随分と遅れてしまいましたが

いつものレビュー以外にも、ちと書くようなことはあったりなかったりするんですが……まぁその辺はとりあえずさておいて、何だか普段の週よりも数時間ほど遅れての更新となってしまいましたが、とりあえず日曜の朝恒例の番組の感想でもー。




交響詩篇エウレカセブン


さてさて、まずは前回のおさらい的な出だしからですが。んー、「グレートウォールの先には未来がある byアドロック」 ですかー。……やっぱりよく分からないッスなぁ、この言葉の指す “未来”ってのが何なのかは(--;
そして、そんな父親の名前に激しく反応しただけでなく、レントンってば更に立て続けに 「父親について知りたいのは普通の人間だったら当たり前」 とか言ってしまったり。
あー……まぁ、普通ではない生まれ方をしているエウレカに対し、こーいう発言を無神経にしてしまうってのは、いくら中学生くらいの年齢でしかないとはいえ、正直レントンってばちと短慮が過ぎないかね? とも思うんですけどね。まぁ恐らくは、「エウレカ = 人型コーラリアン」 なんていうレッテル・区分けに拘らない、もしくはそんな身分(?)の違いってのを忘れてしまうくらい彼女にホレてるからこそ、ついそんな発言も漏れてしまうんでしょうけどね。
それにしても、エウレカのあの微妙な表情は、ただ (自分よりも父親の方に熱心になるレントンに対して) 拗ねているんだか、それとも本気で怒っているのやら。


で、場面は変わりまして。今度は、艦内の売店ホットドッグプレス (正確には雑誌名違いましたけど/苦笑) を座り読みで熟読するレントン。そして、それがヒルダにバレて大慌て、と。やーん、若いってイイわー(苦笑)。
んでもって、そこにヒルダやらマシューやらドギー兄さんやらまで加わっての、年長者からのご指導・ご鞭撻会議へ発展。……あー、何かこーいうのって高校とか大学時代を彷彿とさせますねー。特に、ドギー兄さんの 「できるの?」 発言とか(笑)。んー、まぁ男は突き詰めればオスですから、みたいな?(^^;
更には、如何にも高校に行った先輩が中学の後輩にするが如く、「俺達は味方だ」 とか言いつつ大量のホットドッグプレスのバックナンバーを渡してるしー。っつーか、果たしてあれはエウレカに通用するのか、っつーかそもそもホントに女の子に有効なのか、あの辺の記事は?(--;


そして、そんな艦内の一部のお祭り騒ぎを余所に、「メインやカウンターを超えたメディア・報道が必要」 と一人渋く悩む、ジャーナリストなストナー。……や、すっげぇ真剣なのは分かるんですけどね。でも、それだけ真剣なだけに、どーにもそのギャップが (決してからかう意味ではなく) 楽しいよね、とか。


そしてそして、再びカメラを不真面目組 (や、レントンエウレカ本人は至って真面目なんでしょうけど) に戻しますと。
今度は、 「お父さんって必要なの?」 と、微妙に本人にしか正しくは理解出来ていない質問(汗)を聞いて回るアウレカ & それを受けて、久し振りにエウレカ絡みでマジギレするホランド。……何つーかホランドって、生まれてきたのが女の子だったら、絶対子煩悩と言うか 「嫁には出さん!」 とか言っちゃう人っぽいッスよねー。
っつーか、あれは流石に殴りすぎです、ホランド(汗)。


で、最後はやっぱりシーンが格納庫へと戻り、そして、エウレカの隣りに居る資格が自分には無い、とか言い出しちゃうレントン。んー、まぁちと青臭いことを言うと、居る資格がどうとか居て良いか悪いかなんて、自分ではなく相手が決めることだと思うんですけどねぇ。
……あ、何か自分で書いてて、ちと胸の奥の方に苦い思いというか痛みみたいなものが湧き上がって来たかも(汗)。
ま、まぁそれはさておいて。あー、レントンの親父さんは、エウレカの引き起こしたサマー・オブ・ラブによって行方不明になってんですかー。
そして、何だか父親のことを急に全肯定してしまうレントンエウレカ。って、レントン父がエウレカの父さんでもあるって、何だかエロスーい、っつーかいつ結婚するんですか君らは、みたいな?


……と、色々とすったもんだがありつつも、それでもゲッコーステイトの面々については、まぁ平穏無事というか、Love & Peace ってなカンジに終わったワケですが。
しかしそんな雰囲気とは正に対照的に、デューイに関しては着実に軍内部でのクーデターを進行させてますなー。あと、チラホラと気になる言葉として、「アゲハが報告」 とか 「導いた舟には戻れない程に人が増えすぎていた」 みたいなキーワードも聞こえて来てましたけど。
むー……三賢者も殺害し (って、以前に色仕掛けしといた女性の人は生かしてましたけど)、いよいよ名実共に軍部を制圧したデューイですが、果たして彼の次の一手はどのようなものになるのか。まぁそんなことも考えつつ、とりあえず次回も必見、というコトでー。






仮面ライダー響鬼


さてさて、今回のオープニング前のアバンは、湖で並んで大太鼓の練習に励むヒビキとイブキのシーンからでしたが。
んー……どうせ太鼓の練習をするのであれば、以前にヒビキが響鬼紅に変身する為の修行で使った、あの山寺とか使ってくれると、前々から番組を観てる身としては結構盛り上がったんだけどなー、とも思ったり。もっとも、またあんなロケ場所を使うとなると、それだけで予算とかスケジュールとかが結構イッパイイッパイになってしまうのかも知れないですけどね(汗)。
あと、威吹鬼のピンチにすかさず轟鬼が手を貸してしまったのについては、ちょっとお節介過ぎるかなー、とも思いましたけど、ふと考えてみれば、トドロキは少し前にザンキ兄貴を喪ったばかりですからねー。そりゃあ、いくらヒビキに止められたところで、やっぱり仲間がピンチだったら思わず助けに行かずにはいられない……みたいカンジだったんですかねー?
まぁ、とりあえずはそーいう方向性で脳内補完しておこう、うん(^^;


で、ここで場面は変わって、何だか最近はすっかりもっちーとのパネルシアターにご執心(苦笑)気味な明日夢たちについてですが。
むー、同情云々はともかくとして、「私の人生だから」とか幼い子どもが言っちまうのは、個人的には何かどーにも違和感を感じてしまったり。何ていうか、ちと悟ったキャラすぎ、みたいな? まぁ、所詮こんなのは個人の好みの話ですが(苦笑)。
でも個人的には、ここではこうやって明日夢たちに強がった姿を見せつつも、でも人目が無くなった所では、やっぱり自らの身に降りかかっている不治の病と言う厳しい現実にチラリと涙なんぞも見せたり……なーんて演出があったりすると、より一層明日夢がパネルシアターを選ぼうとしていることへの説得力みたいなものが出て良かったんじゃないかなー、とか思ってみたり。や、まぁ例によって、予算とかロケ時間とか放送枠とかを一切考えてない素人の無責任な発言ですけどね(--;


まぁそんな個人的な好みの話はさておいて。
そーいえば今回は、魔化魍相手に変身もせずに派手に戦った挙句、バチからの炎の剣で魔化魍を撃破するヒビキ (というか細川茂樹氏) なーんて映像も見られましたが。
……や、「鬼になる = 変身するコトではない」 っつーのは、結構前々からのこの番組で語られてきたことなんで、考えとして分からないことでは無いんですけどね。ただ、だからと言って生身で戦うっつーのは、特に桐矢の前でそんな真似をしてしまうというのは、色々と彼の方向性の教育の上でマズかった気がするんですけどねぇ。……まぁ、どーせ次回で最終回だから別にそんなコトはどーでも良いか! みたいな! (ちょっとやさグレてみたり)


そして、ヒビキのそんな姿を観た明日夢は、まぁこの 「鬼になる = 変身するコトではない」 発言との間に何か関係があったのかどうかは今一つ不透明ですけど、正式にヒビキに鬼の修行を休みたいと申し出て。
んー……今より一生懸命になれる道、ですか。や、まぁ言いたいことは分かるんですけど、でもここでヒビキの口から 「自分の道を決められないヤツに何の人助けが出来るんだ」 なんていう発言が出てきたのは、個人的には結構衝撃的でしたねー。
と言うのは、鬼としての戦いが命を懸けるようなものである以上、迷ってては鬼として生きられない、ってのも分かるんですけどねー……。ただ、どーいう道だろうと応援する、みたいなスタンスっぽいヒビキの口からこーいう発言が出るってのは、ちとイメージ違うよーな。
実際、これまでの話の中で、ヒビキやイブキやトドロキといった現役の鬼達だって、それは 「鬼として生きる」 という生き様についての悩みではなかったかも知れないものの、それでも少なからず、自分の人生とか選択とかに迷いを生じさせつつ生きてきたワケですよね?
それなのに、ただ 「迷いながらなら鬼の修行なんてやっても無駄だ」 みたいなコトを言ったり、「迷いが晴れるまでは弟子を一旦休め」 とか言うだけならまだしも、「迷いながらでは人助けなんて無理だ」 なんていう、ある意味今の明日夢を全否定するかのようなレベルのキッツイ発言を、これまで彼を見守る立場であったヒビキがしちゃうってのは……んー、自分的にはやっぱり結構な違和感がありましたねぇ、ハイ。


で、まぁそんな結構意外だった気がするシーンを挟みつつも、今回の後半ではいよいよ、“オロチ” という現象を鎮めに向かったワケですが。
んー、これはその出立前のシーンについてなんですが、トドロキってば、「一緒に温泉」 なんて、モロに死にフラグっぽいですよー?(苦笑) まぁ、ヒビキの 「これからもずっと生きて行く」 発言も、かーなーり死にフラグっぽいですけどー(^^;
あー、あと今回は、ようやく表立ってあの和服への叛乱を示したスーパー童子 & 姫について、あれだけ自我がどうとか引っ張ったのに、結局最後は、特に何かを残すようなこともなく、自分が生まれてきた答えも見付けられぬままの退場となってましたが。……いくら演じてる役者の人は和服の男女役でまだ次回も出番があるとはいえ、どーにも締まらないといか切ない幕切れですねぇ、ハイ(--;


そして、結局は威吹鬼の代わりに響鬼が鎮めの儀式に臨んで……というところで、今回は締めでしたが。さてさて、いよいよこの響鬼も次回で最終回となるワケですが、果たしてこの儀式は無事に終了するのか、そして明日夢はこの先一体どのような道を選ぶことになるのか。っつーか、少なくとも、パネルシアターを選べばもっちーとの付き合いは継続だが、ここで弟子を選んでしまうと男臭い道への突入は確実だぞ、明日夢(苦笑)。
まぁそんなこんなで、結局あの和服の男女は何者なのか、などの数々の疑問も抱えつつ、とりあえず次週の最終回は必見なワケですが……ホントにこれって来週で終わるんですかねぇ?(汗) 何つーか、せめてもうちょっとは今回の話あたりでこういった未消化の伏線は減るものだと期待していたんですが……はてさて、どーなりますやら(--;