恒例の感想なんぞをうだうだと

垂れ流しでー。




交響詩篇エウレカセブン


えーと、まずは今回のゲストであるウィルとかいう旦那についてなんですが。……ぶっちゃけたコトを言ってしまうと、確かに奥さんのマーサを思う気持ちは立派かも知れないけど、それでもやっぱり傍から見てると明らかに狂人だよなー……。それも、妙に理性が残ってるから余計に性質が悪い、みたいなね。


それと、あの地面に打ち込まれていた妙に巨大な釘だか杖だかなんですが。えーと、パイルバンカーで安定している、でしたっけ? ってことは、あれって人工的に地面に打ち込まれたものなんでしょうか。でもそれにしては、ウィルの旦那の元の家らしきものを無残に貫いていたしなぁ……。それとも、あの破壊行為はそれ以上の何かを防ぐため、とかだったんでしょうか。
それにしても、確か前々回辺りにレントンとチャールズを引き合わせたのも地震だか地面の隆起だかだったし、この土地って非常に不安定なんですかねぇ。とりあえず、トラパーに関しては恐らくもっと大きな伏線とかがあるだろうから簡単には明らかに出来ないでしょうけど、少なくともこの地震とか地殻変動とかに関しては、ここ最近富に扱ってるネタなんだし、せめてもうちょっと何らかの説明が欲しいよなぁ……とか思ってしまったり。


あぁ、あと今回は、ホランドの回想シーンで、ホランドとチャールズたちの過去なんぞが微妙に明らかにされたりもしましたが。
んー、やっぱりホランドと彼らは軍人時代の仲間・同胞だったようで。しかもその回想が、「サーストンが呼んでるぜ」 というセリフと共にチャールズに銃を突きつけられるシーンで終わっているところを見ると、2人が道を違えた背景には、やっぱりエウレカとかレントンの親父さんとかが絡んでいるっぽいですねぇ。
それぞれの道を選んだ2人が、それぞれを信念を抱いて激突する……うーん、燃える設定ですねー。これで、片一方がヘタレ艦長では無かったらもっと燃えるのだけど(苦笑)。ホランド、チャールズとの対決までには第二次性徴期を完全に終えておけよー。


それとあとは……そう言えば、絶望病って突発性な病気なのかしら。今回の話を見てる限りでは、前々から何らかの兆候 (人生に疲れるとか、コンパクドライブを見つめる癖があるとか) はあったにしても、実際に病気に陥るのはホントに突発的なモノ、ってカンジがしたんですが……はてさて、この辺もまた謎ですな。
それにしても、「世界の終わりが来ようとも一緒に居ようと思える人」 ですかー。確かパイロンとかいう昔の詩人の言葉に、「きみのためにたとえ世界を失うことがあろうとも、世界のためにきみを失いたくない」 なる言葉があったとか無かったとか……ふとそんなことを思い出しましたねぇ、ハイ。


まぁそんな寄り道はこの辺に致しまして。
ストーリーの展開としましては、何やら州軍が配置について狐を追い込む、とか言ってましたが……これってやっぱり月光号を追い込むってことッスよねー。いやはや……もしかして、主人公(レントン)抜きで物語が進むのって最近の流行りなんでしょーか?(例:種死
今回は極端に派手な戦闘シーンとかは無く、比較的まったりとした展開だったようにも思えますが、まぁ1年間も続く番組なんだし、たまにはこういった、まったりとしつつ不思議さ・ファンタジーさ全開な回があっても良いよね、ってカンジでしたねー。……どーせ次回以降は、また色々と血生臭くなりそうだし。
……ところで、次回予告にあった次回のサブタイトルなんですが、「モーニング・グローリー(朝顔)」と聞いて、つい反射的にブギーポップとかビートのディシプリンとかを思い出した自分は上遠野氏の小説の読みすぎでしょーか(汗)。




仮面ライダー響鬼


んー……ちと辛口な物言いになってしまうかも知れませんが、とりあえず今回の話の全体の感想・総論としましては、「まぁ前回よりは観れた」ってカンジでしたでしょうか、個人的には。
とは言っても、前回の話の続きということで、相変わらずトドロキは分かり易すぎる程にボケキャラだったし、それに加えて今回はザンキ兄貴まで変なキャラになってしまってたようには思うんですけどね……。それでも、前回に比べれば無駄にコント風味なシーンは随分と減っていたし、うどんで仲直りなんていうのも、ある意味トドロキと日菜佳らしいっちゃあらしいカンジだったように思えましたので。


……それにしても、まぁヒビキさんはただ単に鈍いだけにしても、トドロキといいイブキといい、みんな揃って私情を仕事に持ち込みすぎやろー(苦笑)。っつーか、一応は鬼というのは職業 = みんな立派な社会人なんだから、ある程度は割り切って鬼の活動には励んで欲しいものですねぇ。社会人たるもの、私情で仕事が疎かになるなんざ愚の骨頂である! とか言ってみたり。
もっとも、ヒビキさんレベルに恋愛とかに無神経・無頓着なのもアレだけどさ(苦笑)。


あと今回は、ようやくアームド響鬼が“音撃”で魔化魍を倒す場面が見られましたが……えーと、公式サイトによると、技の名前は 『鬼神覚声(きしんかくせい)』 ですか。
んー……まぁ、これはテロップだらけの最近の番組に慣れ過ぎた弊害なのかも知れませんが、それでもこういう独特な漢字を使う必殺技ってのは、せめて初お披露目の時だけでも、従来の黒地に白抜きで字が書かれた画面を入れて欲しいなぁ……とか思ってしまったり。
やっぱりああいうのがあると、漢字とかを多く盛り込んだ響鬼独特の世界観みたいのが出る・伝わるというか、これまで築かれてきた“響鬼らしさ”みたいなのが伝わる気がするんですよねぇ。……まぁこんなコトに拘るのは、微妙に漢字に弱い自分だけかも知れませんけどねー(苦笑)。


あぁ、あと“音撃”繋がりで言えば、今回の音撃鼓のシーンはなかなかに迫力があったように思えましたねー。純粋に映像として見るならば、あぁいった周りに余計なものが無い所で人物だけが活動する、みたいな絵柄は結構好きなんですよ、個人的には。迫力もかなりあったように思いましたし。
ただその反面、全体的に響鬼の強さが強調されればされるほど、威吹鬼轟鬼がどんどん前座・日常パートだけでしか活躍できないキャラになりつつある気がするなぁ……。まぁスポンサーのことを考えれば、当然主人公である響鬼の活躍の場を増やし、そのおもちゃの売り上げを伸ばす必要がある、ってのは分かるんですけどね……。
それでもやっぱり、そういった売り上げを普段は意識しないようなファンとしては、折角同じ鬼・仲間である以上は、出来ることなら威吹鬼轟鬼にも、鬼としての活躍の場・見せ場ってヤツを与えてやってほしいなぁ……とか思ったり。まぁこの辺は、色々と大人の諸事情が複雑に絡んだりしてしまうとなかなか難しいところなんだろう、とは思うんですけどね……。


……と、何だか今回は心底無駄な話が多くなってしまいましたが。えーと、まぁそんなこんなで。やはり総論としては、「やっぱり違和感は残るものの、それでも前回よりは随分とマシに観れた」 ってカンジでしたよ、今回の響鬼は。
っつーか、今回マシに見えたというのは、いくら“光り物”とはいえ、それで鰹を取り出すっていう前回のボケがあまりにも酷すぎただけ、って気もしますけどね……。それも、そのネタだって二話にも亘ってやるようなネタか、って気がするし。
あと、まぁこれまでにも似たようなテーマ・雰囲気がスパイスで入っていた回はありましたけど、それでも前回と今回の話はあまりにもベタだった & あまりにもそのテーマのみが前面に押し出されていたってコトで、“恋愛”がメインの話については、正直もう食傷気味を通り越して“お腹一杯・胸焼け気味”な気がするので、しばらくは控えてくれると嬉しいですねー(苦笑)。


……それにしても、やっぱり自分の中では、新体制になってからの響鬼の評価はどうにも安定しないなぁ。布施明氏が出て来た先日の前後編に関しては、比較的高い評価で見れた気はするんだけど、その一方で、桐矢初登場の回とか前回に関しては、自分としてはかなり低い評価しか出来ない気がするし……。
あぁ、そうか。あるいはこれは、自分が新キャラクターの桐矢を嫌いだからなのかも知れないッスわ。っつーか、まぁ次回への引きだってのは分かるんだけど、それでも今回も最後にアキラをストーキングする桐矢を見た瞬間、何か微妙に萎えるものがあったし(苦笑)。