバイクに乗るみたいだけど……この調子で行くと、水着シーンの前ではすっかりインパクトが霞んでしまいそうやなぁ(^^;