そーいえばここ1ヶ月ほど

「年間100冊読書クラブ」 のクラブ員としての活動報告をほtんどしてなかったなー……と、ふと思い立ちまして (や、本自体は漫画も小説もボチボチには読んでいたんですけどね。ただ単に、その書評とかを書くのが億劫になっていて、そのまま放りっぱなしになっていたというだけで/汗)。
っつーコトで、今日の更新はいつものニュースとかネタとかの紹介ではなく、ここ最近読んだ本の中で間違いなく人様にオススメ出来る作品の紹介なんぞをしようかなー、とか思ったり。
まぁそんなワケで、以下適当に (書評とまではいかない程度の内容・分量での) 読んだ作品の感想なんですが、まずは漫画編からー。


ってコトで、まずはコチラ、個人的にかーなーりツボな作品を書いている漫画家・こがわみさき先生の最新作である、「陽だまりのピニュ」 の第2巻についてなんですが。
いやー……何つーかこう、この作品を読んでいるとふと唐突に 「自分もこんな高校時代を送りたかったーっ! っつーか、高校時代に戻ってやり直したいーっ!!」 とか思えてきますねー、ハイ(苦笑)。
えーと、これまでこのblogで第1巻を取り上げたことも無いのに、いきなり第2巻を取り上げておいて何なんですが、とりあえずこの作品のあらすじと言うか設定としては、ほとんど名も知られていないような遠い異国から日本にやってきた王女・ピニュが、友達らを巻き込んでドタバタと楽しい日々を過ごして行くという、まぁ一種の学園コメディ (一応、ラブの要素もあるので正確には学園ラブコメ?) だったりするんですが、これが実にまぁ楽しそうなカンジに描かれてましてねー。
また、単行本第1巻の時点では、収録されている各話の流れと言うか繋がりとかについても、やや曖昧というか、全て “学園生活のある1シーンを切り取った、それぞれが独立している話” 的なカンジが強かったように思えたのですが、こちらの第2巻では、各話同士の繋がりがより明確というか、流れがハッキリと出来ていて、この第2巻の最初から最後で1つのストーリーになっている……的な印象の強い構成となっているのも個人的には高ポイントだったり。
まぁとにかく、この絵柄がそれなりに好みで、ちょいとしんみりしたり考えたりするような要素なんかもあったりするラブコメが好きだという人は、読んで損はないと思いますよー。




喰霊 (1) (カドカワコミックスAエース)

喰霊 (1) (カドカワコミックスAエース)

んでもってその次は、コチラは最近書店で夏のフェアとかやっているようなので、中身を読んだことは無くても表紙は見た事があるという人もいらっしゃる (というか自分もそのクチだった/笑) かも知れない、瀬川はじめ先生の作品 「喰霊(GA-REI)」 の第1巻と第2巻なんですが。
んー……まぁ何と言うか、とりあえずこちらの作品の粗筋というかジャンルを簡単に言うと、現代伝奇アクション物……ってコトになるでしょうか。単行本の裏表紙には、“ノンストップ放課後退魔アクション” と書かれているんですが、まぁ確かにそーいうカンジの内容の作品でして。
で、以下ちょっと辛口というか個人的な好みの話をすると、わざわざココで取り上げておいて何ですが、とりあえず絵柄とストーリーについては、確かに良作であるとは思うものの、でも取り立てて凄い特徴的っていう部分には欠けるかもなー、とか思うものもあったりして。何かこう、決して地味とかそーいうのでは無いんですが、一発何かカマしてくれるパンチ力がもっとあっても良いかなー、とか個人的には思えてしまって。
ただその一方で、政府直属で退魔活動を行う 「超自然災害対策室」 という組織の設定 (というか退魔活動を行うそういう組織が政府公認で存在するという設定そのもの) や、そこで働く退魔士達の使う武器・術が結構何でもアリアリっぽいというのは、設定として非常に魅力的というか惹かれるものがあるなー、とも思ってて。まぁ何と言うか、一歩間違えれば 「何でもアリアリの作者の知識や好みを垂れ流すだけの伝奇アクション物」 になり兼ねない作品を、これだけキチンとエンターテイメントに仕上げている・面白くしているというのは技術としてやっぱり凄いよなー、というカンジでして。
とりあえず、“ノンストップ放課後退魔アクション” というだけあって、第2巻終了の時点まではかなりのスピードで物語が展開してるっぽいこの作品ですが、果たして今後どのように話が展開するのか、そんなところが結構気になるカンジの作品ですよ、ハイ。


→ 合計:031冊(小説18冊 / 漫画11冊 / その他2冊)