そーいえば、数日前のネットのニュースで

古くなった為に既に削除されてしまったのか、記事自体はちと見付けることが出来なかったものの、「今度の総選挙はこれだけblogが流行りだしてから初めての選挙だ」 みたいな記事があったんですけどね。
……しかし、確かに“はてな”のキーワードとかの動向を見ても、確かにここ数日では政治とか選挙絡みのキーワードがよく使われたりしてるみたいですけど、正直な話、誰もが手軽に情報配信できる・できてしまうblogで政治の話をするってのは、色々な面でどーなんでしょーねー……とか思ってみたり。


何故選挙に関する話をするかというコトについては、話題性ということで選挙の話をする人、自分の意見を世に広めたいからそれを載せる人、あるいはそのblogを訪れる人と意見交換をしたいからこそその話を持ち出す人……。恐らく、それこそ千差万別の様々な理由でその話を皆様書いているんだろうとは思うんですけどね。
ただ、これはよくblog初心者の方に向けて言われることですが、確かにblogってのは、簡単に書ける・友人とかにも簡単に見せることが出来る・自分のPC内だけでなくネットにもバックアップが作れる、ということで、一見したところでは、ウェブサイトというよりは、ちょっとだけオープンなカンジの日記程度のもの……という認識を持たれがちではありますが、実際にはこのblogってのは、いくら更新が簡単だろうと何だろうと、ウェブという世界に繋がっている以上は、結局は他の一般的なサイトと同様に、不特定多数の人間に開かれたウェブサイトであることに変わりはないワケで。
それなのに、そのことを意識せず、天上天下唯我独尊に自分の意見やら主張やらを、強い口調や独断で撒き散らしたりなんざしてると、今回の選挙のような、様々な思想を持った人が来やすいテーマを取り上げたりした際には、色々と問題も起きたりし易いんだろうなー……とか思ってしまったりしまして。


まぁ、こんな話は自分がここで書かずとも、ある程度blogに慣れている方は自然と気付いてらっしゃることだろうとは思いますし、あまりにも問題が多発するようであれば、それこそそのこと自体がニュースになったり、blogを提供しているプロバイダやサービス側でも、それなりに対策をするようになるだろうとは思うんですけどね。
結論的には、つまりはあれですよ、政治なんていうデリケートな話題を取り上げる際には、話題の尻馬に乗っただけであっても、また、それを書いた本人自身がノンポリだろうと何だろうと、いつも以上に色々と気を遣うようにした方が良いよね、と。……まぁ、端的に言ってしまえば何てことは無い、ただそれだけの話だったりするんですけどね(苦笑)。