とりあえずまぁ、サクッといつもの感想をば



交響詩篇エウレカセブン


あ、オープニング後の一枚絵カットが変わってる。多分サクヤでしょうか、あの女の子は。
まぁそんな話はさておいて、早速本編の方ですが。えーと、前回の話の中で、ボダラ宮とかいうあの土地にはバリアーみたいなのがあったハズなのに、何故か後半でアッサリと軍からの攻撃を受けてしまっていたのは、サクヤがレントン達をゾーンの向こう側、真の約束の地へと誘う為に、バリアーで使っていたエネルギーを割いてしまっているからである、と。
むー、何だか一見後付け設定っぽい気もしますが……まぁ、格好イイ設定なので個人的には問題無しで(笑)。で、そのエネルギーを使って何をするのかと言えば、グレートウォールの障壁を反転させその勢いでゾーンを越えるそうで。成程、エネルギーの反転 = 逆流 = (海が河へと遡って来るという) ポロロッカ、ですか。
確かに、案としては悪くないとは思うんですが……あー、そりゃあまぁ、普通はんなコトすれば死ぬわなー、ノルブは(汗)。ただ彼としては、この後のサクヤのマイブックを読むシーン等からしても、ここで全ての希望をレントンエウレカに託し、たとえそれが結果的には死ぬこと・自身の消滅に繋がる選択であったとしても、自らはサクヤと一つになることを望んでいたのかなー、とか思ったり。


そしてそんな動きを受けてか、おっとり刀で駆けつけたデューイは、最早味方さえをも巻き込んでの 「オレンジ」 で攻撃を決意、と。で、それを更にそれを受けて、アネモネは自分で何やら怪しげなドラッグを注射 & 心配するドミニクに対して素っ気無い対応……。
いやー、まぁデューイはどうでもイイとしても、このアネモネとドミニクの今後は気になる感じなんですがねぇ。果たしてドミニクは、この半ば自暴自棄っぽいアネモネを今後救えるのか、それともやっぱり方向音痴なヘタレで終わるのか。まぁ頑張れ、とか言ってみたり。


んでもって、そんな軍の動きの傍らで、ホランドめ何か企んでると思ったら、射出されたLFOに空中で フェードイン 飛び乗りッスかー(笑)。いやー、格好イイのは確かだが、んなコトやってたらホントにいくつ命があっても足らへんよ、ハイ。
そしてそして、デューイの 「オレンジ」 使用によりまたも抗体コーラリアンが出現するも、ホランド達の活躍によりレントンエウレカの足止めをすることは叶わず、結局はアネモネホランドLFOを撃墜しただけ……。いやー、まぁこの戦闘結果は予想できるものだったとはいえ、LFOが大破したっつーのに生きてたホランドにちょっとビックリしてみたり。もっとも、ここでホランドに死なれてしまっては、またまた雰囲気が暗くなってしまってイヤなんですけどね。
で、そんなホランドの努力の甲斐もあってか、大きな妨害を受けることもなく、仲間の姿を脳裏に思い浮かべつつ、そして彼らが自分たちに託したものを受けて、ゾーンの先へと進むことを決意するレントン。そしてそんなレントンに追い縋るも、レントンたちと異なり、ノルブとサクヤ、レントンエウレカという2組の恋人達の幻影を見るも、結局自身はゾーンの向こうへと至れなかったアネモネ
んー……やっぱりゾーンを越えるには、真に愛し合う、人型コーラリアンと人間が組になってなければならない、とかなんですかねぇ、これは。だとすると、ここでドミニクにも今後見せ場が回って来ることになるのか?


一方、ゾーンを越えたレントンエウレカですが、そのゾーンの向こう側にあったのは……えーと、日本列島?(汗) 果たしてあれは本当に地球・日本なのか、はたまたあれは、似て非なる地なのか。この辺、色々と気になる引きを残しつつ、以下次回ってコトでー。






仮面ライダーカブト


えー……まぁ総括としては、相変わらず今回も 「サバ味噌」 だったワケですが(苦笑)。
とりあえずオープニング前のアバンでは、前回からの続きと言うことで、加賀美がバイクを天道にパクられたことを謝罪するシーンからだったワケですが。えーと……いやいやいや、「弁償して返します」 って、金銭の問題ではなく、機密情報とか守秘義務とか、そーいう概念は無いんか、君(--;
もっとも、本来子ども向けの番組であるこの枠で、朝っぱらからそんなコトを詳細に説明されても、それはそれでちと見てても面倒なカンジになりそうですがー(苦笑)。


で、オープニング後の本編では、今回はゼクトルーパーがワーム (サナギ状態) を追い詰めるシーンからスタート。いやー、ゼクトルーパーの皆様も頑張ってるねー、イイよイイよー……と思ったら、やっぱりアッサリ負けたーっ! っつーか、あれだけ大勢で囲んでもサナギ一匹倒せないって……。ZECT本部の方は、お願いですからもうちょっとマシな武器を彼らに与えてあげて下さい、いやマジで。
んでもって、結局そのゼクトルーパー達を蹴散らした後、ワームは警察官→ややケバめの女性へと姿を変え、どちらが本物でどちらがワームなのか混乱させたまま、街中へと片方は逃亡、と。
んー……こーいう演出・展開があると、「ワームという危機は常に君のすぐ近くにある!」 みたいなカンジがあって良いですねー。あまりやり過ぎると、「何だ、結局は555のオルフェノクやらブレイドのアンデッドと同じか」 になっちゃいますけど、やっぱり敵が人間になりすますってのは、色々と展開的に面白く使える要素ですからねー。この辺、今後も上手にやって欲しいカンジです。
そして今回の放送では、あのヘタレな加賀美もまた、7年前の隕石、及びその影響で起きた事件か何かと何やら因縁があるらしいことが明らかになりまして。んー……ラストのシーンとか次回予告を見る限りでは、何やら弟さんが関係している模様で?
しかしそうやって格好付けたりもしたものの、やっぱり天道に対しては、結局は一方的に情報を引き出された挙句にZECTに引き込むことには失敗……。何つーか、善人なだけでは世の中やっていけないっつー典型やね、君(--;


そーいえば、あと今回は、これまでずーっと今一つ印象が薄かった(苦笑)、ZECTメンバーの女性・岬さんの活躍の場がありましたねー……って、活躍とは言っても、拘置所への潜入でしたけどね(^^;
しかも、結局美味しい所は天道に持って行かれたし……。まぁ、これで天道との面通しは出来たので、戦術的には失敗だけど戦略的にはOKだった、ってなカンジの展開ですかねぇ、ハイ。


んでもって、何だか最後はかーなーりご都合主義というか強引な正体バレだった気もしますが(苦笑)、結局は拘置所から連れ出した方が偽者・ワームだったことも判明し、そのまま遊園地でのバトルと相成ったワケですが。
えーと……とりあえず加賀美よ、いくらワームが目の前にいるとはいえ白昼の遊園地で発砲って、お前さんってばホントに後先考えてないなー……。証拠隠滅が云々といった問題もそうだけど、あれだけ人が大勢居る中で発砲って、流れ弾とか出たらどーすんのよ。っつーか、そんな無鉄砲なヘタレに鉄砲を渡しちまう上司・田所さんもどーかと思いますけどねー(--;
まぁ、加賀美いじめはこれくらいでさておきまして。カブトに変身した天道の方はといえば、今回は敵が既に脱皮済みだったこともあってか、意外とあっさりとキャストオフ & そのまま直ぐに高速戦闘へ突入しましたが。
んー……まぁ、ジェットコースターのレールの上と言う、かなり危険な場所でのスタント的アクションってのは、スーツアクターの方におかれましては非常にご苦労様ってカンジなんですが……あのー、周囲の時間が止まるほどの高速戦闘だったはずなのに、ジェットコースターのレールのところにあるチェーン、普通に動いてたんですがー(苦笑)。
折角、壊されたジェットコースターの座席が時間差的に落下してきたり、そこに座っていた男性をメリーゴーラウンドに素早く救助・移動させたりと、そーいう場面作り的な演出等に関してはよく出来ていただけに、このジェットコースターのチェーンに関しても、(まぁロケ地である遊園地側の事情とかも色々とあるんだろうとは思いますが) 出来ればしっかりとやって欲しかったなー、とか思ったり。


で、結局今回も、ラストは後ろ回し蹴りでのライダーキック (カブトではこれがデフォルトになるのかしら?) でワームを倒し、何やら次回は加賀美とその弟との因縁らしきものがストーリーの中心となることを匂わせつつ、次回へ続くだったワケですが。
んー……一応、細かい不満やら何やらはやっぱりあったりはするものの、それでもまぁ、平成ライダーとしては今のところは順調なんじゃないですかねぇ、今回のカブトは。もっとも、これはただ単に一視聴者としての感想なんで、視聴率やら製作サイドやら的にはどーなのか分かりませんが。とりあえず、この雰囲気のままストーリーが進むようならば、当面は視聴 & 感想書きは続行ってカンジですね、ハイ。