先月は一週間ばかり遅れてしまったけど

今月はちゃんと発売日にゲットを! ……ということで、本日は妙に気疲れする職場を出た後は、帰りにガンガンを無事にゲットしてみたり。
そして、仮に誰も書くことを期待していない・読まなかったとしても、相変わらずこのはてなダイアリーにおいてはほぼ絶無(汗)な毎月々々オコノミミの感想を垂れ流しているblogとして、やっぱり今月も感想を書かねばなぁ、などと勝手に思いまして。
っつーコトで、以下今月の 「王様の耳はオコノミミ」 の感想ッスー。




さてさて。先月号では、キイチの白いお好み焼きが破裂するところで終わっていた、今回のオコノミミですが……ううむ、まさかカラーページのある号の時に、敢えて 「真っ黒い」 お好み焼きを持って来るとは。
偶然なのか計算尽くでのことなのかは分かりませんが、もしこれが計算尽くでのコトだとすれば、夏海ケイ先生ってば、ある意味豪快というか度胸ありますなー(笑)。普通ならば、折角のカラーページってコトで、もっと彩り的映える・それこそ食欲をそそるような色を持って来るかと思うんですけどねぇ。まぁ、ミツルの 「カラーページなのに黒かった」 発言に一人で軽くウケましたが(^^;
そして、実際にその真っ黒いお好み焼きを食べてのリアクションに関しては……流石に、モチーフがビッグスワンだからって白鳥になっちまうってのはどうなのよ(苦笑)とも思いましたが、話の流れ・エピソード的には、ただここで美味しいお好み焼きを作って勝利するってだけではなく、前々回のサトイモ (というか皇室献上品の帛乙女) のエピソードが上手く活かされており、ただ単に食後のリアクションが面白いだけの漫画ではない感じになっていて良かったかと思いましたねー。
まぁ敢えて難点を言うのであれば、一応自分なんかは、ここにこうして感想なんぞを書く程度には毎月々々の話をじっくり読んでいるので、ここに来てサトイモが活かされる演出が入っても、驚いたり見事な演出だと感じたりはしても、それを急すぎる展開だと感じたり特別驚いたりはしませんでしたが、でもこの作品はあくまでも月刊誌での連載であるってことを考えるならば、先月の時点で伏線らしきものをしっかりとアピールしておく等、もうちょっと、この作品を軽く読み流す程度に読んでいる読者へのフォローがあっても良かったんじゃないかなー、とか思ってみたり。
もっとも、この辺は個人の好みとか読み方の問題という部分もあるので、一概に “難点” とは言い難いかも知れませんけどね。


まぁそんなこんなで、最後には辛くも勝利を収めたキイチではありますが、一方で、何やら不吉な 「新潟風の限界が見えた」 なる発言なんぞもあったり、次の対戦相手は四天王の一人というプレッシャーもあったりと、何やら予断を許さぬ状態は続くようで。
果たして、新潟風の限界というのは、やはり米がお好み焼きとセット = お好み焼きだけでは勝負が出来ないという弱さとかを指しているのか。そして、京風? らしき次の対戦相手はどのようなお好み焼きを作ってくるのか。いやはや、これは次回も結構楽しみな感じですよ、ハイ。