先週も観た & 書いたので

昨日と同じく、今日も特に予定は無かったんだけど、何となく早く目が覚めて観ることが出来たので、先週に引き続き、『交響詩篇エウレカセブン』と『仮面ライダー響鬼』の感想でも。




▼『交響詩篇エウレカセブン


うーん、何か前回に比べるとイマイチな気がする……。
ってゆーか、他のサイトでも言われたりしてることだけど、改めて考えてみると、確かに視聴者に公開されている情報の量があまりにも少ないよねー。ネットで情報を集めたり公式サイトを見たりすれば、推測・推理も含めて、ある程度までは作中での事態の状況ってのを把握できるけど……逆に言えば、そーいう情報収集を視聴者に求める姿勢ってのはどーなんでしょ?(--;
個人的には、ネットで番組の情報を集めるってのは、あくまでもその作品をより詳しく知りたい人の行動であって、それをやらないとなかなか作品を楽しめないっていうのは、ちと不親切過ぎるな気がするんだよね。


まぁ、それはさておき。
エウレカにモテようと、今は無き「ホットドッグ・プレス」系の雑誌を読むレントンというのは、同じ男としてどーにも苦笑いが出てしまいますなー(苦笑)。だが少年よ、そーゆー雑誌の情報は得てして当てにならないから注意が必要だぞ!
ところで、これは私の見方が悪いのかも知れないけど、何だか月光号の大きさってのが今ひとつピンと来ないんだけど……。ニルヴァーシュとかいうあのロボットとかを格納出来るんだから、規模としてはかなりのものなんだよね? うーん……何か微妙……。単に、軍の空中空母(?)が大きすぎて、サイズ比が分からなくなってるだけなんだろうか。
自分がガンダムとかのノリに毒され過ぎてるだけなのかも知れないけど、月光号自体も武装は持ってるみたいだし、どーせだったら、LFOや他の空中戦艦と戦うシーンってのもそのうち見てみたいっすなー。そうすれば、月光号の面々の活躍ぶりってのも見られるし、月光号の持つ役割みたいなものも理解できるかなー、とか思うんで。


それと、今回ちと気になった点として、エウレカのキャラ立ちってのがあるかな。
もしかしたら、スタッフ側としてはそれを狙ってるのかも知れないけど、色素が薄くて不思議ちゃん系の性格って、どう見ても綾波レイ系なんですけど(汗)。“複雑な過去を持つ”みたいな設定を示す上では、不思議ちゃんな性格ってのは非常に分かりやすくて便利だけど、逆に言えばそれは、典型的で非常に薄っぺらいキャラに陥ってしまう危険性のある諸刃の剣でもあるワケで。
せっかく主人公のレントンが、「ボーイ・ミーツ・ガールっていうか、主導権は向こうだからガール・ミーツ・ボーイ? ってゆーか、彼女に付いて行けば、この思春期特有の自分の将来への不安ってヤツも解消できそうだし、彼女ってば可愛いし、もう万事OKみたいなー」……という分かりやすい性格をしてるワケだし、対比させてるのかも知れないけど、あんまりエウレカのキャラ立ちをそっちに持って行かない方がイイと思うんだけどなー。
正直な話、「一部の年上の男とメカにしか心を開かず、それでいて同年代の男の子から妙に好かれる不思議ちゃん」や、「暴走するロボットと、その暴走の記憶を無くしてしまう操縦者の男の子」なんてのは、もうお腹一杯過ぎです(苦笑)。
でも、軍とゲッコーステイトの対立の理由とかは気になるし、BONESによる絵もキレイなんで、まだ見切るには惜しい気がするのも事実。一応、もうしばらく視聴続行かなー。




▼『仮面ライダー響鬼
こちらも、アクションシーンについては今回はちと物足りなかったかも。
前回の放送が良かっただけに、私が華麗なアクションってやつを求めすぎていたのかも知れないけど、前回の威吹鬼vs乱れ童子でのアクションに比べると今回は、童子&姫vs乱れ童子も、響鬼威吹鬼vs乱れ童子も、どこか今ひとつってカンジだった気が……。もうちょっと派手に動いてくれると、個人的には嬉しかったかなー。


とはいえ、あきらがディスクアニマルを使ってピンチを切り抜ける場面とか、響鬼が乱れ童子を後ろから羽交い絞めにして威吹鬼に撃たせるシーンとかは、絵的にはありきたりかも知れないけど、やっぱり見てて普通に面白かったっすねー。CGによる巨大な敵もイイけど、この番組は仮面ライダーであって戦隊ヒーローモノでは無いんから、こーいう等身大のアクションもたまには無いと。
またストーリーとか伏線についても、おやっさんの台詞で、乱れ童子は敵の強化実験体らしい = 更に強い敵が今後出て来る? ということを匂わしたり、マントに杖という謎の人物が童子&姫を呼び出して(作り出して?)いる様子を演出することで、マントの人物が敵の幹部やボスのような存在らしいということを明らかにするなど、今後の展開を程好く思わせぶりにしつつも、これまでの平成ライダーが陥りがちだった、作成サイドや一部のマニアにしか分からないような伏線にはならないようにしていて、非常に良いカンジです。


そして次回は、新しい鬼(ライダー)が一気に2人も登場! ……といっても、片方は…<ネタバレにつき自粛>…のようですが。今後しばらくの間、大河ドラマの関係なのか、ヒビキ役の細川茂樹氏の出番が減るらしいので、その分新しい鬼の活躍に期待したいっすねー。
あと、頑張って早く屁を出せ、明日夢(笑)。