ちょっと追記

視聴後に夕飯を食べたら精神的に随分と落ち着いたので、折角の週に一回しかない美味しいネタを使っての更新なんだし、↑上のようなちと刺々しい文章だけではなく(苦笑)、もうちょっとマシな感想も書いておこうかと思います。




で、まずは前半・Aパートの方ですが……うん、見事に突っ込み所が無いですね、総集編だけに(笑)。まぁ敢えて何か言うことがあるとすれば、まさか本当にここに来て総集編をするとは、マジでスタッフは残りの話数を把握してるのか? ってコトぐらいで。
……何だか、最初は冗談のつもりで言っていた 「真のエンディング・エピローグは 赤マルジャンプ OVAで!」 って可能性もあながち否定できない気もしてくるなぁ、こうなってくると(--;


そして続いての後半・Bパートでは、「アンタらいつの間に & 何処からそんな棺桶に敷き詰められる程の大量の花を用意したねん」 という疑問を交えつつも、ようやく数週間ぶりに登場したドムのパイロット3人 (ただしセリフは無し/苦笑) なんかも加わっての葬儀なんぞが行われたり。
そしてそして。この1年間の放送も終わりが完全に見えた今になって、ようやく議長の口から 「DESTINY PLAN」 が民衆に向けて語られることとなったワケですが……まぁこれは ↑上にも書いたけど、ホントにこの作品って、前フリとか伏線ってヤツを重視しないよなー、とか言ってみたり。


いや、確かにラクスが議長の残したメモを手にして以来、一応の説明はこれまで為されてきていましたけどね。でも、所詮あれはアークエンジェルの面々だけが掴んでいる情報であり、それはつまり、あの世界の人々の大半にとっては“知らない情報”なワケですよね?
それなのに、計画を完全に実行させる・成功させる為には全人類の協力が必要なハズのプランを、国の大臣らといった政治的お偉方や、あるいはこのプランに武力で反対する者を力で捩じ伏せる役割である軍人たちに対し、何らかの根回しをしたような描写も一切無いままに、突然自分だけが出て来て発表してしまうってのは、ちと描写が不足しすぎというか、既にケツに火が点いてしまっているのを視聴者に見せすぎ・悟られすぎですぜ、スタッフの方々(苦笑)。


加えて、結局何が議長をこのプランに固執させてるのかについても、イマイチよく分からないままな気がするし。いや、前作 (無印SEED) のラウ・ル・クルーゼと何やら因縁らしきものがあるってコトは、確かに以前描写されてましたけどね。でも、結局それがこのプランとどう繋がるのかについては、やっぱり説明不十分な気がするんですけどねぇ……。
果たして、この動機やタリア艦長とのより具体的な過去については、残りの僅かな話数で語られることはあるのか。それとも、やっぱりOVAとか外伝作品とかでの補足になってしまうのか。流石にラスボスの動機が不明のままってのは正直萎えるんで、せめて議長の動機だけでもハッキリさせて貰いたいところではあるんだけど……どーなることやら。
まぁ、あまり過剰な期待はせず、のんべんだらりと残りの話は観ると致しますかねぇ。