すっかり遅くなってしまいましたが

ようやく時間が取れた & 仕事と酒で落ち込んでいたテンションも人並みには戻ったというコトで。
まぁ、多分いないだろうけど(苦笑)、心待ちにして下さっていた方には大変長らくのお待たせとなってしまいましたが、今夜の更新では、一週間前に行われたJGCで私が参加させて頂いた & GMを務めさせて頂いた卓のプレイリポートなんぞを書いてみたいと思いまっす。




さてさて。それでは、まずは二日目 (日帰り参加の自分にとっては“一日目”だけどね/苦笑) の土曜日のリポートから。
既に先週末の日記でもチラリと触れましたが、この日は運良く抽選が当たったということで、YSコン①で河嶋陶一朗先生にGMの 「迷宮キングダム」 に参加させて頂きました。


えーと……実のところ、GMではなく1プレイヤーに過ぎない自分が、河嶋先生自らがマスタリングをしてくださったセッションについて、どの程度のプレイリポートを書いてしまって良いものなのか、正直ちと迷う部分はあるのですが……。
まぁ、ネタバレとかは一切避けつつ、ごく簡単にリポートさせて頂きますと。
今回、自分たち 「人類夜の谷」 王国の面々は、一人の国民の魂を救うべく、国王のブ王・騎士のオルガノ・忍者のジョーカー・従者のカノン・神官のスピーチカという5人でパーティを組み、モンスター蠢くとあるダンジョンへと潜ることになったワケなのですが……。


自分は 「まよキン」 初体験だったので、はっきりとしたことは言えないんですが、恐らくダンジョンそのものはそれほど複雑だったり攻略が難しいものだったりしたワケでは無いと思うんですが……それより何より、とにかくファンブルに泣かされたセッションでした!(笑)
ダンジョンに潜って直ぐにブ王とカノンが呪われてしまったというコトも少なからず影響しているとは思うのですが、それにしてもとにかくファンブル連発ってカンジのセッションで。ほとんどダイスのブーストには使ってないにも関わらず、気が付いたらいつの間にやら国民からの指示(チット)がヤバい状態にまで追い込まれてましたからねぇ、ええ(--;
それでもまぁ、最後の戦闘ではギリギリでのダイス運 (悪運?) にも恵まれ、どうにかこうにか一人の死者も出すことなく、かつ、国に被害を出すことも無くダンジョンから帰還できたのだから、ある意味冒険としては大成功を収めたと言えるのではないでしょうか……と、さり気なく自画自賛してみたり。
時間のやりくりが上手くいっていれば、もう1つ別のややトリッキーなシナリオもやれたかも……とのコトで、その点については正直残念というか惜しかった気もしますが……それでもまぁ、非常に楽しくプレイ出来たというだけでも、十分至福ってカンジでしたよ、ハイ。




そして、翌日の3日目・最終日は、自分の中で 「どーしてもサタスペがやりたいんじゃーっ!」 熱が発生したことにより、フリープレイ卓でサタスペGMをさせて頂きました。サタスペREmix+
……ただ、いくらプレイ開始から閉会式まで結構な時間があったとはいえ、流石にあの時間でシナリオ2本はやはり結構無理がありましたねぇ、とか今になって結構マジに反省してみたり(--;


まぁ、そんなGMのグチはさておいて。
今回シナリオに参加して頂いた亜侠たち、その名も チーム「赤色トロピカル愚連隊」 の面々は以下の通り。


○秋月 由希
 17歳・女性。表の顔は女子高生で、教養・生活型のリーダー。
 自称“姫”(PLの方スミマセン、自分は元ネタが分からなかったッス/汗)。
 金にがめつい面はあるが、どーにも腰が重い他の面々を積極的に引っ張って
 動いていたあたりは、間違いなくリーダーっぽかったかと。
 ちなみに戦闘ではオオサカキャノン愛用。
○小野 覇道
 27歳・男性。表の顔は坊主で、犯罪・戦闘型の道化師。
 表の顔こそ坊主だが、その実、ピアスやら何やらを大量に付けている上に、
 一番高い能力値は犯罪という、正に絵に描いたような破戒僧。通称“和尚”。
 1シナリオ目の報酬でさり気なくAK-47を購入するなど、かなりGM泣かせなPC。
 一番泣いていたのは、多発する彼のファンブルに巻き込まれた他のPC達だが。
○チュン=トリシラ
 19歳・男性。表の顔はブローカーで、戦闘・生活型の荒事屋。
 19歳にして、人間の内臓などを扱うブローカーを務め上げるという、
 何とも商才豊かというか、かなりのヤバさを持つ未成年亜侠。
 戦闘においてはトカレフを愛用し、多発する必殺でボス級のNPCを片っ端から
 捩じ伏せるという、正に王道的な戦闘亜侠っぷりを披露(涙)。
 ……まぁ、こっちも一度地獄まで叩き落してやりましたけど。
○ブリジット=王
 27歳・女性。表の顔はコールガールで、恋愛・犯罪型の専門家。
 威勢のいい啖呵を飛ばすなど、どこか“スケバン”を彷彿とさせる女性亜侠。
 1本目のシナリオではナンパ男をあっさりとしりぞけ、更に2本目では口八丁で
 上手に場の流れを有利な方に誘導する等、実は何気に知能派だったりもする。


……しかし、こうして改めて見てみると、実に若いチームだったんですねぇ、この面子って。というか、何だって皆そんなに若い身空で亜侠なんぞという生き方を選んでしまったのやら(苦笑)。


まぁ、そんな話はさておきまして。既に軽く前述した通り、今回のセッションでは、ちと後半はキツキツになりながらも、どうにかこうにかシナリオ2本をやらせて頂きました。
で、まず一本目には、以前にこのblogにもプロットというか原案みたいなものは載せていたのですが、つい先日まで世間様を色々と騒がせた男・ピアノマンをモチーフにした自作シナリオ、「Tell me テルミン」 をプレイ。
要は、記憶喪失なピアノの達人ならぬ、記憶喪失なテルミンの達人(苦笑)な青年の素性を探るというシナリオなんですが、ただ事件を調査 & 戦闘で終了、というだけでは味気ないというコトで、一応シナリオ途中のイベント等によって、彼の素性が変化するというオマケもつけておりまして。
ただ今回は、このオマケが悪い方に転んだらしく、雑魚との戦闘イベントでチュンが三下のサタスペで必殺されるという不測の事態が発生(汗)。
まぁサタスペだし……ということで、本当はそのまま死亡というのもアリかとも思ったんですけどねー。ただ、今回は改めてキャラメイクしているだけの時間も無かったということで、事前に考えてあった救済策を適用して復活 & そのままプレイ続行とさせて頂きましたが。
他にも、各種のイベントにより、ブリジットのスケバンっぷり(失礼)が発揮されたり、姫と和尚がいずれも酒に弱い (っつーか片方は未成年だし/汗) ことが発覚したりと、色々と紆余曲折あったりしたものの、どーにか最終的には、実はテルミンマンは、ロシアンマフィアであるコンビナートの某幹部(♂)の下から逃げ出した幹部の愛人であることが判明……って、折りしも現実と似たような正体でしたな、コレ(汗)。
そして、そんな彼を殺そうとするコンビナートの刺客と戦闘がラストバトルとなったワケですが……。それなりにPCたちの戦力は高めということで、一応こちらも 「サタスペ食べ放題」 の敵キャラのデータをいじくり、それなりに強いボスを準備しておいたつもりだったんですがね。
……見事にやられちまいましたよ、チュンのトカレフでの必殺で!(涙)
いやはや、こちらも流石に即死だけは免れようと、それなりに色々と準備もしていたんですけどねぇ。それでもやはり、サタスペにおける必殺は正に必殺なようで(--;




こうして無事にテルミンマンの正体を突き止め、そして密かに彼を亡き者にしようとする動きを阻止することにも成功した 「赤色トロピカル愚連隊」 の面々。
で、報酬をゲットして簡易なスピークイージーをやった後は、結構時間も押していたというコトで、そのまま2本目のシナリオに移らせて頂いたワケなんですが……スミマセン、どーもこの2本目のシナリオについては、こちらも自作のシナリオではあったんですが、随所において色々と練り込みが足らなかった部分が多かったみたいでして(--;
お陰で、時間が押していたにも関わらず、何処を切って何処をしっかりプレイするかの判断があまり上手に出来ず、プレイヤーの皆様には物足りなさを感じさせるような結果となってしまったように思いました。この辺、もうちょっと頑張らんとアカンなぁ……。
まぁそんなこんなで、こちらについては、あまり詳しいリポートというのは書けないのですが、それでもとりあえずプレイ中の要点だけ抜き出すと、大体こんなカンジでした。

  • 調査の段階においては、時間が押していることもあり、1本目のシナリオとは異なり、積極的にイベントを狙っていく 「赤色トロピカル愚連隊」 の面々。その結果、多量の情報ディレクトリをゲットするも、姫のクトゥルフ神話技能が合計15%にまで上昇するという事態に(笑)。
  • そして、同じくイベントを狙うも、道化師な上にピンゾロを連発し、サイコロを振る度に周囲 (というか、主に一緒に行動していたチュン/苦笑) に迷惑を掛けるという事態に陥る和尚。それでも致命的な結果を振らない辺りは、ある意味流石というか悪運強いというか(^^;
  • そんな2人を尻目に、勿論情報収集でも活躍はしたものの、それ以上に、NPCとの交渉において抜群の交渉術を見せるブリジット。いやー、聞いてて思わず唸ってしまうような交渉の進め方 & 閃きでしたよ、いやマジで。
  • また最後の戦闘においては、最終的な止めこそ和尚のAK-47フルオートに奪われてしまったものの、事実上の致命傷を敵に与えたチュン。うーむ、これはトカレフが恐ろしいと考えるべきか、それともチュン (のPL) の出目を恐れるべきなのか(汗)。



……と、以上かなり細部を省略してのプレイリポートとなってしまいましたが、この日のセッションは大体こんなカンジでした。本当は、この日のセッションについてはもうちょっと個人的に反省とかもあるんですが……まぁあんまり長々と書いてもあれなんで、その辺はまた別の機会にでも追記させて頂こうかと思います。


何にせよ、久しぶりのTRPGサタスペということで、細かいルールに不備がある等、色々とスムーズではない進行をしてしまったかと思いますが、もしプレーヤーの皆様が少しでも楽しんで頂けたのであれば、これぞ正にGM冥利に尽きるというもので。
今後は、更により良いセッションを目指し、また色々と頑張りたいと思いますので、今回のプレイに参加して下さった方もそうでない方も、もし何処かで卓を囲む機会があった時には、何とぞよろしくお願い致します……というコトで、以上、自分なりの今回のJGCのプレイリポートでしたっ! お疲れっ!!(^^;