とうとう飲んでみた

えー……まぁ何を飲んでみたのかと聞かれれば、それは勿論、一昨日と昨日の更新でちょっとだけ取り上げた、「はてなキーワードに登録こそあるものの、実際にはてなダイアリーでそれについて言及している (言及していた) 人は誰もおらず、でも何故か 『現代用語の基礎知識2007』 には登録されることになった」 という、実に奇妙な飲み物(苦笑)である、メロン珈琲だったりするんですが(汗)。


っつーかねー……ぶっちゃけた話、いくらネタ的に旬のものであるとはいえ、まだ自分の中で、その明らかにイカれている代物(苦笑)を飲むという覚悟が完了していなかった為、流石に今週はチャレンジするつもりは無かったんですよ。
ココだけの話、昨日材料の片方にあたるクリームメロンソーダを買い忘れたというのも、実は半分くらい意図的な行動だったというか、帰宅途中で買い忘れに気付きはしたものの結局面倒になってそのまま帰ってしまった……ってなカンジの、事実上の “逃げ” モードに入っていたような状態でして。
ただですねー……今日の日中、近所の100円ショップまで足を運んだ際に、何気なーく飲み物のコーナーを見たら、2本で100円になるミニサイズの缶ジュース類のコーナーで、(はてなキーワードの解説のページに写っている商品とは製造元が違っていましたが) クリームメロンソーダとブラックの缶コーヒーの両方を見付けてしまいましてねー……。
で、それを見た瞬間悟ってしまったワケですよ、あぁこれはもう逃げられないんだな、と(苦笑)。


まぁそんなこんなで、半ば強制的に覚悟完了を義務付けられてしまった以上、もう逃げも隠れも出来ない、いやむしろして堪るかと(苦笑)、早速そのミニ缶2つを引っ掴んで買って帰って来た & ↓下の写真がその証拠写真なワケなんですが。……うん、こーして見る分には、フツーにクリームメロンソーダとブラックの缶コーヒーがおいてあるだけですね、ハイ。





実際、こうやってグラスに中身を注いでみても、“メロン” と言う名の割にはやや白っぽすぎる感はあるものの、ごく普通のジュースですよ、えぇ。





しかし、今回はただそれらを別々に飲むのではなく、↓こーして混ぜ合わせてしまうワケでー……。





そして、混ぜた後でよくかき混ぜた後に出来上がったのが、この写真の物体・液体なんですが。……おや、こーして出来上がった代物を見ても、何か意外とごく普通なカンジですね。……見た目だけは(汗)。





で、遂にここまで来てしまった以上、もう後には退けないというか、あとは飲むしかないというコトで、早速一口飲んでみたワケですが。

「(微妙に震えた声で)えー……いただきますっ」(グイッ)
……。
…………っ。
………………っっっ!!!!
ダッシュで一時撤退。然る後に、何処からとも無く呻き声)



……というワケで、↑大体こんなのが試飲後の正直な感想だったワケですが……とりあえず、現場の混乱っぷりは感じて頂けましたでしょうか?(苦笑)




とは言ってもまぁ、流石に解説がコレだけというのも少々寂しいような気はするので、もうちょっと詳しい解説をさせて頂きますと。
えーと、まず最初に、飲む前に必然的に嗅ぐこととなった “匂い” についてですが。んー……何というか、とりあえず嗅いだ瞬間に鼻を突くのは、他の何物にも例えようのない、正にオンリーワンと呼ぶに相応しいかのような匂い……っつーか異臭ですね、これは(汗)。ぶっちゃけて言うと、明らかにコーヒーの匂いとクリームメロンソーダの匂いが混ざっていない、もしくは妙な混ざり方をしているらしく、かなりの異臭と化しています。
敢えて何かに例えるなら、「一人暮らしの男性の部屋に、一週間くらい前から置いてある開封済みの缶コーヒー」 を彷彿とさせる臭い? 要は、本来ならば苦いハズの匂いに、妙な甘さが交じってるんですよ、えぇ(汗)。


そして、それでも何とかその臭いに耐え、まず一口これを口に含みますと……あれ? そんなにキツい味はしない? という第一印象が一瞬だけ訪れるんですが、しかし次の瞬間には、その印象をアッサリと裏切る味が襲って来まして(涙)。
あー……何ていうか、その口の中にある液体を飲み干した瞬間に、甘さと苦さの波状攻撃が襲って来る、みたいな? とにかく、クリームメロンソーダとコーヒーの苦さが、それぞれを引き立て合うことも無ければ殺し合うこともなく、それぞれが独立した状態で襲い掛かって来るんですよ(--;
オマケに、ヘタにコーヒーの苦味が口に広がる分、クリームメロンソーダのクリームの部分が、まるでコーヒーフレッシュを直に飲んだかのような油っこさで口の中に展開して行きまして。そして、その気持ち悪い後味がコーヒーが口の中に残した微かな苦味と合わさると、それはもう……ぐわー、油っこい苦味という最悪な代物が口の中を蹂躙して行くー…… orz


えーと、それでもまぁ幸いなコトに、今回この試飲に使った缶コーヒーというのは、ブラックで冷やしてあるからか、そのまま飲んだ場合に口の中に何か後味が延々といつまでも残るような味では無かったので、クリームとのタッグによる油っこい苦さというのも、ごく短時間・数秒程度耐えることが出来れば、どーにか乗り切れはしましたけど……いやー、やっぱりこれは人間が飲むべき代物では無いと私には思えましたねー(--;
っつーか、飲んだ瞬間に、ユゴスやらハリ湖やらが見えそうになる飲み物というのは、やはり人類が手を出すべき代物では無いですねー(笑)。その辺の類のもので人間が口にして良いのは、精々が黄金の蜂蜜酒くらいッスよー、とか言ってみたり。
まぁとりあえず、この作ってしまった一杯に関しては、いくら不味いとはいえ食べ物を粗末にするのはイヤだったので、その後頑張って鼻を引っ掴んで無理矢理に飲みましたが……いやー、とにかくもう、二度と手を出すものとか思える味でございましたよ、えぇ。あ、ちなみにこのミックス作成で残った分につきましては、クリームメロンソーダもコーヒーも、それぞれごく普通に飲んだらごく普通に美味しい味であったことを、メーカー様の名誉の為に最後に付け加えさせて頂きますね。


うー……しかしそれにしても、既にこのマッドドリンクを飲んでから早や数時間は経過しているハズなのに、その映像を見ただけで胃や腸が拒否反応を起こすのか、さっきから再び気持ち悪さが込み上げて来てるわー(--;