始まりがあれば終わりがあるワケで

……っつーコトで、終わっちまいましたよー、「喰いタン」……。
いやー、自分は普段はドラマなんざ観ないんですが、これだけは、かなりコメディ色が強い上にほぼ一話完結型という単純明快さ・脊髄反射で観れる手軽さに加え、放送時間帯が土曜で比較的視聴しやすい (って、そのスケジュールの空きっぷりは若者としてどーよ、とは自分でも思ますけどね/汗) というコトもあって、ここ数週間はかなり楽しみにして観ていたんですけどねー。
んー……でもまぁ、こーいう作品なんていうのは、「あともうちょっと観たい・楽しみたい」 なんて言われている内に、マンネリにならぬようにサクっと幕を引くのがベストである、みたいな考え方もありますからねぇ。そう考えると、この辺で終わるのが良い塩梅だったとも言えるのかも。


……しかしそれにしても、今回のエピソードは全般的にコメディ色が強かったですねー。っつーか、記憶喪失になったエピソードなんざ、麻薬取引の現場についてこそ知ることが出来たものの、結局あまり意味が無かったよーに見えましたし(苦笑)。
んでもって、実際に取引現場に行ったら行ったで、麻薬“取引”のだったハズが、何故か調理場での売人だかブローカーだかの殺害とかに発展しちゃってたし……。どーもこの辺、一応全体としては、東山さん演じる喰いタンを始めとする各キャラの魅力で楽しめるカンジには仕上がっていたものの、シナリオ単品としては、ちと素直には楽しめなかったよーな気もしましたねー……。
あとは、いつもの箸を使った殺陣に比べると、今回のアクションシーンはちょーっと動きがぎこちなかったというか、イマイチ盛り上がりに欠けたかなー……とか言ってみたり。まぁ、そもそもがアクションを売りにしているドラマではないので、これくらいで十分なのかも知れないですけどね。


まぁ何はともあれ、これで一先ずの完結と言うコトで、少々寂しくもあり、でもまぁ最終回だけあって結構話の設定とかも派手で面白かったなぁという思いもあり……みたいな。
……でも日テレのコトだから、この最終回の視聴率次第では、またそのうち 「帰って来た喰いタン」 とか言って、2時間スペシャルドラマとかやってくれそうな気もしますけど(苦笑)。