ところでふと気になったんですが

今さっき、ボンヤリとネットでニュースのチェックをしていたら、何やら↓こんな記事がありましたが。


冷凍室で眠るナカちゃん…今後どうなるの!?

8月27日、徳島県阿南市那賀川で死亡したアイドルアザラシ「ナカちゃん」の今後について、市には全国からの問い合わせが殺到中だ。地元自治体などでつくる「連絡会」は、亡きがらの保存だけは決定。だが、その皮膚はかなり傷んでおり当初、計画されたはく製化は困難。



んー……っつーか、迂闊にこーいうコトを言うと、「冷血漢」 だの 「人でなし」 だのと言われてしまうかも知れませんが。
……その 「連絡会」 とやらの召集に掛かった費用や、もしくは剥製や骨格標本を作ることになった際に要する費用っつーのは、一体何処から捻出されてるものなんでしょ? まぁ私は徳島県民でも何でもないんで構いやしないんですが、もしかしてそれって公庫・税金とかから出てるんですかねぇ? だとすると、ぶっちゃけた話、既に亡くなっている野生動物一頭に随分と金を掛け過ぎな気が……(汗)。
まぁ、「皆で可愛がっていたアザラシだったのだから、ただ火葬して終わりではなく何かしてあげたい」 という思いがあるのは分かるんですけどね。ただその一方で、そんな動物一頭の為に、わざわざ人を呼び集めたり、あるいは全国から市に掛かって来る電話の応対に追われる = 職員達の仕事を無駄に増やして結果的に人件費を増やすなんていうのは、非常に馬鹿馬鹿しいよなー……などと、ドライな考えも頭をよぎったりしましてねぇ、このニュースを見ていたら(--;


……でも考えてみたら、特別何かイベントを開いたりとか、あるいはわざわざ有名人を呼び寄せたりとかしなくても、偶然迷い込んだ野生のアザラシ一頭のお陰ですっかり市の知名度を上げられた・宣伝効果を得ることが出来たというコトを考えれば、彼の死後、いくら緊急会議を開いたり職員の人件費が一時的に上がるようなことがあったりしても、普通に市の宣伝をした時に要する費用に比べれば、そんなのはずっと安いものかも知れませんやーねー。
そう考えると、このアザラシのナカちゃんというのは、死してなお市に対して非常に大きく貢献を果たしたという意味で、正に特別名誉市民という称号に相応しい存在と呼べるのではないでしょうか……って、ココまで書いておいて何ですが、本当にナカちゃんの大ファンだった人にしてみれば、怒髪天を衝くような冷たい文章かも知れませんやーね、この文章ってば(汗)。
あー……まぁとりあえずは、もし本当にこっぴどく誰かに怒られでもしたら、サッサと謝罪 & 記事削除の方向で動くつもりなんで。とは言っても、こんなネットの僻地的なblogにそんな方が訪れる確率は限りなく低いでしょうけどー(苦笑)。