そういえば今日は仕事帰りに

ブラっと寄った本屋で、先週末に映画を観てきた 「(現代版の?)時をかける少女」 の漫画なんぞを購入 & 早速一読してみたんですが。


時をかける少女―TOKIKAKE (角川コミックス・エース (KCA162-1))

時をかける少女―TOKIKAKE (角川コミックス・エース (KCA162-1))



んー……まぁ、手放しで誰彼構わずオススメ出来るかと聞かれると正直微妙ではありますが、でもなかなかに面白いカンジの作品ではありましたよ、ハイ。
もっとも、この場合の面白いというのは、既に映画の方を観ているから言えるコトなのかなー、という部分は結構ありましたけどね。何と言うか、所々で少々説明が不足しているというか、動画と静止画や音の有無といった表現の制約上仕方がないとは思うんですが、映画だったらもうちょっと盛り上がりがあったよなー、という場面がやや控え目なカンジの表現になってしまっている箇所なんぞもあったりして……。
やや厳しい言い方をするならば、正直この漫画単品だけで、現代版の時かけを手放しで褒められるかと聞かれれば、自分は “No” と答えざるを得ないかなー、という感じではありました。
まぁその一方で、止まることなく話が進んで行ってしまう映画・映像ではない紙媒体ならではの特権として、(それこそタイムリープのように) 同じシーンを何度も読み返したりして出来る等、漫画というメディアならではの面白さというのも勿論ありましたけどね。もっとも、あくまでもそれは、映画と下地があってこそその魅力を引き出すことが出来る魅力だったよーに個人的には思えたかなー……とか。
もうちょっと簡素な言い方をしてしまうと、映画で気になったりスルーした部分を漫画で確かめたり、あるいは、映画と漫画との差異を楽しむのも一興だよね……みたいな? まぁそんなカンジですかねぇ。


……っつーコトで。とりあえず結論としては、個人的にはこの作品は、映画のパンフのように、映画本編を楽しんでから買う・読むのが良いんじゃないかなー、と思った……というのが感想でした。あ、あと絵柄については、勿論これは個人的な好みの問題とかもあるかとは思うんですが、自分としては映画の雰囲気がそれなりに出ていて良かったかなー、ってカンジでしたッスわ、ハイ。