恒例の感想のコーナー・水曜編

最近ふと思うことに、果たしてこのblogは誰が読んでくれているのか、という不安のような期待のようなものがあります。
いや、実はここ最近のリンク元の傾向を見ていると、果たして何人の方がこのblogを“定期的に”見ていて、そして何人の方が、“検索をしてたら(その言葉がblogにあったので)偶然辿り着いた”だけなのか、何とも微妙に不安になったりするんですよ。
もし、読者の大半が“偶然辿り着いた”派なのだとしたら、このblogって、実はあっても無くても同じなんじゃないのかなー……みたいな不安がね。ちと、精神が弱っていると込み上げてきたりするんですよ。


……まぁ、そんな書き手側ならではの不安はさておき、今日は水曜 = サンデーの発売日ということで、半ば恒例と化している、「うえきの法則+」の感想でも書いてみようと思います。あと、誰のためのblogか、などという小難しい話はさておいて、とりあえずはヒット数が順調に上がっていることだけでも喜んどけ、自分(苦笑)。




さてさて、今週の「うえきの法則+」の感想ですが。やはり今回の一番のポイントは、 植木、ついに“職能力”に覚醒! ってコトっすねー。
いやー……先週のストーリーの流れからして、ハイジの裏切りはある程度は予想できたものの、まさかここで植木が“職能力”に覚醒するってのは、正直かなりの驚きでしたよ。「福地先生、前作にも増して展開が速いよ!」ってね(笑)。
あー、でも、ハイジが“半職能力(洗濯機の取り出し)”しか使えないことを考えれば、これから“職能力”使いが敵として続々と出て来ることは予測できるワケだし、ここでの植木の覚醒は、物語的には必然だったのかも知れないですねー。何より、やっぱり主人公には、心身ともにそれなりの強さが無いと格好つかないし(^^;


それにしても、やっぱり福地先生ってば王道的な少年漫画のストーリー作りが上手いなー。
先週の回で、自分が仲間との別れの痛み・苦しみを知っているからこそ、ハイジに自分を攻撃しろと言った植木と、その植木の行動に心を打たれたからこそ、植木と妹を助けるために、今回自らの死を覚悟したハイジ。……いやいや、どちらも如何にも少年漫画のキャラクターらしくてイイじゃないですか!
そして、そんなハイジの姿を見て、またも自分の非力さを痛感する植木。シロが言うような、相手と戦うための力じゃ無くて良い、ただ目の前の人を助けるための力が欲しい……。そんな思いから覚醒に至った植木の“職能力”! くぁーっ! 一昔前のジャンプを熱心に読んでいた世代として、こーゆー展開は燃えるーっ!!(^^;


ところで、今回の描写を見る限りでは、どうやら植木の“職能力”は、「モップに“掴む”を加える能力」っぽいですが、果たしてこの能力、今後のバトルではどのように使われて行くんですかねぇ。毛が長く伸びるみたいだし、鞭みたいに相手を捕まえる & 引き寄せたり壁や地面に叩き付けて攻撃……ってスタイルになるのかな?
現状を見る限りでは、明らかに前作での 「ゴミを木に変える能力」 よりも使い勝手の悪そう(汗)なこの能力。今後どのような使い道が描かれていくのか、そして、命まで助け合った(笑)植木とハイジは無事に仲間になるのか。次回以降、この辺は要必見ですねー。


……ところで、もしかしたらどうでもイイ話かも知れませんが。ハイジの呼び出す洗濯機、重量が3tあるって……どんな洗濯機だよ! & それを扱えるって、ハイジってば“職能力”が無くても十分強いじゃん!! とか読んでて思ったりしたんですけど(苦笑)。
まぁこの辺は、言わぬが華、もしくは(言うのは)野暮ってなもんですかねー(^^;