あと、本繋がりってコトで

既に他のクラブ員様が読了されているので、自分は読了の報告はしなくてもイイかなー、とも思うんですが……まぁ、予備要員とはいえ、一応は割り振られていたってコトで。
夏の100冊企画で最後に割り振られていた一冊、チェ・ゲバラ氏の 「ゲバラ日記」 を読了したことを、ここにご報告させて頂きます。いやー、ホントにギリギリでの読了でしたよ。っつーか、昨日の日記の宣言通り、読了したのはマジで仕事帰りの電車の中という始末で(汗)。ゲバラ日記 (角川文庫)


あと、本当はこのクラブとしての読書・読了時のMYルールとしては、“ただ読むだけでなく、感想や書評を書き上げることで、ようやく読了とみなす” ってのがあるんですが、今回は書評まで書いてる時間的余裕が無いってコトで、とりあえずは読了の報告だけとさせて頂きます m(_ _;)m
一応、今週末あたりに時間が取れたなら、いつもの書評も追加で書くつもりではあるんですけどね。それでも、端的に一先ずの感想を述べるのであれば、政治的な思想に基づいてのゲリラ活動という、ややもすれば自分達の理想や思想、あるいは戦場の狂気や酷い現実という“毒”に中てられてしまいそうな中、そこはやはり元医師という経歴が彼をそうさせるのか、そうした常人であればとても日記など書いていられない状況下において、自分達の周りで起きた様々な事変をあくまでも淡々と記録する様は、正にゲバラ氏の冷静な革命指導家としての一端を覗かせている作品・日記であると言えますね。
ただその一方で、あくまでもこれは“作品”では無く“日記”なのだから仕方が無いのですが、登場人物が多い割には、彼らの特徴や詳細が日記だけではかなり分かり辛い等、正直ゲバラ氏の経歴や活動の詳細を知らない人間にとっては、かなりハードルが高い読み物であるように思えるのも事実だったり。


まぁその辺も含めて、後日の書評ではもうちょっと詳しい感想を書く予定ですが、一先ずはこの辺でー。