まぁ比較的どーでもイイ話なんですが

よく刑事ドラマとかで、刑事役の人が怪しい人への聞き込み等を行う際、相手に強く迫る・圧迫感を与えにかかる 「脅し役」 と、それとは逆に、比較的ソフトな物腰で相手に接していく 「宥め役」 ってのがありますよね?
まぁ実際には、この 「宥め役」 の方もまた、一見聞き込みの対象である人物の味方をしているように見せかけつつも、本当は、相手に少しでも安心感を与え気を緩ませることで重要な情報を聞き出す、つまりこの 「宥め役」 こそが本当の質問者だったりすることも少なく無いみたいですけどね。
そして、この 「宥め役」 と 「脅し役」 という区分、及び2人1組となってのこの組み合わせでの対応ってのは、決して刑事の聞き込み等に限った話・対応ではなく、現実の普通のビジネス上での会話でも使われることが多いみたいで。
例えば、「脅し役」 が交渉相手 (お客さんとか取引相手とか) に無理難題的な条件を突きつけるその傍らで、「宥め役」 は懸命に無茶な注文を出された相手に同情したり慰めたりするフリをしつつ、実際にはそんな言動の一方で、その交渉が最終的には少しでも自分達にとって有利な結果に終わるよう、交渉の着地点を探り続ける……みたいな具合ですね。


……などと、何故にこんなトリビアな話を急にし始めたかと言いますと。
なーんかここ最近、年末の忙しさで正社員の人たちがまともに応対が出来ないことがある為か、会社の内外、及び得意先か否かといったものを問わず、派遣社員でしかない自分までもが、色んな人への応対に借り出されたりすることが増えているんですが、どーもその傾向というか雰囲気を見ていると、そこに借り出された自分に与えられてる役割ってのが、前述の刑事ドラマでの聞き込みでいうところの 「宥め役」 の方になることが大半のようでして(汗)。
っつーかねー……まぁ、自分が思っている “自分の性格” ってヤツと、他人が見た “その人の性格” ってヤツは往々にして異なることが多いので、一概に断言は出来ないと思うんですが、それでも、どちらかというと自分の場合、「宥め役」 よりは 「脅し役」 の方が本来の性格的には向いてるような気がするんですよねー(--;
そりゃあまぁ仕事ですから、そういう役割を回す・回されるというのなら、知識とか慣習とかにまだまだ不安は残りますが、それでもその未熟者なりに、精々与えられた役割をこなすだけではあるんですけどね。驕るワケじゃないですけど、たとえ知識不足だろうとなんだろうと、ある程度までなら、「舌先三寸・口八丁手八丁で誤魔化してしまえ」 と開き直っちまう程度には太い神経してますし(苦笑)。
でもやっぱり、自分で考える限りでは、このblogの普段の文章とか発言とかを鑑みても、本当は 「宥め役」 よりも 「脅し役」 向きだと思うんだけどなぁ……。っつーか、その方が演じててストレスとかも少ないし(^^;


……ということで、相変わらず今日もお仕事が色々とあって疲れたなぁ、と。まぁ最終的な結論としては、結局そんなオチだったりして。