今週の 「うえきの法則プラス」 感想

どーやら先日より、無事に「うえきの法則プラス」が (無印の“うえき〜”としてではなく) 正式なキーワードとして登録された模様ですが、そんな喜びを胸に抱きつつ、ぶっちゃけ疲れてるので(苦笑)サクっと今週の感想に行きたいと思います。


さぁ、今週は巻頭カラーで掲載のうえきですが……って、誰やねんこの黒服3人組は!(笑) いや、敵役とは言え新キャラだからってことでカラーで登場……ってのも分からない話じゃないですけどね。でも、来月には単行本も出る & 無印の方のアニメもなかなか好調ってコトで、今は一応の盛り上がりを見せるべき時期なんですから、普通ココは、うえきとかソラとかミリーとかが真っ先に出るべきだと思うんだけどなぁ。
……って、そんなありきたりな予想を裏切ってくれるってのも、福地先生ならではの持ち味だったりするんでしょうけど(^^;


まぁ、カラーでの顔見せが済んだ敵役3人についてはこれくらいでさておいて、今週の本編についてですが。
んー……とりあえず、選考会への参加を前に、植木が根性・気合を入れ直すシーンは、どちらかと言えば平凡・使い古された手法とも言えるかも知れませんが、少年漫画の王道を走るようなこの作品においては、なかなか印象的というか効果的だったのでは無いでしょうか。
ただ、いきなり気合入れってのも、ちょっと唐突すぎるような気もしましたけどね。とは言っても、週刊誌的には一週間だったものの、作品世界的には、先週のソラが活躍の回と今週との間には一ヶ月のブランクがある & (大半はナガラの店でのバイトだったみたいだけど) その間に仲間との修行にも励んだということを考えれば、否が応にも気合だって入るのかも知れませんが。
……でも、あれだけ人が集まってるところでそーゆー目立つ行為をするってのは、ライバルたちに目を付けられたりして、かーなーり危険な行為だと思いまっす(^^;


そして、植木がメガサイトを目指す理由というか、この作品のキーとなる存在であるウールについてですが……って、久しぶりにマトモにコマに登場したと思ったら、いきなり迷子かいなっ!(笑)
あーぁ、最初に登場した頃の、ニヒルにタバコをふかす渋さは何処へ行ったのやら……。あの犬 (未だに私の中ではヤツは犬扱い) とは思えない渋さ、好きだったんだけどなぁ……。
姿が見えないのに気付き、慌ててウールを探しに走る植木たちですが……いや、細っこい管を覗き込む植木とか、何の脈絡も無く笛を吹き出すナガラとかも十分変だけどさぁ……ってゆーかソラよ、お前は結局頭が良いのか悪いのか!? 先週の発想力は確かなものだったが、いくら何でもウールはそんな大男になりませんからっ!(--;
うーむ、もしかしたら福地先生自身がまだキャラを掴めてない・固めてないのかも知れないけど、どーにも不思議系 (+ハラペコ属性) ですねぇ、ソラは。


しかし、そんな必死の(?)捜索も空しく、ウールを発見できぬまま選考会がスタート……って、ウールってば何か捕まってるし! そして、何だか妙に目付きが悪く軽薄な新区長の独断により、その重要性を知ってか知らずか、ウール争奪戦ということで幕を開けた選考会。
とりあえず、参加者多数ではあるものの、まぁ大量の足切りを最初にブチかましておけば、あとは参加者の人数は適宜調整できるだろうってコトで(苦笑)、一気に多くの脱落者も出た模様ですが。……というか、果たして先代が死んでから選考会が行われるまでに、どれだけのタイムラグがあったのか知らんが、この床が開くってギミックはいつ造ったのよ(汗)。
もし、先代が死ぬ前から、選考会の会場がココだと決められていた & ギミックを造られていたとすれば……この区画の区長一族は、みんなこんな変な性格というコトかっ!?(妄想しすぎ)
何はともあれ、ウール争奪戦ということで幕を開けた選考会。果たしてこの新区長がどんなルールで今後の選考会を進めるつもりなのか、その辺りは次号必見ってカンジっぽいですね。