恒例のコーナー - あくまでやってみる。

ってコトで、それでは今週も、相変わらず私見だらけの(苦笑) 「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」の感想・レビューをば。

ふーむ……とりあえず、今回色んな意味で一番の見所だったのは、やはりユウナ様死亡のシーンでしょうか(笑)。
いやー……。何と言うか、死に様としては、パニックになって安全な場所から逃亡 → 戦闘に巻き込まれて死亡なんてのは、戦争モノとしては最悪・最もえげつない死に様なハズなんだけど……これがユウナ様の手に掛かると、周囲への注意が足りないだけの、何とも間抜けな死亡シーンにも見えてしまうから、あらビックリ。
ってゆーか、確かにパイロットでも何でもないユウナが戦闘に巻き込まれて死亡するというのは、たとえこれまでの行いがどれだけグデグデであったとしても、それなりに可哀想に思える感じが出せるので、そういう意味では、まぁあながち悪い演出では無いとは思うんですが……でもこの死に様って、何気にシンの家族が死んだのと同じ状況なんだよねー。
それだけに、こーゆー死に様をポコポコ量産してしまうと、その分だけシンの持つ悲壮感・悲劇性ってヤツは薄れてしまうように思えるんだけど……スタッフの方々は、その辺を分かった上でやってらっしゃるんでしょうか？　それとも、もう要らない子でしかないシンの家族の死に様なんざ、もはや覚えておく価値も無いってヤツかしら？(苦笑)
あ、ところで、これは比較的どーでも良い話ではあるんですが、ユウナの上に落ちてきたMSなんですけどね。ハイネが乗ったら胴が真っ二つで、アスランが逃亡に使ったら海に撃墜、そしてユウナは押し潰されて死亡って……やっぱりこの作品においてのグフってのは不吉の象徴なのかしら、とか思ってみたり(^^;

で、あとはまた細かいネタばかりなので、今週もサクッと流してみます。

戦闘シーンといえば、そーいえば今回はシンも種割れしてたけど、やっぱり、状況の重さとかに耐えられずパニックになっての破れかぶれな覚醒……ってカンジが否めませんでしたねぇ。結局、このまま “キレるとナイフの代わりに種割れを持ち出す10代” という芸風でシンはいくのかしら。
っつーかアスランよ、今や完全に議長とレイの手の平の上で踊らされているに過ぎないシンに、もはや戦う意義とか明確な理由何てものは無いんだから、そーゆー言葉を掛けてやっても、シンとしてはキレるぐらいしか対応の仕方が無いんだってば(汗)。
あと、まぁ甘っちょろいシンとは違い、海に撃墜したくらいでは死亡確定とは言えないとか思ってたんだろう、とは思うものの、アスラン再登場に対し、レイはもうちょっとは驚いてもイイんじゃないかなー(^^;。
それにしても、ルナマリアってば相変わらず射撃が下手なのねー(苦笑)。まさか、自由自在に動き回るMSのみでなく、ただ大気圏離脱を行うだけのシャトルまで落とせないとは……。ってゆーか、ホントにアンタそれでもザフトの赤服＝エリートなのか？(汗)
あ、ラクスの服装がまた元に戻ってる……って、上着を着ただけでしたか。うーん、何ともお手軽な衣装チェンジだこと。
で、結局ネオはムウってコトでOKなの？　それとも、一度はTVで死亡シーンを流してしまっただけに、それを断言するのはマズイとかって配慮でもあるのかしら。
……でも、これで本当はネオとムウはやっぱり他人で、それなのに彼が自分をムウだと思い込み始めたのは、実はマリュー艦長が夜な夜なネオの枕元で「実は君はムウって男なんだよー」と囁き続けることで、寝たきりだった彼を密かに洗脳していたからだとしたら……マリュー艦長、恐ろしい女っ！(汗)

……と、まぁ今週はこんなカンジで。
そしてラストは、ラクス vs ミーアによる、最初にTVに映っていたはずのカガリを差し置いての電波ジャック合戦で次週に“引き”だったワケですが。
……ってゆーか、ミーアによるあんなあからさまな電波ジャックなんざ、むしろ見るものに違和感を与えて逆効果だと思うんだけどねー。あぁ、しかしそれでも騙されるのがあの世界の人々でしたか、とかちょっと毒を吐いてみたり(汗)。
いずれにせよ、次回はまずはラクスによる演説からスタートのようですが……とりあえずは、現実世界では選挙演説がやかましい(苦笑)この時期に、アニメの中とはいえ、戦争という事態に対してどんな演説が聞けるのか、色んな意味でワクワクしながら来週を待つとしますかねぇ(^^;