とりあえずいつもの感想を

っつーことで、今週も恒例の 「BLOOD+」 の感想をばー。




さて、まずはオープニング前のアバンについてからなんですが。
んー……前回の放送では、「ハジが小夜のシュバリエ (フランス語で騎士の意)」 みたいなセリフがありましたが、それに呼応するかのように、今度は 「ファントムはディーヴァのシュバリエ」 なるセリフが出て来ましたねぇ。
その “ディーヴァ” なる単語が一体何を指しているのか、というか何者なのかについて、未だに作中での説明が無いっつーのは結構ストレスだったりもしますが……共にシュバリエを連れているということからすると、翼手にとっての小夜みたいな存在、とかだったりするんですかねー。まぁ、ほぼ根拠皆無の憶測というか勘繰りですけど(汗)。


で、続いてはオープニング明けのAパートですが。
えーと、まぁ何はさておいても & どんな状況であろうとも (もしくは困難な状況だからこそ) とりあえず食料は食べておこうという姿勢は立派よね、カイ(笑)。パンを加えての移動ということで、あとはこれで、曲がり角で出会い頭に転校生と衝突までやったなら完璧よ、とか。何が完璧なのかは、自分にも分かりませんがっ。


あー、ところで、今回新たに加わった傭兵らしき面々 (どーやら、「赤い盾」 の特務部隊とやらのメンバーだそうで) についてなんですが。むー……何ていうか、デヴィッドたちに比べて、どーにもこーにも言動が過激派っぽいというか、一挙手一投足からして血生臭そうなのにも違和感はあったりするんですが、翼手への攻撃の様子や小夜への言動からすると、もしかして 「赤い盾」 ってのも一枚岩ではなかったりするんですかねぇ。
これは完全に推測ですが、同じ組織の一員ということで、人に害を為す翼手と戦うという大原則の点では思想は一致していても、その目的の為に何をするかが違っている……とか。たとえば、デヴィッドは対翼手の切り札である小夜を仲間にすることを最優先としていたが、特務部隊の面々は、人を翼手化する薬品 “D-67” の製造阻止を目的とし、その為には一般人と銃で戦うこともあった……みたいな? まぁ、これまた根拠無しの推測っつーか妄想ですけどー(苦笑)。


あとは今回は、翼手側 (というかディーヴァ側?) の目立った動きとかとしては、ファントムに扮する理事長とソロモンが1920年からあの姿をしてることが明らかになったり、そのソロモンもまたディーヴァの騎士に過ぎないらしいってコトが明らかになったりしましたが。
んー……とりあえず、そのディーヴァとやらが一体何者なのかが一向に分からないっつーのはそれなりにストレスだったりはしましたけど、それでも、飴玉中毒野郎のアルジャーノが焦ってるのは見てて楽しかったなー、とか(^^;
で、それ以外の着目点としましては……あー、まぁこれは個人の好みとか好き嫌いとかのレベルの話かとは思うんですが、それにしても、どーも個人的には、あの朱色のマントの子ども達が揺れながら妙な歌を歌ってる様子は、かなり不気味というか、文字通り悪夢になって夢に出て来そうな感じでしたねー……。オマケに、体内からサイバイマン……もとい、翼手の幼態? みたいなのが出て来るしー(汗)。
うぅ……自分が好き好んで見ているんだから仕方ないと言えば仕方ない話ではあるんですが、それでも、今夜これでこの子ども達の夢でも見たら嫌やなぁ……(--;


で、そんなこんなの紆余曲折を経て、最後はハジが首ちょんぱした翼手の血を小夜が浴びて、30年前の記憶とやらがフラッシュバック……ってところで、今回は “引き” だったワケですが。
むー、結局今回は、最初から最後までかなり謎だらけの回でしたねぇ。まぁ、色々と推測できるっつーのは、謎解き・パズル系が好きなヲタクとしては確かに嬉しくもあり、でもその反面、どーにももどかしいというか、観ていてヤキモキするものも正直結構あったりして。
決して、ただ派手なアクションを見せればそれだけで良いとか、あるいは、所詮アニメなんだから複雑な謎なんて作らなくてイイ、みたいなことを言うつもりは無いですけど、でもやっぱり、もうちょっと視聴者に優しいというか分かりやすいというか、毎週観ていればすんなり理解出来る謎とか設定ってのがあってもイイんじゃないかなー、とか思ったりもしましたねぇ、今週のような謎だらけの回を観ていると。
とりあえず、次回予告を見る限りでは、どーやら次回は、今回とはうって変わって血生臭いアクション全開ってな内容になるみたいですが……出来ることなら、それに合わせてちったぁ謎の解説なんぞもあると良いのだけど、と淡い期待を込めつつ次回を待ちますかねぇ、っつーコトで。