水曜なので恒例のコーナー

と、ゆーワケで。本日も水曜(サンデーの発売日)恒例の、「うえきの法則+」の感想でもー。




とりあえず、今週自分が一番驚いたポイントとしては。
やっぱりあったのか、“限定条件”!(笑)
いやー……。正直、あんまりにも前作の能力バトルと同じな設定に、読んでてつい軽く失笑したりもしましたよ、ええ。でも、確かにこーゆー“弱点”的な要素が無いと、結局は強い能力(一撃必殺とか絶対防御とか)を持った能力者の一人勝ちになってしまうので、必要不可欠な設定だとは思うんですよ。
……それにしても、「能力を使うためにはそれを満たす必要がある」ってのは、あんまりにも前作のまんまっすよ、福地先生ー(^^;


まぁ、そんな野暮なツッコミはこれくらいにして。
今回の話で、一番驚かされたのが“限定条件”の存在だとすれば、一番見所だったのは、やはりハイジがシロを殴り飛ばすシーンでしたねー。
取立人に、これまでの(自分が受けた様々な不条理な扱いの)ツケを一気に返してやる。……うん、単純といえば単純な構図かも知れませんが、何とも筋が通った話で、読んでて実にスッキリしました(笑)。でも、例の動物名による必殺技が無かったのは、やっぱり大きなマイナスポイントですねっ(^^;
個人的には、植木があのモップ & 能力でどのような戦い方をするのか、もうちょっとバトルを見てみたかった気もするけど……まぁ、植木がシロの“限定条件”を見破ったところを見ると、バトルが頭脳戦的な要素を持っているのは前作と同じみたいだし、植木の戦い方・実際に相手にダメージを与えたりする手段については、次回以降に楽しみが持ち越された、とでも思っておくことにしますかねー。


そして、ハイジとの話が一段落した一方で、何やら別の所で不穏な動きが。
まずは、結構強そうな“職能力”を持っていたギンゾーを打ち負かした、クリーニング屋の店主のナガラの方ですが。4人が揃った & 選考会が云々〜、って……うーん、この人も、単なる善意とかミリーに関する恩だけで、植木の味方をしてたワケじゃないっぽいっすなー。
まぁ、まだ情報が少なすぎるので、ナガラの考え・企みについては、現時点ではこれ以上の考察は無理ですが……とりあえず、少年漫画のバトル物のパターンとして、前作に引き続き、またまたバトルロイヤル or トーナメントやリーグ戦によるバトル勃発かなーみたいなー(笑)。
この辺については、まだ“半職能力”しか持っていないハイジの今後の扱い(苦笑)がどうなるのか、彼にも“職能力”覚醒のチャンスが回ってくるのかも含めて、次週の動きに注目ですかねぇ。


そしてそして、植木がこの繁華界にまでやって来た最大の要因であるにも関わらず、ここ数話ほど完全にスルーされていた(苦笑)ウールのキューブを狙う人物たちの動きもチラホラと。
ふーむ。ちと穿った見方ではありますが、やはりこの流れからすれば、ナガラの言う選考会ってヤツとこのウールを狙う人物達の動きってのは、やっぱり関係してくるんでしょうかねー……って、その選考会の内容が分からないんだから、こちらもこれ以上推測のしようが無いんですけどね(苦笑)。
まぁ、ハイジ編はこれで一先ず終わりみたいなので、次週からどういった展開になるのか、時々思いもよらぬハジケた展開を打ち出してくれる福地先生の発想力に期待しつつ、次号を待つとしますかねぇ。