忙しいとか言いつつ、視聴

そして、今週も長々と感想を書くのでした(^^;




交響詩篇エウレカセブン


とりあえず、自分が前回の放送後に懸念した、「レントンの内面ばかり取り上げるカンジなの?」とか、「船の他のスタッフにスポット当てたりしないの?」という問題は、見事に素人の杞憂だったということが分かって、ホッと一安心(^^;
やっぱりBONESのスタッフの皆さんは期待を裏切らないっすね、はっはっは(負け犬的笑)。


まぁそれはさておき。
レントン……確かにパシリ扱いは不憫だとは思うが、初恋の淡い思いを、他人に聞かれるような場所で迂闊に口に出した君が悪い(笑)。そーゆーのは、トイレとか自室で頭を抱えながら呟くか、さもなくばチラシの裏に書き殴るべきである。
ちなみに、書いたのがチラシの裏じゃなくて便箋だからって、そのまま封筒(茶封筒は不可)に入れてハートのシールで封をしてポストに投げ込んじゃダメだぞ★ あとで自分の行動を振り返ったときに鬱になること必死だから!
……って、何を書いてる、自分(苦笑)。


あとは……タルホの買い物に付き合わされるレントンとか、水曜日は特売ってネタとかは、結構リアルな生活感が出てて良かったのでは。買出しに行く前の予算の配分とかも、集団生活してるんだなーってことが良く分かってイイ感じでした。
ところで、今回レントンLFOの操縦がほとんど出来なかったみたいだけど、今後はどーなるのかしら? やはりストーリーが進むに連れて、それなりに操縦技術も上がるんだろうか。でも、普段の操縦ってエウレカに任せっきりのよーな……。
……いつまで経ってもロボット操縦がド下手なままの、ロボットアニメの主人公。うん、新機軸としてはアリかも知れないけど、多分カッコ悪いよね(苦笑)。まぁそのうち上達するんだろう、LFOの操縦も女性との付き合い方も(^^;


それと、ホランドのタルホとエウレカへの気遣いが全体を通じて良いカンジだったかな。
視聴者が見ていて分かりやすい表現を、という意図もあるのか、不器用さ丸出しだったけど、タルホに一度は買っちゃダメといった指輪を自分が先回りしてプレゼントとして用意したり、(奇異な目で見られるのを少しでも避けさせようと)エウレカを買出しに付き合わせるのを止めさせようとしたりと、リーダーとして人の上に立つだけのことはあるよなー、と思わせてくれるエピソードでした。
あと、潰れた指輪でもペンダントにして身に付けちゃうあたり、ホランドとタルホは良いカンジなのかしら。ってゆーか、そーなってくると、ホランドが買った指輪のサイズとかって気になるよねー(笑)。




仮面ライダー響鬼


戸田山変身体こと、轟鬼の活躍も良かったんだけど、個人的に今回の放送で一番見所に思えたのは、ヒビキと明日夢の、弟子とか修行とかを巡る会話のシーンでした。


これは完全に自分の妄想だけど、イブキとアキラという、若い弟子を持った師弟の苦労というのを間近で見て、それは大変な苦労を伴う関係なんだということを両者共に理解しつつも、それでもやはり心の何処かでは、ヒビキも明日夢も(鬼としての)師弟関係を望んでいるのではないでしょうか。
前回のイブキとアキラの太極拳のような修行のシーンといい、今回の戸田山のデビュー戦でヒビキが妙に落ち着かなくなるシーンといい、あれらの描写には、ただ単にヒビキが仲間に対して思いやりを持っているという事実の確認だけではなく、他の師弟関係を見ることで、ヒビキが明日夢との師弟関係を満更でもないと思うようになりつつあるという意味も含まれているように私には見えました。
しかしその一方で、イブキとアキラという、若いアキラの学業関係を始めとする苦労の絶えない関係を間近で見ているだけに、ヒビキも積極的に明日夢を弟子にとは言いにくいし、明日夢明日夢で、そういう気遣いを感じているのかいないのか、修行の大変さやアキラの苦労を思うと、たとえ弟子になりたい気持ちがあったとしても、ヒビキにスカウトされない限りは、自分からは弟子にしてくれとは言い出し辛い……。それが2人の現状といったところではないでしょうか。
今後、ヒビキと明日夢の関係がどうなっていくのかは分からないけど、折角ブラスバンドを続ける決心が付いたのだし、入学早々に入院というハンデはあるものの、明日夢には学校での生活をしっかり味わってほしいものです。勿論その一方で、ヒビキたち鬼との付き合いも続けるってカンジでね。


……って、何だか妙に力の入った文章書いちまったなぁ(^^;
えーと、他の部分を簡単に流すと、ザンキの戸田山への「オレとの2年間をすべて忘れろ」というアドバイスは良いカンジでした。やっぱりこれから戸田山は鬼として独り立ちするんだし、師匠の動きに囚われない自分流のアレンジ・戦い方って大事ですね。あ、これは勿論、基本を忠実に守った上でのことですよ。基本の無いアレンジなんて無いワケだし。
ただ、今回の戦闘シーンは今ひとつだったかなー。ってゆーか、デビュー戦だから描写が派手になるのも分かるんだけど、轟鬼がギターを掻き鳴らして止めを刺すシーン、一瞬どこのビジュアル系ギタリストのPVかと思いましたよ(^^;
まぁ初めての見せ場だし、スタッフも気合が入っているのは分かるけど、折角今回の話全体の雰囲気が“しんみり”ってカンジなんだから、もうちょっと地味というか渋いカンジの演出にしましょーよ。何かあの描写だけ雰囲気のバランスが取れてなくて、個人的にはちと興醒めでした。とりあえず、次回からの通常の演出には期待してますよー。


あと、轟鬼の変身解除については、多分みんながツッコミ入れたと思うんで、ここでは敢えてスルーで!(って結局書いてるし)