またまた前回分の感想から

自分的にはたった数時間しか経過していないんですが、まぁ放送されてちまったもんはしゃあめぇ(笑)、ってコトで、早速今週放送の 「BLOOD+」 の感想なんぞをー。




えーと……それこそ、たった数時間ほど前に書いた先週分の感想で 「次回は次の翼手登場 & ボチボチ設定とかも語られだすかしら」 とか偉そうに予想しておいてなんですが……結局、今週は未だ翼手に変身しきらなかったッスね、フォレストとかいう米兵さん(汗)。


まぁ、そんないい加減極まりない素人の予想なんぞはさておいて、以下今週の放送で個人的に見所だと思ったポイントとかについてですがー。
とりあえず、初っ端からストーリーの展開とはあまり関係の無い話で恐縮だけど、ジョージパパンの店で行われた、ジョージとデヴィッドの会話が時計の振り子越しのカメラワークで映される構図ってのは、別に斬新ってワケじゃないかも知れないけど、やっぱり絵的には映えてイイなぁ、とか思ったり。
更にはこれで、振り子で姿を表したり消したりするタイミングとそれぞれの発言のタイミングまでもが完璧だったりしたなら、こういう味のある演出好きの人間としては、もうそれだけでこの30分を費やした価値は十分にあった、とか思たりするんですよねー(^^;


それと、先にも述べた通り、今回はついに (と言っても、まだ放送始まってから未だたったの第3話目なんですけどね) 小夜に関する設定等がぽつぽつと語られ始めたりもしたワケですが。
えーと、小夜の“血(BLOOD)”には、例の化け物 (“翼手”、もしくは米軍風に言うなら“マウス”) を仕留める力があるが、しかしその一方で、無理矢理に彼女を戦わせると暴走し、実際過去のベトナムではその彼女の暴走により途轍もない惨劇までもが起きている……ってコトでイイんですかねぇ、今回明かされた情報を統合する限りでは。
そしてその暴走の後は、どういった経緯で沖縄にまで来た、もしくは運ばれてきたのかは知りませんが、何にせよ冬眠というか長期の睡眠状態となり、そのまま一年前に目覚めるまではずっと沖縄の墓というか遺跡で眠っていた……ってコトのようで。
まぁこの辺については、あの暴走状態の後どうやって沖縄まで来たのよ? とか、そもそも何でそんな墓だか遺跡だかに眠ってたのよ? とか、色々とツッコミ所はあるんですけどねー。ただ個人的には、いくら自分の記憶が一年前からの分しかない & その過去を教えてくれた相手が信頼出来るパパンだからだとは言え、「お前は一年前まで冬眠してたのさー」 っつー話を、ああも大したショックも受けずに受け止めちまうってどーよ、って点に一番引っ掛かってしまったり。
や、そこはまぁ多少の不自然さがあろうとも、ここでそんな小夜の苦悩だけを延々と描いていたのでは話が進まないし……的な事情も分かるんですけどねー。ただ、勿論これが後の何らかの伏線に繋がるならそれはそれで構いやしないとは思うんですが、もしそうではないなら、せめてもうちょっと派手に取り乱すような描写も欲しかったかなー、とか個人的には思ったもので。


あと、他に今回明らかになった情報としては、どーやらデヴィッドは、結局何を目的に活動しているのかはハッキリとは語られなかったものの、とりあえず当面は「翼手」を敵として動いている「赤い盾」なる組織に所属している、ってコトが明かされたりもしましたが。
えーと、今回のラスト方で実現した、デヴィッドと例の剣を持っているハジの様子を見る限りでは、両者共に「翼手」を敵としていることに違いはないものの、どーやらハジと「赤い盾」って組織は無関係、少なくとも、必ずしも協力関係にあるというワケではない、ってカンジなんですかねぇ。
この辺については、小夜の例の二重人格的な性格等も含めて、まだまだ謎、次回以降の展開で明らかになるであろう部分……ってコトなんでしょうねー。まぁその辺も含めて、次回も今回同様に期待したいところですねぇ、ハイ。


……で、ジョージパパンは死んでもーたん? それとも重傷なだけ?