土曜とくればとりあえず

まぁ何は無くとも 「BLOOD+」 の感想を、っつーコトでまずはそれからー。




BLOOD+


さてさて。前回のラストで、小夜の血を飲めるか飲めないかという状態になっていたイレーヌですが。
あー……やっぱり、前回・前々回の色々な描写は死亡フラグでしたかー……。結局、あのシフ達というのは、小夜ではなくディーヴァの血によって作られた存在 = 他の翼手達と同様に、生みの親であるディーヴァではなく小夜の血は劇薬でしかない、と。
ただ、非情なコトを言ってしまえば、シフの一人 (モーゼスでしたっけ、名前) が言っていたように、そもそもが 「兵器」 として生み出された存在である以上、それが小夜の血であろうとディーヴァの血であろうと、全ては 「それで生き延びることが出来るかも知れない」 という “可能性” のレベルの話でしかないんですよねー、全ては……。
まぁ何にせよ、とりあえずこれで、小夜は自分達の境遇を救う手立てにはならないと分かった以上、果たしてシフ達は次にどう動くのか、襲撃の方向性をディーヴァ一本に絞るのか、それとも今度はディーヴァとの手打ちを考えるのか、はたまた、ただ静かに死を待つという消極的な方向へと向かうのか。
とりあえず個人的には、今回シフの一人であるモーゼスが見せた、「最初から使い捨ての道具として生み出された存在」 的な悲しみとか、そーいう方向性のエピソードは嫌いでは無いので、これでシフ達が退場するのではなく、たとえ結局彼らに待ち受けているのが短い命・目前の死であったとしても、また何処かで再登場して欲しいなー、とか個人的には思ったり。


あと “再登場” と言えば、まぁ別に途中で完全リタイアしていたとかってワケでは無いんですが、最近すっかり出番が無かった(苦笑)眼鏡のキャンディーマンことアルジャーノが今回は久々に結構出張ってましたねー。それも、どーやらジュリアさんの先生との繋がりを示すような形で。
んでもって更には、ソロモンを裏切ってアンシェルとの共闘提案まで……。えーと、まぁこういう場合は大概は、結局はアンシェルに信用されずに使い捨てられて終わるか、もしくは、そのアンシェルまでをも出し抜いて最後まで生き延びるかなんですが……んー、まぁコイツの場合は前者っぽいよなぁ、とか(苦笑)。
あ、あと久々の登場といえば、そのアルジャーノ以上に最近は出番の無かった、ベトナムの学園長・ファントムも今回は久し振りに登場してましたがー……おや? ソロモンも驚いてましたが、いつの間にか手が人間のものになってましたねぇ。あと、あるいはこっちは元々出来たのかも知れませんが、再登場に合わせて、彼もまたシフ達お得意の高速移動が可能になっているようで。
まぁ何にせよ、どうやらディーヴァ側陣営の動きは、ソロモンのような穏健派側ではなく、アンシェル達過激派側へと傾いているようで、「赤い盾」 の本部の場所も割れてしまったし、果たして次に何が起きるのか。とりあえず個人的には、何だかまた鬱モードっぽくなっている小夜個人の動向よりも、そういった各軍営同士の次の動きってヤツが気になったり。まぁ、今週の感想としては大体そんなカンジでー。